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医療制度 1 [法律・制度]

ある地方では保険請求の電算化を決めたそうです。これにはメリットもあるでしょう。でも大きな問題があるそうです。

今、世間では歳出削減が叫ばれています。死人だしてでも削減迫られるほどの大変な状態らしいです。

大病院など資金力・人材のあるところはすでにある程度下地があったり、なくてもそれをやる能力がなんとかあるかもしれません。深刻なのが地域の開業医です。地方格差・医師不足が問題となり、かかりつけ医推奨するなかこれに逆行しかねないものだそうです。

システム導入に200万・少なくとも100万はかかるそうです。開業医=お金持ちではありません。確かにもうけてるところもありますが、そうでない所も多いそうです。地域に根ざした患者一人一人をちゃんと見てくれる開業医もあります。一日の患者の数少ないけど、時間取ってくれる・往診してくれる開業医がいます。とてもこの初期投資ができないという開業医もいるんです。

また人材の問題があります。スタッフがだれもできない場合あらたに一人やとうことはできません。誰も学習できないとその医院はもう開業できなくなります。歳出削減でなく、歳出増やす・あらたに支出を増やす負担強いる政策なんです。

今、地域力再生が言われています。ここにあげた開業医は地域力の一つです。この開業医まもらないと地域力がますます衰えていくそうです。

すでに、費用が捻出できなくて、導入されると廃業するという開業医がでてきています。その地域の人達にもしわ寄せがきます。もちろん医師会は反対しているんですけど・・・。

 

 また別の新制度で、一度医療法人にして開業すると、廃業すると資産は、投資した個人でなく、国のものになる制度ができたそうです。

 

つまり理想に燃えてなんとか金策して、自分の私財投じて、地域貢献する診療所始めたとします。やがて経営くるしくて、廃業においこまれても、投資した私財は国に没収されるということです。

 

激しい生存競争で生き残るのは誰でしょう?国残り国民亡ぶ?


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