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現代日本政治の分析 [学問]

 

 

 

政治学のお話です。

大嶽さんの記事がありました。大嶽さんは悪名高きデイリー市長のころ留学されました。比較政治の分野の最先端だそうです。70末ごろ転機で、日本で、アメリカ留学した若手学者が理論モデル研究手法に修正くわえつつ日本政治に適応する作業開始したそうです。このグループはレバイアサングループといわれているそうです。

日本は特殊だから外国の概念で日本政治理解できないというのが主流だったようです。ドイツでは社会党年頭に社民党・吉田茂念頭にアデナウアーの政治を研究したそうです。日本が特殊でないことを見るためだそうです。アデナウアーさんはキリスト教民主同盟を創立49年西ドイツ発足時より63年まで首相に就任し西側の一員のして奇跡の復興を成し遂げた人といわれてるそうです。

 

新自由主義・ポピュリズムの登場・挫折

第一臨調が惨めな結末なので、中曽根行革の第二臨調がおおきくうねりあげるのはよそうできなかったそうです。細川内閣、小泉旋風などのスローガンかかげて大衆の人気得て、短期間で消滅するポピュリズムと、新自由主義のサイクルの絡み合いこそが、現在の日本政治を理解する鍵ではないかとみているそうです。

日本では体系的理念もった改革として認知されることは稀だそうです。官僚への反発から行政改革さけび、政治家への嫌悪から政治改革がさけばれるというのがパターンだそうです。改革はスキャンダルの処方箋で、小さい政府は腐敗の対処ととられてきたそうです。支援調達のもので、真の改革が定着しない理由の一つだそうです。

 

 

支持率表で、ローキード新自由クラブ・リクルートとマドンナ旋風・佐川急便と細川ブーム・エイズと管ブーム・外務省と小泉ブームが顕著にでていました。ただ小泉ブームも1~2年に他同様急速に収縮しながらも、途中で収縮とまり一定の高い支持があります。この謎にとりくんでいるそうです。俗にいえば改革勢力と抵抗勢力の綱引きとして表現された政治ドラマを政治学的にどう解釈するのかという研究に従事しているそうです。同じ市場経済戦略のなかでポピュリスト改革試みている韓国・台湾・ロシアの指導者を比較対象として選んだそうです。新自由主義と社会民主主義との理念対立・ポピュリズムと利益民主主義の理念的対立をみていくそうです。政治哲学復権はネオリベラリズムが理念による改革だからだだそうです。政治哲学的成果を日本政治に当てはめて議論を再検討するのが課題だそうです。理念対立だけでなく、グローバリゼーション・情報化・ソフト化などと表現される世界再編が背後にあるそうです。政治経済学的分析はマクロ視点を提供してくれるので、それをミクロ政策過程分析とつなぐことが課題だそうです。

小泉政権の世論操作は従来をくらべて一段とパワーアップしたそうです。テレビをたくみに操ります。イラク人質・拉致問題などの対処は顕著にあらわれているそうです。これが支持率上昇に貢献しているそうです。 テレビによる政治家のイメージ化善玉・悪玉・清潔・不潔イメージと政治がドラマ化が世界的にみられる現代政治のおおきな特徴だそうです。メディア研究ではアメリカの政治学・社会学が研究蓄積があるので、これをとりいれて日本政治分析するのも課題だそうです。

こういう感じの内容でした。

「平成コロシアム」  http://blog.so-net.ne.jp/life-ayu/2007-10-27-1   で社会がコロシアム化しているというの取り上げました。今までとりあげたものもみると、小泉さんはうまく社会風潮にのり、助長させてしまったというところでしょうか?光事件・警察官暴行事件・とか報道にあおられるのが問題とも言われています。キャッチフレーズ・ワンワード・対抗勢力作る・悪のレッテル貼る・悪を袋叩き・勝ち馬現象などが結びつくようです。小泉政権は他にくらべて光と影が大きい格差政権だったともいえるかもしれません。


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