不都合な真実? [世界]
ニュースにありましたけど、
フセイン元大統領の取り調べを担当したFBI捜査官ジョージ・ピロ氏が、米CBSのインタビューで語ったそうです。
アルカイダとの関わり
ウサマ・ビンラーディンを政権の脅威と考えて警戒感を抱いており、「狂信者で信用できない」「交流することも、仲間と見られることも望んでいなかった」そうです。
大量破壊兵器について
元大統領は、1990年代に国連査察で大半は解体されたが、隣国イランをけん制するため、その事実を秘密にしていたと供述したそうです。再び核などの大量破壊兵器を開発する考えはあったとそうです。
対米戦争
元大統領は03年当時、米軍の本格攻撃はないと考えていたことを明らかにし、米側の意図を「見誤った」とも供述したそうです。
90年のクウェート侵攻
原油の盗掘などの懸案協議に向け外相を派遣した際、クウェート側から「すべてのイラク人女性を売春婦として差し出せ」と侮辱されたといい、「罰を下したかった」と述べたそうです。
80年代後半の化学兵器によるクルド人大量殺害
自ら命令を下したことを認め、「必要だった」と語ったそうです。
注目なのは元大統領と約7か月間かけて人間関係を築き、詳細な証言を引き出したことです。この地道な努力がもすごく大きな成果を生んだのですね。
これは捜査官のことですけど、報道もこういう根気の要る地道な取材をいままで以上にお願いしたいです。私達もそういう報道にもめを向けたいです。
そしたこのような政権に不都合なものが、隠蔽されずに堂々と放送されるところにアメリカの健全さがあるのかもしれません。さすがアメリカ!
ナイスありがとうございます。
by ayu15 (2008-02-01 09:27)