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感情、こころ、からだ 2 [学問]

 心理学のお話です。心理学の専門家のお話きいて記憶の片隅から発掘しました(笑い) 

 19世紀アメリカでウイリアムジェームスさんが、感情末梢起源説をだしました。この人は解剖学、心理学、哲学で名をあげたマルチな人です。                                     『これについての説明がありましたが、むずくて・・・。』                                 簡単にゆうと、「悲しいからなくのではなく泣くから悲しいのだ」です。常識にはんする主張ですが、その根拠は示されていません。                                              『うちはお話がむずいと泣きます(笑い)』  

 デカルトさんの二元論に対して、スピノザさんが一原論を主張しました。二元論は精神活動こそがアイデンティティの源泉だというものです。 スピノザさんは、「エチカ」のなかで、「精神は身体の活動能力を増大しあるいは促進するものをできるだけ表象しようと努める」と述べています。 教会から異端にされかかったそうです。                                                    『何のこっちゃ?』 『体の状態をあらわすのが感情てこと?』

2003年脳科学者のディマシオさんが、「蘇るスピノザ(スピノザを求めて)」を出しました。          ソマティク(体)・マーカー(信号)仮説を出しました。                               『仮説の説明ありましたが、どうもよくわかりません』  

 こめかみの内側に扁桃体があります。これはセンサーの働きをします。千分の五十秒以内に反応する無意識の世界です。                                                   物理的信号と感情信号があります。催眠かけると痛みあたえても感じが減少します。           『感情信号に影響あたえるんでしょうねえ』

過敏性腸症候群があります。かいしゃに行こうと電車にのるとおなかが痛くなります。おりると収まります。これは島(それがどれくらいいやか)が過敏だそうです。                            体の反応を脳が知覚するのが過敏なのは心配症だそうです。

 意思は裏表、善悪の判断自体自由意志から外れるそうです。                        『?わけわかりませ~ん』

 

友野さんが「行動経済学」という本を書いています。これがおもしろいそうです。経済学は合理的を前提としていますが、これはどう感情が動くかみないと経済は語れないと述べているそうです。           『これはおもしろそうです。そういえばお買い物も気分でしたりもありますよね?』

『経済心理学があってもよくないですか?人は物事をどう受け止めて、どう判断してどう行動するんでしょう?これは脳の活動も関係するので、心理学も関わりますよね。男女のより脳は違います。また文化により脳の活動がことなるという研究もあります。これらがどう経済み結びつくんでしょう?興味あります』

 最後通牒ゲーム
例えば1000円あります。これをふたりにあげます。でも分配は一人にだけ自由に決めさせます。もう一人は一切分配には口出しできません。受け入れるか拒否かのどちらかしかいえません。拒否したら2人ともなにももらえません。

 伝統的経済学理論ではたとえ1円と999円でも拒否しないことになります。                    実験結果で、拒否した時は島がばんばん活動しています。相手がコンピューターか人(本当はコンピューター)かで反応がかわります。 拒否したら1秒後に凍りつきます。心拍数が下がります。でも実際に決めているのは10秒後です。つまり、意識より先に体が反応しています。                 普通自分3相手が7が分岐点だそうです。                                      『この実験興味深いです。自己利益優先か、自分式道徳や正義感優先かの格闘かもしれませんね』

 

サイコパシー(感情のない人達)                                             これは遺伝要因が強いそうです。凶悪犯の何割かはこれではと言われています。サイコパシーで一般の人もたくさんいりようです。フリーライダー(ただ乗り)の人におおいのでは?といわれます。         以前の経済学理論では自分の利益を最大化するものです。サイコパシーの人は最後通牒ゲームで、2対8でも拒否しないことがおおそうです。                                        『合理的に考えて自分の利益になるかどうか考える力が強いという傾向でしょうか』

『感情にながされず合理的に物事と考えて自己利益になるものを選択できるタイプともこれでみると言えます。このタイプだとこれ食べたら太るなぁ~て思いながらケーキを二つ食べるなんてなさそうでしょうか??気になります』

 

意思決定酵素は遺伝差が大きいようです。例えばギャンブルに負けても同じものに賭け続け粘るタイプ、負けると熱くなるタイプなどです。

 

遺伝子レベルは決定ではありません。後天的要素もあります。でも遺伝でほとんど決まるものがあります。例えばびっくりしたら冷や汗などです。これは努力では変えられません。でも見方は変えられるかもしれません。

今までは接近回避で、例えば蛇恐怖で、じょじょに近づきなれさせようとか、それを乗り越えようというものでした。でも今、白黒つけないで、あってもいいという第3の波もおきているそうです。

名古屋の大平さんのお話きく機会があればぜひどうぞ!

 

 

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