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永遠の女性美 [芸術]

 画家の中山忠彦さんは女性画の第一人者だそうです。
伊藤清永さんの裸婦画を見て深く感銘して画家をめざしたそうです。本当に自分の人生を左右する大きな出会いだったんですね。  伊藤清永さんに師事して住み込みで学んだそうです。初期の頃は裸婦画をかいていたそうです。貧乏で絵の具買うお金にもこまったそうです。なんとか苦心してモデル料だけは払ったそうです。
でも絵を見ると「本当にたった7色の絵の具なの?!」ていう感じです。モデルの女性が一人でなく何人もいます。
『 「モデル一人減らしたら絵の具いろいろ買えるじゃないの。」ていうのは素人考えですよねぇ~・・・。すみません[あせあせ(飛び散る汗)]


結婚してからは作風がかわったそうです。うちの目にも変わったと見えました。色が豊かになりました。裸婦から着衣画に変わりました。妻をモデルにして描き続けたそうです。でも相変わらずお金がなくて衣装代などを苦労したそうです。

中山さんのいうには「見えるもの通して見えないもの描く」そうです。内面の精神性などをも描きたかったようです。
薄い衣装など特にすごぃ!と思いました。なんかその中の肉体まで描かれているように感じました。衣装の暑い部分、薄い部分、透けている部分、肌が出ている部分がすごぃです。

後衣装の質感がすごぃです。印刷画ではわかんないですけど、生を見ると衣装の素材とか質感がよく出ています。
作品に使われたものはある花瓶除いてアトリエに大切に保管されているそうです。多分それだけで美術館ができそうかも。

2006年に43年ぶりに裸婦画「花と裸婦」などを描きました。中山さんによると「うちなる肉体の存在を確かめる」のが目的だったそうです。初期の裸婦画は全裸ですがこれは薄い布を小道具に使っています。うちには作風は初期の裸婦画でなく、着衣画のと同じに見えました。この時だけは久しぶりにモデルを使ったそうです。

中山さんはおかねには苦労したようですけど、心から愛せる絵を見つけて才能にもめぐまれたようです。長年モデルを努めている妻もいます。幸せな人生なのかも。 これからも女性美求めて素晴らしい作品描き続けてくれるでしょう。


現在、順次大都市で展覧会が行なわれています。機会あればどうぞ。


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コメント 1

ayu15

yumiさんありがとうございます。yumiさんの着物姿にも美があるでしょうね。
by ayu15 (2008-05-01 19:38) 

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