EU法の基本的人権 [法律・制度]
以前、戦争が続いた欧州ですが、第二次世界大戦後にもう二度と戦争をしないようにとの願いからか、共同体を設立しています。当初は西側自由主義諸国6ヵ国からはじまったそうです。いまでは旧共産圏諸国も加盟するまでに至っています。
その共同体が現在はEUです。
欧州では、欧州連合条約やEU設立条約どちらにも人権のカタログがないそうです。基本的人権の保護はEU裁判所はヨーロッパ人権条約参照に具体化するそうです。『判例主義のようですね。(判決で前例つくっていく)』
基本的人権の保護がEU司法裁判所およびEU第一審裁判所(一番最初にするところ)の課題だそうです。個人に対するEUの法的行為にたいして無効主張を訴え起すのが認められています。
加盟国ではEUの基本的人権が裁判訴訟の基準として機能するそうです。ドイツにおいては連邦憲法裁判所を含めてEU法に違反する国内法の不適用が義務づけられているそうです。
EU司法裁判所により有効に基本的人権が保護されていれば、ドイツ連邦裁判所はこれを審査しないそうです。これはソロンジュ留保と一般的に言われているそうです。(solange-rechsprechung)
ヨーロッパ人権裁判所は加盟国がヨーロッパ人権条約による基本的人権が保護されているか監督します。
EUはヨーロッパ人権条約のメンバーになっていないそうです。EUの人権保護に問題あったらどうする!という問題提起もでています。
EUレベルと加盟国レベルでは手続きは具体化されているそうです。でも「EU裁判所とヨーロッパ裁判所の関係をどうするのか?」という問題があるそうです。「手続きをどうするか?」が課題だそうです。
評価の基準が異なっているのが問題という見方もあるようです。
ドイツ国内法以下のレベルのEU法だと問題になる恐れがあるようです。
ながいながい過酷な生存競争・戦争から抜け出して、もう国家統制(国による人権抑制)のならないように、EUは苦心しながらも歩み続けているようです。
第九と欧州 http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2008-03-13 どうぞ
その共同体が現在はEUです。
欧州では、欧州連合条約やEU設立条約どちらにも人権のカタログがないそうです。基本的人権の保護はEU裁判所はヨーロッパ人権条約参照に具体化するそうです。『判例主義のようですね。(判決で前例つくっていく)』
基本的人権の保護がEU司法裁判所およびEU第一審裁判所(一番最初にするところ)の課題だそうです。個人に対するEUの法的行為にたいして無効主張を訴え起すのが認められています。
加盟国ではEUの基本的人権が裁判訴訟の基準として機能するそうです。ドイツにおいては連邦憲法裁判所を含めてEU法に違反する国内法の不適用が義務づけられているそうです。
EU司法裁判所により有効に基本的人権が保護されていれば、ドイツ連邦裁判所はこれを審査しないそうです。これはソロンジュ留保と一般的に言われているそうです。(solange-rechsprechung)
ヨーロッパ人権裁判所は加盟国がヨーロッパ人権条約による基本的人権が保護されているか監督します。
EUはヨーロッパ人権条約のメンバーになっていないそうです。EUの人権保護に問題あったらどうする!という問題提起もでています。
EUレベルと加盟国レベルでは手続きは具体化されているそうです。でも「EU裁判所とヨーロッパ裁判所の関係をどうするのか?」という問題があるそうです。「手続きをどうするか?」が課題だそうです。
評価の基準が異なっているのが問題という見方もあるようです。
ドイツ国内法以下のレベルのEU法だと問題になる恐れがあるようです。
ながいながい過酷な生存競争・戦争から抜け出して、もう国家統制(国による人権抑制)のならないように、EUは苦心しながらも歩み続けているようです。
第九と欧州 http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2008-03-13 どうぞ
2008-05-07 11:11
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コメント(2)
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ヨーロッパは地続きでたくさんの国があるので、それぞれの国が、本当に長く過酷な歴史を持っていますね。EUについては大ざっぱな事しか知らなかったのでもっと勉強します。
by tamara (2008-05-08 22:28)
どろどろの歴史もあるけど、それでもEUとしてなんとかしようとしてるのはえらぃかも??
問題は山のようにあるらしいですけど。
オイルショックと移民・・・混迷する.. フランスもどうぞ。
by ayu15 (2008-05-08 23:48)