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夏の嵐 [映画]

 カミッロ・ボイトさん原作の「官能」を映画化した「夏の嵐」です。
監督はルキノ・ビスコンティさんです。なんかかなり前の映画みたいです。

 舞台はオーストリア軍の占領下のベニスです。
冒頭にラ・フェニーチェ座でのイル・トロヴァトーレのオペラ上演シーンがあります。ヒロインのリヴィアの従兄ロベルト(活動家)とオーストリア軍のマーラー中尉が口論になり決闘の約束します。それをリヴィアがやめさせようとしたことから、お話は始まります。
 リヴィアの尊敬するロベルトは愛国心さけんでいる活動家です。マーラは軍人です。なによりリヴィアには旦那さんがいます。悲劇は目に見えています。

 この映画には劇場シーンが多いです。でも撮影に使われた劇場が焼失したのはとても残念です。
 夫がいながらモテモテで女の噂が絶えない中尉に恋してしまいます。後は転がり落ちていきます。
愛(愛国心、男女の愛)で破滅していく人達に見えます。

愛国心さけんで、劇場にイデオロギー、ナショナリズム持ち込んだり、
秩序だ!で銃殺
夫への裏切り
従兄への裏切り
なんか誰かがというより全体的に変だわ。
でもみんな懸命に生きているんでしょうか。

愛はなくてはならない大切なもの。でも時として人の思いと裏腹に暴力的に変容してしまうのでしょうか?
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ayu15

あいこさん、きぃさんありがとうございます。
by ayu15 (2008-06-08 23:53) 

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