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グローバリゼーション [社会問題]

 経営者の団体が、給料あげないおおきな理由に国際競争力あげていましたよね。
バブル期上回る収益あげた企業もいくつもあるそうです。国全体のGDPもまだ高いです。儲けたおかねは従業員に余りまわさずに企業の力を高めるのにまわるみたいです。「国際競争力」つけるためらしいです。
連日のように国際競争力・グローバル化とかの言葉を耳にします。いまでは飛行機で世界中にいけます。海外出張する人も増えたようです。ある意味では世界が近くなったのかもしれません。


 日本では市場原理主義が評価されて、労働基本権、人権などには消極的傾向も一部あるそうです。世界ではどうなんでしょう?
そもそもグローバリゼーションてなんでしょう?
いろいろな立場があるでしょう。視点があるでしょう。そこで今日は数カ国の専門家の方の紹介です。

☆ メキシコ・ラテンアメリカです。Zapataさんです。
ラテンアメリカにおけるグローバリゼーションは突然地震のように起こったそうです。1982年に対外債務危機が起きました。約4000億ドルもの債務です。政治民主化、国内市場多国籍化の同時進行がおきたそうです。

支払い可能にする道としてあげていました。
第一段階
1 通貨切り下げ
2 自由貿易(外国製品・サービスなどに市場開放)
3 国有企業民営化(経済を官から民に)
4 労働規制緩和(労働基本権減らす)

第二段階
1 海外投資、規制緩和(海外資本が流れ込む)
2 国境地帯などパーツ組み立て工場で通貨稼ぐ

国内需要の経済から国際市場に奉仕する輸出経済になったそうです。例えばニッサン工場がメキシコにできて、チリ、アルゼンチンなどに輸出して、いるそうです。公共事業がスペイン資本になり「スペインの再占領」と言われているそうです。

為替レートは途上国に有利に働き、ブラジルはからっぽだった国庫が1000億ドルもの準備金を保有するようになったそうです。
グローバリゼーションはラテンアメリカにとっては科せられたものだそうです。米ドルで払うしかないそうです。
グローバリゼーションは国内市場、資本の多国籍化で、これは政府の戦略でなく、国家戦略だそうです。
グローバリゼーションとナショナリズムの揺れ動きもあるそうです。メキシコやブラジルは人口の20%が三分の二の富を抑えています。ブラジルは再国営化をはじめたそうです。チャベス大統領はグローバリゼーションに抵抗しています。

 『中南米はアメリカ(USA)との経済関係がおおきくてさけて通れないように思います。アメリカではメキシコ製の低価格商品とを見かけます。メキシコからの安価な労働力を利用している企業も少なくないらしいです。これらは今回のはふれていませんがそのあたりのお話も興味あります。グローバリゼーションによる環境とか様々な諸問題はもはや1国だけで処理できない問題のように思えました。』




☆ Aftabさんによるインドからのものです。
インドと中国は台頭でなく、復興だそうです。特にインドは大きな影響力を歴史的にもってきた「母なる文明」だそうです。インドにとってグローバリゼーションは当たり前のことだそうです。日本で聖徳太子の17条ができたり、各地にお寺ができましたが、これもグローバリゼーションだそうです。
 今日、テロ、紛争、環境など一国で対応できない大きな問題があります。グローバリゼーションは必要のようです。ニューナランダ大学設立でITの人材育てているそうです。世界の企業がインド人を重宝するそうです。国際機関の公務員もおおく出しているそうです。高所得インド人が増えているようです。
グローバリゼーションは影響うけるだけでなく、発信するそうです。
『インドは勝ち組みとよく言われますよね』



☆ Qiang Xin(チャンシン)さんによる中国です。
中国の台頭といわれますが、これは復興だそうです。 「中国は勝ち組みか負け組みか?」というテーマです。この30年経済的繁栄が続き、中産階級が誕生したそうです。グローバリゼーションは繁栄と脆弱性だそうです。
脆弱性は外に頼ることが要因らしいです。GDPの60%が貿易や投資で支えているそうです。エニルギーも海外に頼っています。多くの人が恩恵受けたがみんなが受けたわけではないそうです。
2億人が失業と推定されるそうです。地方と都市の格差は深刻だそうです。貧富の差が深刻だそうです。環境もひどく(大気汚染など)危機をもたらしているそうです。
外に対して融和すぎるという批判もあるそうです。でもグローバリゼーションは避けられない必要だという声もあるそうです。
みんなが勝ち組みになろうという戦略だそうです。

コキントウさんがブッシュさんに「あまりにも国内問題が深刻だから覇権挑戦はしない」と言ったらしいです。
不確定要因を挙げています。
1安全保障脅威
2感染症
3国際犯罪
4大量破壊兵器
5環境
いつまでも平和は続かないからゆっくり確実に軍事力の強化だそうです。
中国にとってグローバリゼーションは安全保障、軍事とセットだそうです。
『今回の中で唯一軍事安全保障を言っていました』

中国はグローバリゼーションを推進するそうです。


☆ Chung Hee Leeさんの韓国です。
不充分な状態でグローバリゼーションを受け入れた問題があるそうです。IMF以降飛躍的に階層化、賃金差が増えたそうです。
透明性たかめてきていますが、不正な慣行がいまだに多いそうです。グローバリゼーションは避けられないので、みんながチャレンジして乗り越えて、グローバリゼーションのいい所取り入れていくそうです。


☆ Joseph Rocherさんのフランスからです。

globalizationは政策の選択だそうです。サッチャーさんとかです。
internationalzationはこれは現象だそうです。資源の移動です。人、イメージ、アイデア、資本、生活などです。

フランスは反グローバリゼーションから修正グローバリゼーションになったそうです。労働組合は弱くなり、外資系で働く人は7人に1人だそうです。世界主要企業500社の中で、フランスは39社でアメリカにつぐ第2位だそうです。元外務大臣のレドリンさんはレポートで「EUはもっと効果的に欧州の競争力高めようとするでしょう」とのべたらしいです。

『ユーロの登場で米ドル以外に国際通貨になれる通貨がでましたよね。円の地位は低下して10%強らしいです。』


☆ 田中さん(政治学)の日本からのです。
 グローバリゼーションは広い意味では人や物の広がりで、人類の発達とともにあったそうです。
それに対して現象としてのグローバリゼーションは特殊イデオロギーによる世界一体化だそうです。市場原理主義、アメリカ化などだそうです。 そのグローバリゼーションの意味を考えておかないと議論はかみ合わないそうです。
『なるほどそうですよね。確かにグローバリゼーションのどういう事についてか明確にしないと、反対意見とかみ合わない議論になりやすいですね』

 日本はあまりグローバリゼーションに反対する政治運動がないそうです。他方欧州では「アメリカ化だ!」という反対の声があります。G8はグローバリゼーションの象徴ととらえられているらしいです。
『昨年ドイツで抗議行動おきましたよね。どさくさに過激派の人が混じってあばれましたようですね』
 「なぜ日本では大きなグローバリゼーションの反対運動起きないのでしょうか?」という問いにこう田中さんは答えていました。「日本は貿易立国で世界の影響うけるのが当たり前という意識があるのでは?」というものでした。

 別の見方すると、
1実体として閉鎖的でアメリカ化が進んでいないのでは?
2日本式に変容するからでは?グローバリゼーションともいえるスタバやマックもなんか日本式ぽくなってます。
3他国に比べて外国人労働者が少ない。
これらをあげていました。
『グローバリゼーションには積極的なのに日本化されてしまうというお話は面白いと思いました。』

 グローバリゼーションは地域化?というのもありました。日本にとってアジアという地域が周りにあることがわかるものだそうです。
以前はアジアは分断されていたそうです。中韓国交回復(1992年)などアジア全体が結びついてきたそうです。近くて遠いアジア諸国が近くて近い国になってきたんでしょう。

グローバリゼーションはいろいろ大量に瞬時に動きます。新しい現象うんだそうです。
1テロリストの世界的活動
2インフルエンザなど感染症
3利益と損失にとどまらない国際政治

3は感情の影響だそうです。従来の国益政治だけでなく感情が政治に影響するんです。例えば靖国にたいする反発、四川地震にたいする地震国としての共感などです。

特徴として3つあげられています。
1ポジティブ
2現実はアジア
3心に関係を生み出す。

19世紀のグローバリゼーションとの比較をするのを勧めているようです。
19世紀のグローバリゼーションは戦争と大恐慌というものすごい悲惨な結果で終息しています。こうならないようにしなければと述べられていました。




田中さんのお話がまとまっていてわかりやすく感じました。
田中さんのまとめは、うちもそういうことにならないことを心から願います。

グローバリゼーションにはさまざまな意見や見解があるようです。いい所も問題点もあるでしょう。
進める、進めないどちらにせよ、生きることを否定するような社会にだけはしないで欲しいです。

少なくともこの日本で、
決して個々の人の人格や同一性を否定したり、社会参加をうばうことのありませんように。
人間の尊厳が奪われる事が絶対にもう起きませんように!
自分らしく生きることを奪うような社会にだけは絶対なりませんように!



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コメント 3

ラン

個人を一個人の人格を持った生身の人間として接し、扱うことが前提の、グローバリゼーションであればいいと思いますが・・・
by ラン (2008-06-25 00:11) 

ayu15

krauseさん、ランさんありがとうございます。

そうですよね。個人を大切にしてもらいたいです。
by ayu15 (2008-06-25 09:04) 

tamara

おそいコメントですみません。最近パソコンの前にすわっていられる時間が少なくなってしまい、なかなかブログ記事を読まない状態です。
このグローバリゼーションのお話、今世界が抱える問題の本質ですよね。確かに、日本では、より良い方向へ、という動きがあまり見えず、お手上げ状態のように見えます。
by tamara (2008-07-11 11:24) 

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