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報酬 [暮らし]

  賃上げもほとんどなく(企業間の差は少なくないらしいです)実感のない好景気がおわり不況になってしまいました。中には世界大恐慌の時に重ね合わせてみる場合もあるようです。あのころも富裕層中心の好景気・中間層の没落の傾向があったとも一説では言われています。

 戦後アメリカが60年代元気でそのころを懐かしむ声もある程度あるらしいですけど、日本だと以前は高度成長・一億総中流意識(実際はちょぃちがう気も・・・)、会社は家族で日本が元気だったとも一説では言われています。

 今ではよくも悪くも労働・企業の意識がかわったとも言われています。なんか人間関係が希薄化しているという声も一部には聞かれます。

そんな中ある1冊の本が出ていました。


 「仕事の報酬とは何か」田坂広志さん著です。ヘタな本の内容の紹介は遠慮しますので、ぜひ本をどうぞ。
 
 これをうけて考えてみました。近年国際競争・生存競争がきびしく、労働環境・あり方に大きい影響あたえているように思えます。数値目標・めにみえる成果が良くも悪くも求められやすい環境の傾向がありそうな気がします。



 「労働は報酬を得るため」ともある意味いえるのかも?じゃ~報酬て?強引に2つにわけると目に見える報酬(数値化できる)・目に見えない報酬があるように思えます。
 
 近年働く時、目に見える報酬が気になりすぎる傾向てありませんか?でも一人の働く人がそうなるのは社会的要因も影響が少なくなさそうです。企業も働く人にたいする意識が変化したからです。でも企業がそうなるのはそうなる要因があるからでしょう。

 ある中小企業の経営者の方曰く、「地域に根ざした、愛される企業」そういうふうなことを話していました。目に見える報酬・今期の報酬も経営には重要だそうです。利益出さないと働く人のお給料がでなくなってしまうんです。でもそれだけでなくお客さんに喜ばれるというのもともなわくてはいけないそうです。
 その方は会社を立ち上げた時どうだったのでしょう?その方は本物のおいしい食材をみんなに届けたいという情熱があったらしいです。それをいまでも大事にもっているんでしょうね~。



 働く人にこういう考え方がでているそうです。PL企業の損益・CSお客さんの満足・ES働く人の満足です。この3つをバランスとるというものです。多分、働く人が会社に対して提案する時にこの3つを考えて提案したら?というふうなものと思います。 

 別の見方すると、企業損益は経営をまかされている重役の人達のお仕事です。現場でお客さんと接する働く人とは役割が違い、知識も情報量も違います。だからそれぞれの立場から「自己主張」して話し合いいい方法みつけていくというものです。
もっとも自己主張すると「叩き」にあう不安が今のネット社会風潮の一部にあるようですけど・・・。よく言えば平等?意識。意地悪な言い方すると、個性に否定的・主張せず空気よんで合わせるべきなんていう感じかしら??叩き世論・イジメなどはこういう傾向もありそう~。




 「お客さんがいっぱいきて笑顔にあふれたお店つくりたい。」「おいしいものを届けたい」「ゆめの車つくりたい」創業した人もそこで働きたいと思った人もきっと夢と希望があったと思います。
 
 某IT社長みたいに働く人が消耗部品??利益追求なんて悲しいです。
機会あればとりあげたいですけど、ある経営コンサルタントの人は「そういうことしていると結果的に儲からない!」そうです。結局長期では地道にお客さんに愛される企業が利益をあげていくらしいです。


働くのは日々の暮らしの中でとても大きな存在を占めています。
 あなたにとっての報酬はなんですか?数値化できない、めにみえない報酬に価値をみいだせますか?
 



会社のだらだら会議 http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2008-05-21-1
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