被害者はいるけど・・・ [法律・制度]
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2008年日記リストはこちらをどうぞ http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2008-03-28
2009年日記リストはこちらをどうぞ http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2009-02-22
初めての方は、コメントくださる前にまず、はじめましてをごらんくださいね。
http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/archive/c35382141-1
世の中昔から、様々な事件・事故が起きています。多くの犠牲を払い試行錯誤しながらやっと今の制度ができてきたんでしょう。でもまだ検討していくところもあるようです。
争い?が起きて話し合いで解決できたらいいんですが、こじれたり相手が無視してくる場合法的解決という事態になったりします。弁護士に依頼しなくてはいけなくなりそうです。
hmさんが、手持ちのお金がなくても弁護士に依頼することは出来る法律扶助制度というのを紹介しています。いい制度だなあと思います。一部の人除いて好きで裁判なんて起さないでしょう。お金なくて我慢なんて問題ですもの。
世の中医療事故で訴訟の報道が目立つそうです。一部除いて訴える人がわがままとは思えないんです。じゃあ訴えられる医師が悪者ともいえないことも・・・。
世界は違いますが、司法の出来事です。
Aさんの事例
Aさんはアルバイト生活です。流行の非正規雇用みたいなものです。でも法的には雇用でなくいわゆる「一人親方」みたいなものです。一人親方が労働基準法の抜け穴になっているのは以前ふれています。
ある時からAさんはバイト代払ってもらえなくなりました。通常なら労働基準なんとかなんですが、一人親方なので商取引になります。債務取立てになるそうです。
つまり「代金を支払ってください」だそうです。
Aさんは弁護士に相談します。調停(裁判所での話し合い解決)に入ります。費用はAさん負担です。
相手が話し合いから逃げ出すと裁判に進みます。費用はAさんが払います。何万円かさらに支払いです。
判決がでて相手が支払ってくれたらいいんですが、払わない・返事しない(無視してる!)と強制取立てです。これは自分やだれか雇って取り立てができないらしいです。公的機関に申請しなくてはいけないそうです。
これでさらに何万?か費用がかかります。
強制取立てで相手が引っ越したら、取立て不能です。移住の自由は企業にもあります。また住所地にいなくてもいいらしいです。借りている相手に住所(居所)おしえなくてもいいらしいです。
刑法違反の対象にならないそうです。
企業は逃げ得です。
この事件はAさんが何万円か支払い何日もお仕事休んで終わりました。これが会社勤めなら有給みんな飛んでます。休んだ休業補償はまったくありません。
警察は民事だということで介入しませんでした。
またお金目当てはこの場合不可能です。代金分しか請求できないそうです。。「損害賠償請求」でもおこさないといけないのかも。でもこれはハードル高いそうです。交通費も裁判費用もみんな自己負担だそうです。
もし無事とりたてられても結局Aさんに残るのは経費引いたら数万円です。裁判しないで働きに行くほうが利益でしょう。経済的損害のほうが大きかったそうです。
Aさんがうけとれる代金は10万円です。
Aさんは再び同じところに相談にいきました。今度は違う弁護士が相談にのってくれました。
「あきらめなさい」と弁護士は進言しました。
企業も資金繰りがうまくいかなくて支払いがおくれることはあるでしょう。
でも積極的に相手に「申し訳ありません。何日までまっていただけませんか?」と直接お詫びするのが筋じゃないですか?これこそ道徳云々かなあと。
最初の弁護士は的確でいい助言したでしょう。問題はないでしょう。・・・でも問題でしょう。
調停委員も努力しているしマジメに取り組んでいます。どこも落ち度ないでしょう。問題ないでしょう。でも・・・
取立ての人も指定された(登記された)場所に行っています。問題ありません。
でも・・・
もう一人の弁護士も被害最小限に食い止めるいい助言しています。ちゃんと役目果たしているでしょう。問題ないです。でも・・・。
企業以外は、一人一人はそれぞれの部署で決められた事ちゃんとしているようです。問題ないでしょう。
でも全体はAさんにしたら問題です。怒るのは無理ないと思います。でも怒る相手が企業以外にないんです。
これよんで人事のように思っている人いませんか?うちもそうでした。
でも・・・
Bさんの事例
とある阪急梅田駅近くの法人経営のお店で事故にあいました。第三者にきいてもBさんには過失はありません。医師が証明書かいてくれたら勝訴充分です。ただ慰謝料となると難しいかも?『そこまでは請求するつもりないです』
相手法人は「不快な思いさせてすみません」と微妙なこと言いました。
そう、とりようによっては事故の責任は認めないで、不快な思いをお客に与えた事だけ認めているともとれます。
不安的中で相手法人は無視しはじめました。
電話代もおしいです。大赤字が見えてます。多分最悪取立ては数千円だからです。
泣き寝入りほぼ確実です。
被害者は明らかにいます。でも加害者は不在や、少し問題ある程度で悪いというほどでなかったりもします。個々はよくても全体がなんかおかしいような・・・。
原因つくった企業とかは悪いんですが・・・。
被害にあい泣いても救済されないなんて・・・。
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世の中昔から、様々な事件・事故が起きています。多くの犠牲を払い試行錯誤しながらやっと今の制度ができてきたんでしょう。でもまだ検討していくところもあるようです。
争い?が起きて話し合いで解決できたらいいんですが、こじれたり相手が無視してくる場合法的解決という事態になったりします。弁護士に依頼しなくてはいけなくなりそうです。
hmさんが、手持ちのお金がなくても弁護士に依頼することは出来る法律扶助制度というのを紹介しています。いい制度だなあと思います。一部の人除いて好きで裁判なんて起さないでしょう。お金なくて我慢なんて問題ですもの。
世の中医療事故で訴訟の報道が目立つそうです。一部除いて訴える人がわがままとは思えないんです。じゃあ訴えられる医師が悪者ともいえないことも・・・。
世界は違いますが、司法の出来事です。
Aさんの事例
Aさんはアルバイト生活です。流行の非正規雇用みたいなものです。でも法的には雇用でなくいわゆる「一人親方」みたいなものです。一人親方が労働基準法の抜け穴になっているのは以前ふれています。
ある時からAさんはバイト代払ってもらえなくなりました。通常なら労働基準なんとかなんですが、一人親方なので商取引になります。債務取立てになるそうです。
つまり「代金を支払ってください」だそうです。
Aさんは弁護士に相談します。調停(裁判所での話し合い解決)に入ります。費用はAさん負担です。
相手が話し合いから逃げ出すと裁判に進みます。費用はAさんが払います。何万円かさらに支払いです。
判決がでて相手が支払ってくれたらいいんですが、払わない・返事しない(無視してる!)と強制取立てです。これは自分やだれか雇って取り立てができないらしいです。公的機関に申請しなくてはいけないそうです。
これでさらに何万?か費用がかかります。
強制取立てで相手が引っ越したら、取立て不能です。移住の自由は企業にもあります。また住所地にいなくてもいいらしいです。借りている相手に住所(居所)おしえなくてもいいらしいです。
刑法違反の対象にならないそうです。
企業は逃げ得です。
この事件はAさんが何万円か支払い何日もお仕事休んで終わりました。これが会社勤めなら有給みんな飛んでます。休んだ休業補償はまったくありません。
警察は民事だということで介入しませんでした。
またお金目当てはこの場合不可能です。代金分しか請求できないそうです。。「損害賠償請求」でもおこさないといけないのかも。でもこれはハードル高いそうです。交通費も裁判費用もみんな自己負担だそうです。
もし無事とりたてられても結局Aさんに残るのは経費引いたら数万円です。裁判しないで働きに行くほうが利益でしょう。経済的損害のほうが大きかったそうです。
Aさんがうけとれる代金は10万円です。
Aさんは再び同じところに相談にいきました。今度は違う弁護士が相談にのってくれました。
「あきらめなさい」と弁護士は進言しました。
企業も資金繰りがうまくいかなくて支払いがおくれることはあるでしょう。
でも積極的に相手に「申し訳ありません。何日までまっていただけませんか?」と直接お詫びするのが筋じゃないですか?これこそ道徳云々かなあと。
最初の弁護士は的確でいい助言したでしょう。問題はないでしょう。・・・でも問題でしょう。
調停委員も努力しているしマジメに取り組んでいます。どこも落ち度ないでしょう。問題ないでしょう。でも・・・
取立ての人も指定された(登記された)場所に行っています。問題ありません。
でも・・・
もう一人の弁護士も被害最小限に食い止めるいい助言しています。ちゃんと役目果たしているでしょう。問題ないです。でも・・・。
企業以外は、一人一人はそれぞれの部署で決められた事ちゃんとしているようです。問題ないでしょう。
でも全体はAさんにしたら問題です。怒るのは無理ないと思います。でも怒る相手が企業以外にないんです。
これよんで人事のように思っている人いませんか?うちもそうでした。
でも・・・
Bさんの事例
とある阪急梅田駅近くの法人経営のお店で事故にあいました。第三者にきいてもBさんには過失はありません。医師が証明書かいてくれたら勝訴充分です。ただ慰謝料となると難しいかも?『そこまでは請求するつもりないです』
相手法人は「不快な思いさせてすみません」と微妙なこと言いました。
そう、とりようによっては事故の責任は認めないで、不快な思いをお客に与えた事だけ認めているともとれます。
不安的中で相手法人は無視しはじめました。
電話代もおしいです。大赤字が見えてます。多分最悪取立ては数千円だからです。
泣き寝入りほぼ確実です。
被害者は明らかにいます。でも加害者は不在や、少し問題ある程度で悪いというほどでなかったりもします。個々はよくても全体がなんかおかしいような・・・。
原因つくった企業とかは悪いんですが・・・。
被害にあい泣いても救済されないなんて・・・。
2009-06-13 09:01
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逆に大企業が中小企業や個人を相手にべらぼうな損害賠償を求めてくるケースもありますね。あれなんか一種の恫喝ですわな。
by shira (2009-06-14 18:55)
正直で・控えめで立場の弱い人がバカみるかも。
by ayu15 (2009-06-14 21:07)
民事裁判のシステムに欠陥があると言うべきなのでしょうか。被害者がバカを見るような現状はどうにかしないと行けませんね。
最近行きつけの中華食堂で、目の前で無銭飲食事件がありました。マスターが閉店だから、というと、その男は金がないと言い、警察を呼んでくれ、と言いました。マスターは怒り心頭、その男に詰め寄って罵倒していましたが、結局警察も調書を取ってそのまま釈放です。もし被害届を出すと一泊くらいブタ箱のようですが、結構1000円を回収するのに、手間暇がかかるようで、結局飲食代取れずじまい、ということになるようです。
なかなか世の中うまく回っていませんね。
お邪魔しました。
by 筍ENT (2009-06-25 00:40)
筍ENT さんありがとうございます。
つかまったら開き直りでなく何度もあやまればシステム同じでも気持ちのおさまりがちがうと思うんです。
by ayu15 (2009-06-25 08:05)
被害指数??(勝手に作りました)と加害指数の数があわないんですよね・・・。あわない分つけがまわってくるような・・・。
by ayu15 (2009-06-30 08:44)