SSブログ

独立記念日 [世界]

2007年日記リストはこちらをどうぞ http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2008-03-27
2008年日記リストはこちらをどうぞ http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2008-03-28
2009年日記リストはこちらをどうぞ http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2009-02-22
 初めての方は、コメントくださる前にまず、はじめましてをごらんくださいね。
http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/archive/c35382141-1

  前政権のとんでもない政治で(うそのイラク戦争・拷問とか)で、評判落としたアメリカです。
(経済からみるイラク戦争 http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2009-06-08-2どうぞ。)でもチェンジを唱えてオバマ政権にかわりました。


 ハーバードを出て、ハーバードやコロンビア大などで教授つとめてきたツルミさんがマメリカ国内からみてのお話がありました。 ツルミさんによると2006年11月ごろから景気後退しはじまたそうです。昨年8月にリーマンブラザーズで誰もが知るところとなりました。
リブレッションとリセッションという言葉があるそうです。
『英語堪能なかた聞き間違いあれば教えてください』

某国政府はリブレッションという言葉をさけてお茶にごしているそうです。
リブレッションは金融崩壊・市場崩壊でシステムが壊れたんです。
リセッションは景気後退で不況です。

後者は自然不況?なので貨幣政策・景気刺激策などで対策がとれます。
前者は市場原理越えている?ので政治なおさなきゃだめだそうです。つまり景気回復は政権交代しかありません。
『そういえばぼこかの記事に証券関係の取材で政権交代が株価引き上げるという関係者のコメントがありました』




 うちは、以前日記に書いた市場原理越えてしまいおかねが暴走し始めたという不安を思い出します。
今のシステムで利益大きい人達には「チェンジ」はできないという意見も少なくありません。
『証券市場・大企業献金の自民党にチェンジができるんでしょうかねえ?』


 ツルミさんによると、システムを壊してしまった人達はレーガン・ブッシュ連合なんですが、彼らの嫌いなのがニューディール連合です。
『保守・リベラルという言い方がおおいですが、うちはそれはあまり適切でなく、連合のほうがしっくりいくと思います』
『ん?ブッシュ路線といえばもう一つの看板は社会秩序云々ですよ。大好きな秩序壊したのに?』


 戦争のときの政権がニューディル連合なので。嫌いな人が日本では少なくないかも??なかには左翼扱いするおかしな人までいます。
ツルミさんによると、ニューディル連合はインサイダー取引禁止・企業の透明化・闇取引制限・架空取引制限・労働組合合法に取り組んでシステムを構築していったそうです。暮らしと成長を保とうというものだったそうです。


 日本ではよく戦争責任でもめるようですが、一説ではあえていうなら戦争の原因はブッシュ路線の原型となった当時の共和党政治の失敗だそうです。
『ていうことは日本をおいつめたタイプの政権の再登場を賞賛したたんですか??!』

 別の方が言うには政党は日本ほどかたまっていないそうです。だから共和党政権でもそれ以降はニューディル傾向の政策を継続したそうです。ある方がいうには共和・民主でなく、どういう勢力が主役になるかできまるそうです。その主役勢力が後押ししたほうが勝つそうです。

 『ニューディールがはじめたということはそれ以前はインサイダー取引・架空取引とかなんでもありの金融市場だったということですよね。こわ~~~。そりゃおかしくなって当然だわ。』


 契約の自由が全面にでたらしいから、人をうんとやすくつかってもいいです。自由に解雇できます。病気になればぽぃと捨てていいです。すべて御互い合意の上でサインされた契約なのですもの。どんな契約しようが自由です。政府は「自由」には介入しません。
あるアメリカの専門家のお話では、政府が介入するのは労働者運動抑える時だそうです。
 当時主要国では最も社会保障がない国だったそうです。

 また別の方によると、これでも民主も共和も政策に社会保障的なもの入れたほうだそうです。
『じゃあその前はまるでなしのジャングル状態??!』
これは人道上というより、社会党が議席もつのを阻止するために両党が押さえにかかったからだそうです。



 村田さんらの対談にもでましたが、ジャパンナッシングです。80年代ジャパンパッシングが目立ったらしいですが、今回は日本のにですらでなかったそうです。
ツルミさんによると、クルントン政権までは政治力があり日本を知っている人材が大使に任命されたそうです。でも今では論功行賞で任命されたメッセンジャーだそうです。
(アメリカ合衆国  http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2008-03-12-1 ・オバマ政権登場 http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2009-04-20 どうぞ。)


 アメリカは日本を無視??? ツルミさんも村田さんらの対談でもそれは少し違うようです。某政権がアメリカの要求通り民営化・イラク派遣とかしたのがおかしいそうです。言う事きくから対等な交渉相手にならないんです。
(注意・民営化が言い悪いではありません。)以前にも書いたんですが、外交は取引だそうです。民営化はものすごくでかいとこです。民営化に見合う金融上の見返りがアメリカに要求したんでしょうか?イラクの見返りは?
(経済からみるイラク戦争 http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2009-06-08-2どうぞ)この見返りは政権や特定企業でなく国益での見返りです。



 ごく一部に「自己責任だ!」といいつつ「権利いうな!・がまんしろ!」といいブッシュ政権を賞賛する人がいます。ん?それおかしくないですか?
アメリカと対等につきあうには自己責任(この言い方アメリカとはちょぃちがうような・・・)と自己主張・権利主張はセットですよ。自己都合をちゃんと主張しなきゃいけないんでしょうね。
 
 国益からみて、お互い主張し合い話し合いの中から妥協点見出して、交渉していくんでしょう。また外交カードが多いほうが交渉しやすいそうです。イメンジ戦略でもカードを獲得しなくてはいけないそうです。
『ただで相手に外交カードプレゼントした?某幹部は問題かも』
イデオロギーは国益より強し http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2008-12-01 どうぞ。


 村田さんらの対談では民主が親中・共和が新日というイメージは違うそうです。日本が主体的に働きかけるのが大事だそうです。


 ツルミさんは某新聞社のEメール時評に昔書きました。直前にボツにされたそうです。
以下要旨
アメリカ政府は2015年までにGDPで中国に抜かれる。
自公政権では中高年の自殺が同年代交通事故死より多くなる。
ブッシュ政権は日本はロシア同様デモクラッシーでなくクルプトクラシー(盗賊国)と見ている。
表面は民主選挙でも為政者は延命のため制度曲げる。
支持者の団体と自己の利益追求。

民主国の政治条件
政治家・官僚・経営者の社会責任の追及・監視
風化すると、富の適正分配・公正な市場競争も働かない。

とかです。



 表面的にはかつてない波風立たない良好な関係ですが、裏ではばかにされているんですか??これならジャパンパッシングのほうがずっとましかも?

 ここでたびたびでる報道問題です。例えば(もっといい例あればいいですが)満州国建国で日本の主張もある程度認められてても否定の部分ばかり報道されて判断あやまったのでは?という説がありました。
 本当にパッシング??

 なんかお話きいていてふと思ったんです。当時のことあまり知りませんが、その当時他国メディアはどう報道していたんでしょう?
 なんとなくの憶測では自己主張ありきでまず自国の国益考えて主張するのでは??それをパッシングと表現したのが適切なのかうちにはわかりません。日本も負けずにまず主張してたんでしょうか??
 まず主張して、妥協点さぐり話し合い解決なのかも?いつまでも主張ばかりでは、これも相手にされなくなります。

 ある研究者曰く、アメリカも外交はうまくないそうです。列強がひしめき交渉が不可欠だった欧州に比べて、欧州から距離おき、周囲からくらべて巨人だった歴史がその背景だそうです。

 

 世界大恐慌引き起こし世界をこわしてしまう、奴隷制度を続けたとかろくな事ない歴史をかかえていますが、でもあゆはアメリカ(USA)は好きです。
 ちゃんと向き合い対等に付き合えることは可能だと思えます。追従でなく対等にパートナーとしていい関係ができるのでは?追従でなくちゃんと言う事言えばオバマさんは耳を傾けて日本の存在感がたかまるのでは?
日本にもアメリカにも国益からみて対等なパートナー目指してみては?





オバマ政権登場 http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2009-04-20 
リベラルな保守? http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2008-12-30
インテリジェンス http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2008-12-24
イデオロギーは国益より強し http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2008-12-01 
アメリカ大統領選挙 http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2008-07-04
アメリカ合衆国  http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2008-03-12-1
nice!(2)  コメント(1)  トラックバック(0) 

nice! 2

コメント 1

ayu15

disneyworldさん、かたぐるしいメディア論の講義なのにありがとうございます。
マイケルさんのことは一つ前に書いています。

小父蔵さんありがとうございます。前政権は人権でも国益でも問題だったようですねえ。

 日本でも総括してもよさそうです。

by ayu15 (2009-07-05 09:03) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。