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責任取れない大きさ [社会問題]

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初めての方は、コメントくださる前にまず、はじめましてをごらんくださいね。
http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/archive/c35382141-1


shiraさんが自己責任論とりあげていました。
以下記事より
 私の考察は、自己責任とは、自己でオトシマエをつけられるレベルのことに対してだけ求められるものであり、例えば企業や行政の重責をもつある個人が、その落ち度で多数の人間の命を落とさせることがあったとして、それを「自己責任」と片付けることなど到底不可能であると結論づけました。たとえその個人が死を持って責任を償おうとしてもせいぜい一人分の責任しか果たせない。つまり自己責任論が咎める相手は大きな権限など持たない市井の人間であって、至って不公平なリクツであると。
以上










 世の中誰が何で違反者として逮捕されるかわかりません。もちろん何で被害者になるかも・・。
なんか不安な世の中の側面も・・。

 行政の重責といえば警察もその一つです。なにせ人権を合法的に制限したり侵害できるんですから。もちろん警察のおかげで・・というのは多いんですが、今回のテーマから外れるので他の機会に。


 http://president.jp.reuters.com/article/2010/05/07/519E77EC-51C9-11DF-BDCC-EE093F99CD51.php
ロイター2010.5.7に
解決!法律塾
2010年 5月 07日警察官に呼び止められたら、必ず応じないといけないのか
任意:トラブル脱出の知恵    プレジデント 2009年8.3号

というのがありました。


「突然、警察官に「話を聞かせてください」と呼び止められたらどうすべきか。」と言う内容で弁護士 井上 薫さん 構成=村上敬 さんで載ってました。

以下記事より
 ☆警察が「質問・尋問」を行う根拠と対処法はこれだ!
Q 突然、警察官に「話を聞かせてください」と呼び止められたらどうすべきか。
A 裁判官や弁護士として多くの刑事事件にかかわった経験からいうと、任意同行は断ったほうが身のためだ。


{そういえば某事件でも任意なんて実にあやしいらしいです。任意提出もあやしいそうです。}
{留守中事情知らないおばあさんに言って本人の知らぬ間に持って行くなんてするそうです}


解説
警察官は、警察官職務執行法(警職法)2条により、停止させての質問や警察署などへの同行を求めることができる。しかし同条3項には、本人の意に反して連行できない旨が定められている。つまり法的には、逮捕されない限り、任意同行に応じなくても問題はないのだ。

特に任意同行に応じて警察署に入った場合は、実質的に身柄を拘束されて自由を失うリスクがある。裁判官時代、任意同行で署に連れてこられた人が、尿検査の結果、覚せい剤の反応が出て起訴された事件があった。警察は任意だと主張したが、数時間にわたり取り調べを受け、トイレにも行かせてもらえず、逮捕と同じ扱いを受けていた。任意といいながら強制的に捜査をするのは違法であり、私は違法収集証拠だとして尿検査の鑑定書の証拠申請を却下した。しかし、これは稀なケースだ。裁判官の多くは警察の主張を信用し、証拠申請を認めてしまう

事件とはまったく無関係の人が、任意であるにもかかわらず執拗な取り調べを受け、自白を強要されて冤罪事件へ発展する場合もある。署の中に一度入れば、あとは密室。違法な取り調べがあっても、それを後で証明するのは難しい。


{そういえば取り調べ可視化に反対する人達が警察検察ですよね。知られたらまずいことしてるんでしょうか??閉鎖的空間はほんとなにがあってもわからない恐ろしいところになる恐れがあります。警察署・刑務所・精神病院その他そこにいさされる人の発言は信用されにくいだけに怖いです。}
{もしあなたの大事な家族や友人が突然連れていかれたら??うちなら代用監獄(取り調べるところと拘束するところが同じ)は危険なので猛反対します。取り調べに弁護士立会い要求します。面会禁止なんてとんでもないです。あなたならどうです??}





 {  「それでも僕はやってない」という映画でショック受けた人も多いかも?無実なのに屈辱的なことされ有罪にされかかっている映画です。これは現実に似たこと がおきているそうです。
 思い返すと、被害者(被害受けた人は気の毒で、実際被害にあっているようです)は現行犯逮捕した自覚ないようにみえます。}

以下記事より
 逆に実質的に任意だったのに、後から逮捕が“つくられる”こともある。痴漢事件では、ホームで女性に呼び止められ、警察官に同行して署に行くと、そのまま勾留されることが多い。勾留の前には逮捕行為が必要で、任意ならいつでも帰れる。ところが、捜査機関は勾留のために、書類上「女性が現行犯逮捕して警察官に身柄を引き渡した」ことにする。実際は逮捕行為がなかったのに、いつのまにか逮捕されたことになっているのだ。
以上

{ それでも・・の映画はこのケースかも??男性のみなさん人ごとじゃないですよ。明日は我が身かもしれないんですよ。 }




以下記事より

このように、警察は「任意」を拡大解釈して、あたかも強制力があるかのように装い、より違法性の高い捜査を行う場合がある。違法捜査から身を守るには、明確に逮捕されたのではない限り、任意同行は拒否したほうがいい。捜査協力するにしても、署には行かず、こちらで場所と時間を指定して話すべきだ。自宅に押し掛けられても入れてはいけない。別件逮捕の口実を与えるだけで、何もいいことはない。

任意で行われる職務質問も同様。下手に応じてカバンの中を見せると、「ペンライトは窃盗の道具に転用できる」「登山用ナイフは銃刀法違反」などと、犯罪にこじつけて余計なトラブルを背負い込まされる。なお立ち去るときは、体の接触に注意したい。2006年に刑法が改正され公務執行妨害に罰金刑(50万円以下)が加わり、いままで懲役または禁錮刑しかなかった公務執行妨害の適用のハードルが下がった
肩がぶつかっただけでも逮捕されかねない。押し問答はやめて、「任意ならお断りします」と簡潔に告げて立ち去るべきだ。

※すべて雑誌掲載当時
以上


世の中事件がおきるたび派手に個人情報入りで報道されます。人はそれみて不安感じて自分と違う特定の人を排除したがります。そこまでなくても監視強化厳罰化を「やむをえない」と容認してしまいます。現行法でも厳しく適応すればえらいことになるのに・・。

 冤罪はもちろん必要以上に思い罰もおきてくるでしょう。
被害者はもちろん疑われた人も人生が狂わされます。
もうこれは自己努力で対応できる範囲をこえているように思えます。
足利事件に限らず「人権奪った」人達は充分な責任とる能力がないようです。うばわれた人生はどうしようもありません。あまりにも被害者指数が大きすぎるんです。



shiraさんは責任取れないおおきなことを与える疑問に触れていました。
監視強化厳罰化で自由奪われて人生が狂う人に誰がどう責任とれるんでしょうか?
「右翼な思考」(政治上とはちょぃちがいます)で他者に寛容さ失い・個性をわがままととらえ画一的にすることで苦しめられている人もいるとおもうと思い気分にあります。

他律でなく自律したいです。
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コメント 3

shira

 おお、これは有益な情報。私も任意同行は断るようにします。
by shira (2010-08-25 21:54) 

ayu15

shiraさんありがとうございます。
「肩がぶつかっただけでも逮捕されかねない。」というのはむちゃ怖いです。多分みんながこんなことするわけじゃないかもしれませんが、その気になればやれるというのは怖いです。


by ayu15 (2010-08-26 12:03) 

ayu15

xml_xslさんありがとうございます。


by ayu15 (2010-08-26 20:17) 

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