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トラブルと対話 [医療]

 世の中監視強化厳罰化方向にすすんでいる印象受けます。
うちの描く理想と逆方向です[がく~(落胆した顔)]


事件おきると人は不安になり監視強化厳罰化で対応しようと思ってしまうことがおおいようです。
なぜ??

効果がはやく、目に見えるし努力(自分の負担)が少ないからかも?
自分が取り締まりの対象をあまり考えない人・考えているけど、その人の価値観では許容範囲と言う人とか?

なんかこれ事件よりこちらのほうが不安だわ・・・。

 何度か書いてますが、事件増えたは誤解です。少年事件にいたってはかなり減っていて少年院は事業仕訳してもいいくらいかも(冗談)
また医療事件事故も同様増えていないそうです。


  医療裁判は刑事事件でなければとてもハードルが高いそうです。
おそらく個人がお金目当てで言いがかりでなんて難しいでしょう。

 増えてなくても事故や事件はげんにあるそうです。医療はがんばっても完全にできないもの。
トラブルになって好きで争う人はほとんどいないでしょう。たいていは仕方なく裁判にでしょう。でも先にかいたようにハードルはとてもたかいそうです。



 そんな時医療ADRがあります。(読売新聞10月11日他で連載)
トラブルで病院の対応が不信のことはあるでしょう。そんな時これがあるんです。
中立的な医師・弁護士・有識者の3人が無料で仲裁してくれるんです。


茨城県のケースでは入院費交通費がかさんでいる・不自由な生活への補償と希望伝えることができ病院側も話し合いに応じて解決しています。


 なかなかいい仕組みですね。
でも問題もあるようです。
これは弁護士会がつくったもの・医師会が作ったもの・NPOが作ったものなどがあるそうです。

ある弁護士は医療機関が本気で解決しようとしている事案のほうが少ないということです。病院側が応じてくれないので話し合いができないのが3分の一あるんです。
{そんなにあるの~!}
{これじゃあ弁護士のコメントはむちゃもっともだわ。病院は話し合いより裁判したいといわれてもしょうがないですね。当然被害者??は不信感たかまり余計にこじれるのは目に見えてます


13日の記事のケース
救急車で運ばれましたが夜間で検査できないと言われました。翌日夕方検査結果出ました。障害が残りました。
こういう例です。医療過誤かどうかでなく、問題になったのは病院から充分な説明がないことです。
裁判でなくADRを望んで手続きしても、このケースでも病院は話し合いを拒んでいます。
{うちなら当然怒り訴訟起こします。病院側の対応が問題で訴訟になることだってあるんです。医療崩壊の責任にされ訴えるななんてむちゃくちゃです!}


じゃあ病院側は?

ある医師は、「紛争解決したくないという医者なんて一人もいない」
{全然説得力ありませんよ。はなしあいに応じないのだもの!}

なんで??
その心境は?
別のある医師は、「弁護士に叩かれたトラウマがある」
{トラウマが過剰反応するのはよくあるケースのようですね。でも話し合わなきゃ余計にわるくなりお互い叩きあいになるんですよ!
{でも病院側弁護士は逆に患者叩き?になりかも?}

第三者による医療の事故調査委員会のようなものの必要性を言っていました。

以上記事より






 うちの能力の問題で充分伝えられないので、できれば過去の医療関係もよんでもらえるとうれしいです。別の視点角度からのもあります。



 医療はどうしてもうまくいかないこともあるでしょう。完全はないので。
でもだからしょうがないでは不幸にして被害にあった人があまりにも気の毒です。

でも「ホカベン2」のように医師個人が責任負わされ退職も気の毒です。


なんか高額請求する家主の事件も連想します。




多くの医療者の方が言うには小泉改革で医療崩壊だそうです。
改革は大きな成果だたのかもしれません???でもその副作用も大きかったようです。
「効果の高いお薬は副作用も大きい。」


 一人一人の患者さんに充分な対応するゆとりがトラブル起きる病院にはないのかもしれません。
悲劇の再生産・憎しみの再生産がこんなところにも起きているのかもしれません。
医療はまず患者救済でしょう。病院はまず患者を(一人一人の)救わなくては! そしてそれができる病院をささえるのは国や社会なのかも?


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村野瀬玲奈

>何度か書いてますが、事件増えたは誤解です。少年事件にいたってはかなり減っていて

そうなんですよね。報道はこういう誤解を改めるための仕事はしないんでしょうか。私もその旨うちのブログで何度も書いているのですけどね。あゆさんも書いているのですね。お互いに粘り強く書いていきましょう。

というか、事件増えたと不安や危機をあおる方が新聞が売れたりニュース番組の視聴率が上がったりするんでしょうか。それはありそうなことですが、そこで冷静に事実を報道できる報道機関がやはり信頼できるのだと思います。

医療ADRのことは初めて聞きました。自分でも調べてみたいと思います。
by 村野瀬玲奈 (2010-10-20 23:33) 

ayu15


shiraさん
takemoviesさん
村野瀬さんありがとうございます。



うちの印象ですが、
やはり医療機関は患者さんへの対応をもう少し丁寧にしたらと(もちろんしている場合もおおいですが、)

医療機関の「リスクヘッジ」がトラブル誘発(ホカベン2どうぞ)することもあるかも?

痴漢とか失言とかあらゆるところで、「悪」とされると叩かれちゃいます。あるい人にも人権という感覚があまりないような?
叩き世論が医療機関にリスクヘッジとらせてそれが一部患者さんへの不誠実な対応ととられるかも??



報道についてもいろいろ書いてます。
一つだけ書くなら、「書かれる人(個人)に配慮お願いします」です。

まさしく悲劇の連鎖のように思えます。
by ayu15 (2010-10-21 10:03) 

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