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チャップリンの独裁者 [社会問題]

 昔、子どもの頃?ビデオかなんかで見た記憶があります。
親が言うには喜劇王チャップリンさんが、引退するつもりがどうしてもこれだけは伝えねばと作ったそうです。
でもなにぶんうちは内容覚えていません。

え~「じゃ~なんで書くの?」ですって?[あせあせ(飛び散る汗)]


最後に演説するんですがこれこそどこかの政治家と違い内容は愛があり特定の人をいじめない温かいものだったようです。


 某国では戦前の反省があやふやなまま(戦前回帰みたいな発言する人が)戦前の国旗国歌を引き継いでしまったようです。

 別の某国は戦前を否定し、戦前回帰は禁止だそうです。戦前の旗を崇拝は違反となるそうです。 でその某国ですが・・




経済に詳しくないんですがなぜかことごとく政策が大当したそうです。
当時の庶民は気軽に旅行なんて行けなかったそうですが庶民が旅行に行けるようになったそうです。
労働条件改善させて労働環境よくしたそうです。
資本家の家来でなくにんげんらしくに近づけたようです。
死亡率が低下したそうです。

当時画期的な添加物規制を行い国民の健康まもろうとしたそうです。
経済だけでなく環境整備にも大きな力そそいだそうです。

ほかもあったようですが忘れました[たらーっ(汗)]


これだけみたらものすごい政権ですよね。
もし今の日本でこんなのあると凄まじい支持率でたちまち独裁者にできるかも??






以下歴史です。

1848年 国家統一・人権保障・政治参加要求の民衆蜂起

19世紀半ば、急速な工業化
わずかの賃金・劣悪な労働環境・長時間労働
安全対策ほとんどなく、労働災害は日常茶飯事
事業主の過失証明されなければ、救済なし。


1845年 労働契約
「事業主と労働者の間の自由な取り決めである」スト禁止
低賃金による貧困・劣悪な環境・衛生状態・児童労働・非人間的生活による健康被害

1848年 全ドイツ労働者親睦会結成
議会制民主主義国家・職安・保険基金とかを要求

1854年 国家により労働者親睦会禁止

1871年 ドイツ帝国成立
プロイセン国の指揮下に25の国
ビスマルクがプロイセン首相兼ドイツ帝国宰相
内政はカトリック教徒・社会民主主義者・左派自由主義者に帝国のレッテル貼る。民主化阻む。

労働者党・労働組合を取り締まり対象。

1881年 左派自由主義・社会民主主義の勢力拡大
ビスマルク、労働者組織弾圧・社会保険制度に取り組む。
1883年医療保険
1884年労災保険
1889年年金保険

1890年新皇帝ビルヘルム2世との意見不一致で、ビスマルク辞職

帝国内の労働者は以前社会的・法的に不利な立場

1890年 社会主義者鎮圧法失効
依然社会民主主義と国家のへだたり
(社会民主主義は警察の監視下)

1912年社会民主党最大会派になる。
社会保険・労働者保護の法律
衛生状態改善
上下水道整備

帝国法制定
予防接種・食品・伝染病など集約されたもの。
保健教育は公的機関の使命と考えるようになる。

1911年 帝国保健条例
受給額アップ
農業従事・行商人とかにも拡大

事務系職員のための年金制度設立




1917年アメリカ参戦
1918年 降伏し、皇帝は退位して、ドイツ共和国成立
医療保険の規模拡大
1919年 国民議会選出・民主的憲法可決・人権・自由・平等・普通選挙が保証されました。労働法改革
 戦争帰還兵の就職難・賠償金の支払い負担の発生
1923年 通貨暴落(高額の賠償が原因との見方)
破産とか窮地に陥る市民

20年代後半 上流階級に黄金の時代・大多数の国民に失業・貧困とかの困難な時代 1927年 失業保険・職業紹介
1929年 世界大恐慌    {金融危機}
 失業者の増大・政府が倒れる。
就労1200万・失業600万
壊滅的影響で破産宣告しようとする。

共産主義・国家主義が急速に勢力
1933年 ヒトラー首相登場
1933年 基本権無効
社会民主党の反対押し切り全権委任法可決
(すでに共産党員は逮捕)

女性は家庭に。女性の労働禁止思想
1935年 ニュルンベルグ法他
 ユダヤ人市民権剥奪
1942年 ユダヤ人絶滅決議
同性愛・障害者とか殺害

抵抗運動
初期・ 社会民主主義・共産主義・教会関係・少数軍人の抵抗
中期  保守派・軍人に抵抗勢力

ことごとく捕らえられました。

ナチスの理念の一つ「民族共同体」
社会的同質性・連帯を強調しました。

以上

上記の情報はドイツ政府発行冊子・HPなどからです。



以下補足

ナチスの内政だけでみると反対者をことごとく逮捕しています。
民族・国家保護令で憲法をつぎつぎ無効化しています。
労働組合禁止しています。1933年
この点は警察国家そのものです。

軍需産業で雇用確保してます。労働志願勤労奉仕隊です。
その後、兵役です。
これにより完全雇用ができました。
軍事支出は1932年4%
1938年50%強
これが原因で戦後通貨暴落おこしています。

「労働の美」
政策で社宅・運動場・社員食堂を建設しています。妊婦保護制度改善しています。
1937年年金制度拡張してます。
以上




どうです?

超格差社会で金融危機。
閉塞感の社会、生活大変な人々の不満。
動かない政治への不満。

こんな時
弁舌にすぐれカリスマ性もった有能な人が出てきたら??



うちだす政策があたり庶民(多数派の)生活改善されたら?

憲法改正や憲法停止・憲法破棄となえてももう止める力はないでしょう。
政権の義務でなく(国民の権利)国民の義務にすりかえるのも可能になるでしょう。


このリーダーは桁外れのすごさはあったかもしれませんが、そこまで力与えて同調したのは??

大きな空気ができもう誰もその空気に逆らえないとか容認したりしたかも??






マルティン・ニーメラー牧師の言葉です。
-------------------------
ナチスが共産主義者を弾圧した時、私は不安に駆られた
が、自分は共産主義者でなかったので何の行動も起こさなかった。

その次、ナチスは社会主義者を弾圧した。私はさらに不安を感じたが自分は社会主義者ではないので何の抗議もしなかった。

それからナチスは学生・新聞人・ユダヤ人と、順次弾圧の輪を広げていき、そのたびに私の不安は増大した。が、それでも私は行動に出なかった。

ある日ついにナチスは教会を弾圧してきた。そして私は牧師だった。
だから行動に立ち上がった。
が、その時はすべてがあまりにも遅かった。

以上


ここにはは出てませんが
同性愛者は抹殺されたり虐待されたりしています。
精神障害も同様だそうです。

優秀な民族で均質性なのでこういう人は殺せとなるようです。



今でも
社会主義のレッテル貼る人いますね。
同性愛、精神病につめたかったり差別する人いますよね。
どこかの政治家なんてそうかも。



人は自分が大変だと寛容さうしないやすいのかも?

あいつが悪だ!とレッテル貼りおきてそれが空気となると同調しやすいかも?

そこに成果あげる人が出たら?
差別的発言容認してしまいませんか??

某大都市は容認してますよね[あせあせ(飛び散る汗)]









2007年日記
[黙って行かせて」  【原作】ヘルガ・シュナイダー
http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2007-08-22-7




ここからです。

戦犯だった母の言葉

「あなたのおとうさんも、共同経営のユダヤ人の人権・財産が法でとりあげられたので、儲けたろう、あなたの母は?」
「当時はイギリス・フランスとドイツを狙っていたのよ。かげで操るのはユダヤ人どもよ」
「ヒトラー総統はドイツ経済を立て直し、民族の誇りを取り戻した。」

「国が滅びたら家族はないでしょう!」
「私は国のために捧げた。それは誇り」
「連中の団結の強さにくい。」
「あれは戦争だった」
「私は後悔してない。ユダヤから開放する。政府にとって正しかった事はわたしにとってただしい。」
「ユダヤの子供がまた減った。これでユダヤの大人せずにすんだ」

以上






 この国は基本法が憲法として機能しています。名称変更しないでそのままきちゃったそうです。
基本法は、内容的に考えても、単に最高法規というだけでなく、憲法たる実質を備えた憲法と言って差し支えないというのが、憲法学の教科書に載ってる話だそうです。


憲法学の試験で出たら、【ドイツには形式的意味の憲法はないが、実質的意味の憲法、立憲的意味の憲法はある】と答えるのが、模範答案だそうです。
この某国は【戦う民主主義】を憲法に明記した国で、戦前の災禍をちゃんと教訓にしています。



 対する被害の某国
憲法破棄・自主憲法なんて公言する政治家がいっぱいいます。お手本?の超大国は憲法は政府の義務ですがなぜかそこな真似せず国民の義務にすり替えています。

解釈上、いわゆる根本規範に反する改正は、例え国会で3分の2以上をもって発議され、国民の過半数の賛成を得ても無効だとするのが憲法学の通説的見解だそうです。改正がなされたことがないので、判例は当然ないんですが…。

 ここでいう根本規範というのは
①基本的人権の尊重、
②国民主権、
③国民の憲法改正権(改憲の国民投票制度)、
④平和主義
がそれに当たると言われていて、人権を制限する改正や、天皇主権を復活する改正はできないことになります

 ④の平和主義に関しては、戦争を賛美するような改正が無効ということで、自衛軍の創設やPKOへの参加を明記しても、その目的が平和の維持にあるのなら、無効にならないそうです。






以前書いた友情です。
友情 http://blog.so-net.ne.jp/life-ayu/2007-07-21-1




ドイツを祖国として生きれるのにユダヤのレッテル貼られた人の悲劇です。

個々の人の帰属意識アイデンティティなどを否定しないで欲しいです。
帰属意識の否定
同性愛だめだ
少数民族
社会主義(左翼)・・・国によっては逆に帝国主義・ブルジュアなどレッテル貼りで排除
非国民
など強調しだしたら危険信号かも?


ここの尊重でなく均質性求めるのもやばいかも?


西の某国は多数決で独裁者生み出しました。成功はしたかもしれませんがその影で特定の人たちを虐殺したり虐待してきました。
どんな成功でもこれは絶対許されないです。
今、西の国はこの「亡霊」に苦しみながらも戦っているのかも。

「防衛戦争・侵略戦争どちらだ」の問題じゃないです。


海の向こうの大国だって虐待してきたんです。今ではそれを間違いだったと認めているようですが・・。




対する東の国は独裁者はでませんでした。でもこの国は空気という強力な見えない独裁者を産んだようです。
そしてその亡霊は今も息づいているのかも?[ふらふら]


もしチャップリンさんが今生きていて映画とれるならどうとるんでしょう??


自分でいられる。
自分が生きれる。というのは自分の努力もいるでしょう。
でもそれ以前に社会や環境が必要でしょう。
一人一人がいろんな人に配慮(特に立場脆弱な状態の人に)するのがいいかも。



誰もが社会生活がおくれますように。
お互い否定しないで認め合いましょうよ。

強制でなく共生を。





黙って行かせてhttp://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2007-08-22-7

 友情        http://blog.so-net.ne.jp/life-ayu/2007-07-21-1
女性差別?http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2007-08-20-5
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ayu15


Moselさん

shiraさん

(。・_・。)2kさん

xml_xslさん

ナイスありがとうございます。


なだ羅列しているわけでなく、なにを気にするのかとか言いたいことはありますがあまり表に出さず書いてます。

by ayu15 (2012-03-24 09:33) 

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