こころのバリアフリー [人権]
shiraさんがこういうの書かれていました。
http://sshshouron.blog.so-net.ne.jp/2009-07-20
つぶされたらつぶしかえせばいいのか~厳罰主義を考えるヒント
以下記事より
私は昨今の厳罰論はキライです。アブナイ奴は抹殺してしまえ、という排除の感覚がプンプンと臭うのが1つ目の理由。抑止抑止といいながら、厳罰の抑止効果を立証してくれないのが2つ目の理由。一罰百戒の弊害を身をもって知っていることが理由その3。そして4つ目の理由は、結局は犯罪予備軍の「理性」に期待するだけの、ノホホンとしたお気楽な主張だからです。
以上
1はすごく同感です。
後ももっともです。
でも仮に明確な効果あってもやはり嫌です。理由はうまく言えないですが。
以下記事より
私は反社会的行為に対して罰を科すことの必要性は否定しません。(ここんとこ重要です。厳罰主義がキライとか書くと「では犯罪者を野放しにするのだな」とかスーパー低レベルなコメントを投げつけてくるボンクラが世の中にはいっぱいいるんで念を押しておきますよ。)否定はしませんが、厳罰を声高に叫ぶ人たちにどーしても共感がもてないんです。ssh229もそういう厳罰主義への疑念を考える上でのヒントとなった記事を拾ったものです。
以上
その「野放し・・」とかむちゃ同感です。
別の観点から厳罰主義への疑念を考えるヒントとなる事例を挙げておられます。
以下記事より
◆◆
その日、お客さんは、切られた髪に納得がいかなかった。そうとうに気に入らなかったらしく、怒りがおさまらなかったのだろう。お客さんは、自分の髪を切った美容師さんに向かって「あなたも髪を短くしろ」と要求したそうだ。
あやまっても許してもらえなかった美容師さんは、お客さんに言われたとおり、自分の髪を切ったそうだ。
「髪を切られた、心がつぶれた」という心境だったかもしれない。
、「不本意な髪型」をしなければならない人間をもう一人つくるということは、つまり、2つの心を「つぶす」結果になる
以上抜粋
あゆの都合で整理し直します。
舞台はちゃんと代金をとるお店
関係性はお店の人とお客さん
つまり「公務」と私事です。
仕事の依頼(商品提供依頼)
お店は受諾
お店は商品(サービス)提供
仕事のミス??商品に不具合とお客の判断
それに対してお店側がお客にどういう言動かは不明(推測も不能)
客の怒り
お店の人の謝罪
客の怒りおさまらず(謝罪だけでは被害者指数でみると不十分。)
{被害者指数と加害者指数の乖離}
お店側に罰を与える。(被害者指数でみて同程度と目される刑罰を与える。)
お店側受諾
こういう感じです。
先日こういうのがありました。
さあさっきのと共通点と違うところは??一部にはお客さんに批判が集まってます。一言で言うと「わがままだ!客だからと言って何言ってもいいわけじゃない」などです。
http://www.rbbtoday.com/article/2013/05/20/108129.html
報道の範囲内での要点
2階にあり、エレベーターはあるものの、その階には止まらない仕組み
店側からは「車いすなら、事前に言っておくのが常識だ」「ほかのお客様の迷惑になる」などと告げられた
「ちょっと下まで降りてきて、抱えていただくことは…」
{抱きかかえは難しそう}
あゆ補足{多分お店の事情は伝えてくれないとわからない}
「忙しいから無理」「これがうちのスタイルなんでね」
店主みずから階下まで降りてきて、非をなじる
以上
さらにあゆの都合上の整理です。
舞台はちゃんと代金をとるお店
関係性はお店の人とお客さん
つまり「公務」と私事です。
お店に仕事依頼(サービス提供依頼)
お店側は断る。(言い方が問題)
お客が提案を出す。
お店側怒る。(暴言)
お客も怒る。ネット上で批判
共通点
舞台はちゃんと代金をとるお店
関係性はお店の人と従業員
つまり「公務」と私事
どちらもお店とお客のトラブルです。
じゃあ同じ???どちらもクレーマーで一緒にしていいの?
よ~~く考えてくださいね。
決定的な違いがありますよ。
まず
お客にはお店側の内部事情は通常わかりません。
うちだってバイトしたら例えバイトでもちゃんとしなきゃいけないし、内部事情でお客に迷惑かけるのは注意されましたよ。
わかっててむちゃな要求したかどうか?
お客さんの要求は無理なことでしょうけど、内部事情がわからないんですから。
言い方が失礼がないかどうか。差別的言動は論外です。
{客商売ですし失礼のない言い方はお客以上に心がけませんか? }
{できてるかどうか別にしてうちはバイトとかでもそれは念頭に置いてますよ。なんか・・・・・てお客さんでも最低限失礼のないように気をつけます。}
お客の心情
美容院はそこまでなく憶測するしかありません。
同じ苦しみ味あわせたいという懲罰かどうか。
言動に失礼はなかったのか?
後者は怒ったのはあまりにも言い方が失礼だったからだそうです。
後者は当事者がコメントしています。
「『手伝ってもらって当たり前』なんて思っていません。厚意に感謝もしています。でも、お店のスタッフやほかのお客様など『他者の善意や手助け』なしに車いすユーザーが外食できるお店が日本にどれだけあるか、少しでも気に留めていただけたら幸いです」
「私のスキルがなかったばっかりに本日は御無礼申しわけありませんでした」と謝罪。また、同店の公式サイト上でも、今回の1件について事情を説明するとともに、「決して車椅子の方をお断りするつもりはありませんし差別もしておりません」「ご迷惑おかけしまして申し訳ありませんでした」
{事情があったにせよ、やはり言い方は失礼があったようだしちゃんと非礼を詫びたんだからえらぃ}
「本日は結果的に予約に穴を開けてしまい、申し訳ありません。こちらが事前連絡を怠ったことで、お店に不測の事態を生んでしまったことにも、お詫び申し上げます」「ぜひ、次回は事前に車いすである旨をご連絡してからお伺いしますね!
{こちらもわびたしえらぃ}
後者はネットに書きこんだのが原因とはいえ外野の批判だらけは見苦しく感じちゃいます。
たぶん前者も後者もどちらも話題になればバッシングまがいの批判が集まるでしょう。
たぶん悲しいことに最大の共通点?
さあ違いは見つかりましたか??
大きい違いは
前者は怒りの感情が溢れすぎてます。
「復讐」となり相手も限度越えて辛いことに。
じゃあ被害者のお客は救われた??
どちらも傷ついたでしょうね。
後者は
明るみに出たことで差別であるという批判がきて
改めて振り返ったでしょう。
そして反省してお詫びしています。
(もちろん自分らの言い分もあるでしょうけど)
そう相手の受けた我慢できなかった傷を認めたんですよ。
お客側も
お店側にも事情があったことを受け止めたんですよ。
この当事者そっちのけで
「わがままだ!」とかいう批判は見苦しく不快そのものです。
前者はただのクレーマーと思いますが
後者は違うと思います。
本来は
この車いす利用の当事者のいうことがもっともでしょう。
でも現実はそれは理想ぽぃ。
「それは妄想だ!」とかいう批判は遠慮してほしいです。
「そうですよね。でもうちはこういう事情でそこまでできなくてごめんなさいね」
この一言でできなくても救われ差別は感じないと思うんです。
世の中これが欠けているような。
不愉快な批判にうんざりしてたらこういうまともな文がありました。http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20130521/248370/?P=1
前者はトラブルまでお店側とお客がどういう会話があったかわかりません。
ちゃんと相手に配慮して失礼のないようにすれば本当のクレーマーでなければひどくはこじれないでしょうねえ。
苦情?いうお客を気軽に?クレーマーのように言わないでほしいです。
後者なら
きっと今度はお店で和やかに食事をして、店員さんとありがとうと言いあえるでしょう。
お店もこの事件で成長してもっといいお店になるでしょう。
乙武さんのような方が設備がまだ不十分な部分あっても「差別的」なことを感じない社会というのは心のバリアフリーなのかも。
その社会で居心地良くなるのは乙武さんのような人だけじゃないと思います。
弁護士がジャッジ「ネットで店批判をすると罪になる?」http://woman.mynavi.jp/article/130604-076/
記事より
■人の社会的評価を低下させる行為は名誉毀損罪に!
■憲法では表現の自由を保障
■障害者基本法4条では“何人も、障害者に対して、障害を理由として、差別することその他の権利利益を侵害する行為をしてはならない。”
一部のマナーのない一般人に差別的な言葉を用いてからまれることもありますが、それをスマートに切り返すことで一目置かれている存在だそうです。
そんな方が怒ったぐらいですから本当に言い方がひどかったんでしょうね。
http://sshshouron.blog.so-net.ne.jp/2009-07-20
つぶされたらつぶしかえせばいいのか~厳罰主義を考えるヒント
以下記事より
私は昨今の厳罰論はキライです。アブナイ奴は抹殺してしまえ、という排除の感覚がプンプンと臭うのが1つ目の理由。抑止抑止といいながら、厳罰の抑止効果を立証してくれないのが2つ目の理由。一罰百戒の弊害を身をもって知っていることが理由その3。そして4つ目の理由は、結局は犯罪予備軍の「理性」に期待するだけの、ノホホンとしたお気楽な主張だからです。
以上
1はすごく同感です。
後ももっともです。
でも仮に明確な効果あってもやはり嫌です。理由はうまく言えないですが。
以下記事より
私は反社会的行為に対して罰を科すことの必要性は否定しません。(ここんとこ重要です。厳罰主義がキライとか書くと「では犯罪者を野放しにするのだな」とかスーパー低レベルなコメントを投げつけてくるボンクラが世の中にはいっぱいいるんで念を押しておきますよ。)否定はしませんが、厳罰を声高に叫ぶ人たちにどーしても共感がもてないんです。ssh229もそういう厳罰主義への疑念を考える上でのヒントとなった記事を拾ったものです。
以上
その「野放し・・」とかむちゃ同感です。
別の観点から厳罰主義への疑念を考えるヒントとなる事例を挙げておられます。
以下記事より
◆◆
その日、お客さんは、切られた髪に納得がいかなかった。そうとうに気に入らなかったらしく、怒りがおさまらなかったのだろう。お客さんは、自分の髪を切った美容師さんに向かって「あなたも髪を短くしろ」と要求したそうだ。
あやまっても許してもらえなかった美容師さんは、お客さんに言われたとおり、自分の髪を切ったそうだ。
「髪を切られた、心がつぶれた」という心境だったかもしれない。
、「不本意な髪型」をしなければならない人間をもう一人つくるということは、つまり、2つの心を「つぶす」結果になる
以上抜粋
あゆの都合で整理し直します。
舞台はちゃんと代金をとるお店
関係性はお店の人とお客さん
つまり「公務」と私事です。
仕事の依頼(商品提供依頼)
お店は受諾
お店は商品(サービス)提供
仕事のミス??商品に不具合とお客の判断
それに対してお店側がお客にどういう言動かは不明(推測も不能)
客の怒り
お店の人の謝罪
客の怒りおさまらず(謝罪だけでは被害者指数でみると不十分。)
{被害者指数と加害者指数の乖離}
お店側に罰を与える。(被害者指数でみて同程度と目される刑罰を与える。)
お店側受諾
こういう感じです。
先日こういうのがありました。
さあさっきのと共通点と違うところは??一部にはお客さんに批判が集まってます。一言で言うと「わがままだ!客だからと言って何言ってもいいわけじゃない」などです。
http://www.rbbtoday.com/article/2013/05/20/108129.html
報道の範囲内での要点
2階にあり、エレベーターはあるものの、その階には止まらない仕組み
店側からは「車いすなら、事前に言っておくのが常識だ」「ほかのお客様の迷惑になる」などと告げられた
「ちょっと下まで降りてきて、抱えていただくことは…」
{抱きかかえは難しそう}
あゆ補足{多分お店の事情は伝えてくれないとわからない}
「忙しいから無理」「これがうちのスタイルなんでね」
店主みずから階下まで降りてきて、非をなじる
以上
さらにあゆの都合上の整理です。
舞台はちゃんと代金をとるお店
関係性はお店の人とお客さん
つまり「公務」と私事です。
お店に仕事依頼(サービス提供依頼)
お店側は断る。(言い方が問題)
お客が提案を出す。
お店側怒る。(暴言)
お客も怒る。ネット上で批判
共通点
舞台はちゃんと代金をとるお店
関係性はお店の人と従業員
つまり「公務」と私事
どちらもお店とお客のトラブルです。
じゃあ同じ???どちらもクレーマーで一緒にしていいの?
よ~~く考えてくださいね。
決定的な違いがありますよ。
まず
お客にはお店側の内部事情は通常わかりません。
うちだってバイトしたら例えバイトでもちゃんとしなきゃいけないし、内部事情でお客に迷惑かけるのは注意されましたよ。
わかっててむちゃな要求したかどうか?
お客さんの要求は無理なことでしょうけど、内部事情がわからないんですから。
言い方が失礼がないかどうか。差別的言動は論外です。
{客商売ですし失礼のない言い方はお客以上に心がけませんか? }
{できてるかどうか別にしてうちはバイトとかでもそれは念頭に置いてますよ。なんか・・・・・てお客さんでも最低限失礼のないように気をつけます。}
お客の心情
美容院はそこまでなく憶測するしかありません。
同じ苦しみ味あわせたいという懲罰かどうか。
言動に失礼はなかったのか?
後者は怒ったのはあまりにも言い方が失礼だったからだそうです。
後者は当事者がコメントしています。
「『手伝ってもらって当たり前』なんて思っていません。厚意に感謝もしています。でも、お店のスタッフやほかのお客様など『他者の善意や手助け』なしに車いすユーザーが外食できるお店が日本にどれだけあるか、少しでも気に留めていただけたら幸いです」
「私のスキルがなかったばっかりに本日は御無礼申しわけありませんでした」と謝罪。また、同店の公式サイト上でも、今回の1件について事情を説明するとともに、「決して車椅子の方をお断りするつもりはありませんし差別もしておりません」「ご迷惑おかけしまして申し訳ありませんでした」
{事情があったにせよ、やはり言い方は失礼があったようだしちゃんと非礼を詫びたんだからえらぃ}
「本日は結果的に予約に穴を開けてしまい、申し訳ありません。こちらが事前連絡を怠ったことで、お店に不測の事態を生んでしまったことにも、お詫び申し上げます」「ぜひ、次回は事前に車いすである旨をご連絡してからお伺いしますね!
{こちらもわびたしえらぃ}
後者はネットに書きこんだのが原因とはいえ外野の批判だらけは見苦しく感じちゃいます。
たぶん前者も後者もどちらも話題になればバッシングまがいの批判が集まるでしょう。
たぶん悲しいことに最大の共通点?
さあ違いは見つかりましたか??
大きい違いは
前者は怒りの感情が溢れすぎてます。
「復讐」となり相手も限度越えて辛いことに。
じゃあ被害者のお客は救われた??
どちらも傷ついたでしょうね。
後者は
明るみに出たことで差別であるという批判がきて
改めて振り返ったでしょう。
そして反省してお詫びしています。
(もちろん自分らの言い分もあるでしょうけど)
そう相手の受けた我慢できなかった傷を認めたんですよ。
お客側も
お店側にも事情があったことを受け止めたんですよ。
この当事者そっちのけで
「わがままだ!」とかいう批判は見苦しく不快そのものです。
前者はただのクレーマーと思いますが
後者は違うと思います。
本来は
この車いす利用の当事者のいうことがもっともでしょう。
でも現実はそれは理想ぽぃ。
「それは妄想だ!」とかいう批判は遠慮してほしいです。
「そうですよね。でもうちはこういう事情でそこまでできなくてごめんなさいね」
この一言でできなくても救われ差別は感じないと思うんです。
世の中これが欠けているような。
不愉快な批判にうんざりしてたらこういうまともな文がありました。http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20130521/248370/?P=1
前者はトラブルまでお店側とお客がどういう会話があったかわかりません。
ちゃんと相手に配慮して失礼のないようにすれば本当のクレーマーでなければひどくはこじれないでしょうねえ。
苦情?いうお客を気軽に?クレーマーのように言わないでほしいです。
後者なら
きっと今度はお店で和やかに食事をして、店員さんとありがとうと言いあえるでしょう。
お店もこの事件で成長してもっといいお店になるでしょう。
乙武さんのような方が設備がまだ不十分な部分あっても「差別的」なことを感じない社会というのは心のバリアフリーなのかも。
その社会で居心地良くなるのは乙武さんのような人だけじゃないと思います。
弁護士がジャッジ「ネットで店批判をすると罪になる?」http://woman.mynavi.jp/article/130604-076/
記事より
■人の社会的評価を低下させる行為は名誉毀損罪に!
■憲法では表現の自由を保障
■障害者基本法4条では“何人も、障害者に対して、障害を理由として、差別することその他の権利利益を侵害する行為をしてはならない。”
一部のマナーのない一般人に差別的な言葉を用いてからまれることもありますが、それをスマートに切り返すことで一目置かれている存在だそうです。
そんな方が怒ったぐらいですから本当に言い方がひどかったんでしょうね。
2013-05-27 15:21
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舞台はちゃんと代金をとるお店
関係性はお店の人と従業員
つまり「公務」と私事
どちらもお店とお客のトラブルです。
違う点をよければ考えてくださいね。
一つは書いたように
マイナスな前者に対し
後者は、
お店側は言い方が失礼なこと気が付いています。
改善すればもっといいお店になります。
お客側も気持ちを受け取ってもらってます。
後の違う点は何かありますか?
by ayu15 (2013-05-28 08:10)
TBありがとうございました。
by shira (2013-05-28 20:59)
みなさまナイスありがとうございます。
by ayu15 (2013-06-02 12:26)