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新聞読み比べ     汚染水編                [環境]

 
 life---生まれてきて良かったと感じられる社会に  
 

個々の人格・アイデンティティなどが尊重されますように♪
一人一人を大切にして見捨てない社会に。
みんなが自分らしく生きれますように♪








 世の中(特に東京??)はまだオリンピックの招致成功のお祝ムードがまだあるような。
海外の人が心配する原発処理も総理は「大丈夫」と言うふうなことを国際公約したようです。

 でもあいかわらず次々不具合が・・・。大丈夫かしら??



9月4日の各新聞に汚染水問題が載りました。
「汚染水に国費470億円」

shiraさんのように社説の読み比べができるといいんですが力量差がありすぎるので[あせあせ(飛び散る汗)]

各新聞の要点(うちの思う)および感想です。

☆日本海新聞

トップ記事です。

東電主体の事故収束作業は行き詰っているので国費投入・政府関与。

五輪招致にむけ安全性アピール。


時間かかる対策内容。
凍土壁は技術的検証はじめたばかり。

対策・・
凍土壁(全額国が負担)
多核種除去設備(現行)より能力高い設備の実証事業
対策本部の下に関係閣僚会議設置


2面
目新しい対策なく後手の対応。
国民負担
危機感薄い


3面社説  場当たり的で根本的解決につながるか不透明。

東電に技術的にも資金的にも事故処理能力ないのが明白になった。

東電存続で買電収入で損害賠償や事故対策にあたらせるという現在の形を根本的に見直す幅広い議論。


実現まで長い時間と資金が必要な対策

当面、汚染水漏れ不安抱えた現行のタンク方式が続くことになる。

すべての情報を東電が握り外部意見聞かず進めてきたツケ。

東電の破たん処理と事故対策と損害賠償の在り方の見直し必要。







☆ 四国新聞
1面左側

凍土遮蔽壁と汚染水浄化設備増強が柱。

凍土遮設置は14年度中運用開始目指す。
対策本部の下に関係閣僚会議設置。
政府関与強め世界にアピール(オリンピック意識)

凍土遮蔽壁など時間がかかる。

フランジ型(現行)から溶接型に切り替えの具体的時期は示さず。


3面

事故後投じられた国費は3兆円以上!
自主再建は難しく。

金融機関も汚染水を深刻にとらえている。

発覚により柏崎の再会談遠のく。



4面
開催に汚染水は影響ない。
東京はまったく影響ないとIOC委員に手紙。

24面
福島告訴団が東電幹部32人を汚染水流出で告発

「人の健康に係る公害犯罪の処罰に関する法律」違反です。







☆読売新聞

3面
東電が債務超過に陥るので支援。

東電との役割分担は一定の線引。



経産省・規制委員会・東電の責任分担や事故収集に向けた指揮命令系統明確化


以上




3新聞読み比べて

2紙と読売では明確に差が出ました。

2紙とも対策内容と問題点が指摘されています。
またオリンピックを意識してのものとなっています。


読売にはありません。
また事故は他人ごとのようで、支持者である東電存続と規律が見えます。

いつも出る「ばらまき」という論調は東電支援には出てきません。




原発自体に賛否はないんですが

電力会社やメディア・世論・政府に十分な管理能力があるんでしょうか???
あるならいいんですけど・・・。



豊かで美しいお水・空気・土はどんな社会になろうとも必要でしょう。
今の経済やエネルギーはとても大事だけど、豊かで美しいお水・空気・土をのこしていくということをおろそかにしてほしくないです。



100年後・1000年後も豊かで美しいお水・空気・土がありますように。








読み比べシリーズ

自動車の町デトロイト    新聞の読み比べ
http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2013-11-07
大切な家族にあんな思いはさせたくない  新聞読み比べ
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差別しちゃだめですよ   読み比べ
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汚染水     新聞の読み比べ
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自動車の町デトロイト    新聞の読み比べ 
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社説の読み方?を見て 
http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2013-06-25
社説の読み方読みましょう
http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2010-12-27





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コメント 1

noga


安全は大好きだ。神話も好きだ。安全神話作りは得意で、すぐに信じられる。広めるのもたやすい。
我が国の国策は、安全神話と深く関係しているに違いない。
だが、最悪のシナリオを想定するのはひどく難しい。恣意(本音)の人ならそうなる。
これは、平和ボケのようなものか。

太平洋戦争初期に、フィリピンの米比軍はキング少将もジョーンズ少将も投降して、75000人以上の将兵の命を救った。
太平洋戦争後期に、日本軍は米空軍の飛来をゆるし、1945年3月10日未明、東京の下町の江東地区がB29約300機による空襲をうけ、死者10万をこす被害を出した。
日本人の指導者には、作戦の成否を予測する力はないのか。
人命の尊重はどのように考えられていたのであろうか。

それでも日本人は、原発の再稼働を選んだ。
一億総ざんげへの道。動き出したら止まらない。
この道は、いつか来た道。ああ、そうだよ、民族の歴史は繰り返す。

意思のあるところに方法はある。(Where there’s a will, there’s a way).
意思のないところに解決法はない。
意思は未来時制の内容であり、日本語には時制がない。
それで、日本人には意思がなく、解決法が見つけられない。
自然鎮火を待つのみか。成り行き次第。

不自由を常と思えば不足なし。
座して死を待つか、それとも腹切りするか。
私の父は、玉砕した。何のお役に立てたのかしら。
安らかに眠ってください。過ちは繰り返しますから、、、、

わかっている、わかっている。皆、わかっている。
ああしてこうすりゃこうなると、わかっていながらこうなった、、、、、
十二歳のメンタリィティには、知恵の深さが見られない。教養 (洞察力) がない。
わかっちゃいるけど やめられない。ア、ホレ、スイスイ、、、、

白く塗られた黒いオオカミの足を見破ることは難しい。
だます人は悪い人。だまされる人は善良な人。おとり捜査は難しい。
この調子では、人の命はいくつあっても足りるものではない。
我々は、自らは望むことなく危機に陥る民族なのか。

http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://3379tera.blog.ocn.ne.jp/blog/





by noga (2013-10-18 00:55) 

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