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被害者指数と加害者指数の乖離   天安門編

中国でとても悲しい事件が起きました。
犠牲者の中には亡くなられた方もおられるそうです。


ほんとかわいそうに・・・。ひどい話です。
お悔やみ申し上げます。




10月31日読売新聞などの記事より



天安門前に小型四輪駆動車が突入炎上

市公安当局が「テロ」と断定

居住していた場所から独立主張組織の使う旗や刃物が発見したという。





車内から旗やなたなどが見つかった。

北京市中心部で発生した最悪のテロ

不安の拡大を防ぐ政権の狙い。

少数民族政策の行き詰まりを示し抜本的見直し迫られるのは必至。

社会矛盾批判の声が高まる可能性




北京共同
当局はイスラム教背景の犯行とみており締め付け強化

以上記事より要点 世の中事件起きるたび
「被害者心情」が言われます。
遺族や被害者の方の怒りはものすごくもっともです。

でも・・・。

医療事故とか一部は逆に被害者側を「権利言うな。わがままだ」と批判がきます。
なんか・・・。


多くの人の犠牲の上に
今の司法はあります。
被害者指数と加害者指数のバランスを取るのが今の司法だと思います。

某世論(特にネットに多い)はこれが欠けてるんですよ。



 

テロという呼び名はともかく
突っ込んだ人たちはそこを切り取れば立派な悪人でしょう。殺人犯でしょう。

被害者や遺族のことおもうとあまりにもひどいと思います。
被害者心情でいけば死刑以外思い浮かばないでしょう。



でも彼らをそこまで追い詰めたものは??
そこも考えて考慮するのがバランスでしょう。



 長い歴史をへて多くの犠牲出してやっとバランスとるというところまで来たんです。被害者心情だけで死刑はバランスを欠くと思います。
(死刑制度賛否の話ななしよ!)


でもこれからは天秤かける発想も卒業していった方がいいと思います。

被害者と加害者・容疑者を天秤にかける今の発想です。
例えば逮捕された容疑者の人権守るとその分被害者の人権奪われるという発想です。




 彼らのしたことはすごく悪いでしょう!
当然何らかの償いはいるでしょう。

でも「殺せ」でいいんでしょうか?!


事件起きるたび個人の問題とかたずけて天秤にかけていていいんでしょうか?!
挙句に
再発防止といい監視強化厳罰化方向に進むようです。

町にはあちこち監視カメラがありプライバシーより「秩序」維持が大事になるようです。



 もちろんこんな事件起こすのはマジだめですよ!悲劇の再生産で無関係な人まで巻き込むなんて[パンチ]

政府の政策が問題と反対する手段が必要ですよね。


 政策に反対するおとなしいデモに「テロと本質的に変わらない」
修正して「大音量で畏怖の念を与えている。民主主義の手法と異なるように思える」なんて政権与党幹部がいってるようではだめですよ!




 なんかお互い「不審者」と疑いあいピリピリした世の中に向かっていくようにかんじられるのはうちだけでしょうか?


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コメント 1

ayu15

みなさんナイスありがとうございます。

「テロと本質的に変わらない」なんて言ってるようではだめですねえ。
もちろん暴力で反対もだめですけど。
by ayu15 (2014-01-25 10:43) 

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