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奨学ローン [教育]

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日記リスト http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/archive/c35386510-1




 奨学金という制度があります。
低所得の家庭の人でも教育がうけられるきかいをあたえるという本来はいい制度みたいです。

ところが問題もあるみたいです。

最近の報道でも貧困家庭の進学などの問題が出ています。




週刊金曜日2013年11月8日号  5面
奨学金問題が出ていました。


Ⅰ種と2種があり多くは2種だそうです。

2種は利息が付きます。
毎月10万借りると利率3%で返済総額は646万円
毎月27000円の返済で20年かかります。

注目が返済順です。
延滞金ー利子ー元金の順です。

以上記事より



 これだと所得の低い人は27000円払えず一部の払いになります。


延滞利息が膨らみ長期間借金返済に追われます。
これじゃあ子どもどころじゃないです。
それどころか結婚も難しいですね。




以下記事より
「実際はローンなのに奨学金という名前で勘違いされている。」
2010年の利息収入は232億円 延滞料37億円 お金の行き先は銀行と債権回収会社
以上
これが現実だそうです。



よく「借りたものかえすのが当然だ!」
とウヨウヨと誹謗コメント(ヘイトコメント)があります。
驚くことにそうじゃない普通の人まで「安易に借りたらだめ」なんていってるのですよ。

確かに借りたものは返すものでしょう。
でもなんかおかしくないですか??
どうも組織・国に甘く個人に厳しいようにしか見えないのですが・・・。



 「借りたら返すのは当たり前」でしょう。でもそれは通常一般の話。
社会保障としてなら、それを前面に出したらだめなんですよ。
理念に合わないです。

 記事にもあります。「教育ローンとして奨学の理念は捨てざるを得ない。」と。



 看板や理念捨てて奨学ローンという名前にかえたら、
返済計画たてましょう。
無理な利用はだめですよ。
借りたら返しましょう。
はいえるかも。
そう消費者金融や銀行ローンと同じになります。







よく名前が中身と合わないことがあります。

提案します。
奨学金という名前は 詐欺まがいですよ。
奨学ローンという名前に変えてください!!!



今、読売新聞で連載中です。親の収入で進学率は大きく変わる現状の問題が指摘されています。

先日は起業家に、生活費支給の制度も作るというのが出ています。
審査きびしそうで数も限定みたいですが「奨学ローン」より役立つかも?
教育権が経済力によって奪われるのでは近代社会の体裁を成していないそうです。

なんとかしてほしいです。名前だけの奨学金は問題大きいと思います。
















資料です。
{  }内はうちのコメントです。

資料 1
奨学金NaviはQ&Aでこのように指摘しています。
◆◆
 Q3 延滞者はどれだけいるの?どうして返せないの?
 A.2008年度の日本学生支援機構(JASSO)の調査によると、6ヶ月以上延滞している者は17万2千人います。その中で年収が300万円未満と回答しているのは84.7%です。100万円未満に限っても38.5%となっています。また、主な延滞理由の内容は「本人の低所得」、「親の経済困難」、「本人の失業・無職」など経済的理由が高い傾向にあります。このデータから分かるように奨学金を返さない人の大多数が経済的に困難であることがわかります。
 また、年収300万円以下という数字はJASSOが行っている返還期限猶予の対象者にあたります。この制度は返還困難な場合に返還期限が猶予されるという制度です。返還困難事由には「経済困難」があり、「経済困難」として認められるのは、収入・所得金額の年間収入金額が300万円以下の場合です。つまり、延滞者の中の大多数がJASSOの認める返還困難な収入なのです。

 Q5 未回収の奨学金ってどれくらいあるの?
 A.2008年度の段階で未返済の奨学金は723億円あります。メディアではよく2386億円という数字が使われますが、これは「延滞債権額」すなわち延滞者がこのまま奨学金の返還をしなかった場合の合計額であり、実際に返されていない額ではありません。
 日本学生支援機構(JASSO)の調べで、延滞者の84.2%が年収300万円未満であることがわかっています。年収300万円未満の返還者はJASSOが認定する「返還困難な者」であり、このような返還者を対象に返還の猶予制度が設けられています。つまり、未返済額の723億円のうち、経済的な理由で返還できない額は少なくとも609億円あります。
 経済的な理由で延滞している返還者はどのような回収強化のための措置をしても返すことができないと考えれば、ブラックリスト化も含めて様々な返済催促のための措置で回収できる額は114億円です。これはおよそ4兆円のJASSOの資金運用額に比べると0.3%にも満たない割合です。
 しかし、奨学金の返還率は96%もあり、民間の金融機関に比べてはるかに高い水準の返還率であると評価する専門家もいます。◆◆

以上

{親の貧困・非正規雇用など社会的要因もあるようですね。}



資料2   shiraさんのとこから拝借
世話になった奨学金返還しよう(2010年9月14日 朝日新聞「声」欄)
 「奨学金滞納2600億円超す」(3日朝刊)を読んだ。高校在学中に日本育英会より奨学金を受けた立場から一言申し上げたい。
 当時、両親が離婚した直後で、母の反対を押し切り高校に入学した。毎月「1千円」と記入して書類を出し、千円札を受け取り、学校の事務室ですぐ「月謝」と書かれた袋に入れ替えて納めたのを覚えている。(中略)
 高校卒業後、夜間の専門学校に入学。各種学校は「奨学金返還猶予」は無理と事務の人に言われたが、それでも書類を提出すると猶予された。昼間働きながら、少ない給料から返還金をためた。2年後、資格を得て幼稚園の先生になれた。借りた奨学金全額を一括返還し、その年の暮れ、育英会より「報奨金」3千円を頂いた。頭の下がる思いをした。
 奨学金を滞納している皆さん。生活が苦しい人もいるでしょうが、少なからずお世話になった奨学金です。どうか返還に努めてください。
以上



{投書者は、きっと本当に努力家でまじめ人なのでしょうね。
でも誰もがそうなれるの??? }








資料 3  shiraさんのとこから拝借
日本の教育予算、OECD最下位 GDP比3.4% (2010.9.7.朝日新聞)

経済協力開発機構(OECD)は7日、日本や欧米など32カ国の教育状況をデータで紹介する「図表でみる教育2010」を発表した。2007年現在の統計で、教育機関に支出される日本の公的支出の割合は、国内総生産(GDP)比で3.4%と、データのある加盟28カ国の中で最下位になった。
 統計は、小中学校や高校、大学など全教育機関に対する国や自治体などからの公的な支出の額(奨学金を含む)を国際比較した。
 GDP比の公的支出は加盟国平均で5.2%で、最も高かったのはデンマークの7.8%。次いでアイスランドが7.4%、スウェーデンとノルウェーが6.7%だった。ただ、日本では今年度からすべて国費で高校の授業料無償化を始めているが、その予算はまだ調査に反映されていない。
 日本では子ども1人あたりの教育支出はOECD平均を上回っているが、家計などの私費負担の割合が高い。日本は教育支出のうち私費負担が33.3%を占め、加盟国平均の17.4%を大きく上回る。特に、小学校入学前の就学前教育(56.2%)と、大学などの高等教育(67.5%)で高い水準になった。
以上記事より


{まあ  GDP比の順位だけ見て判断できるものでもないでしょうけど・・・。 }




資料4
日本学生支援機構は、小泉改革の中で独立法人化されました。独立法人である以上、採算が取れなければ破綻してしまいます。利潤を求める必要はなくても、破綻しない程度には何とかゼニを工面しないといけない。
 たぶん支援機構の職員も借金取りみたいなマネはしたくはないのだと思います。でもそうしないと組織そのものが壊れてしまう。そうなるともう奨学金は出せません。

奨学金を運営する組織をビジネスの論理が支配する独立法人に任せるということ自体がメチャクチャな話だったんです。
 貸与奨学金は貧乏人の子どもに無担保でカネを貸すハイリスクローリターンの融資です。採算なんかハナっから取れっこないのです。


{社会福祉制度にビジネス持ち込んじゃったのね?}




☆資料5  shiraさんのとこから拝借
1 貸与奨学金を借りるのは経済的に就学困難な学生=貧乏人の子どもである。彼ら彼女らの返済能力は低く、回収率は必然的に低くなる。よって貸した奨学金は返らない可能性が高い。
2 かつて日本の貸与奨学金システムがうまく回っていたのは、
 (ア)免除職や特別奨学金などの実質上の給付システムがあった
 (イ)現在に比べ学費が非常に安かった
 (ウ)経済状況がよく、就職に困らなかった
 (エ)終身雇用制が一般的であったため、長期にわたって奨学金を返還することが計算できた
といった要素があったからである。現在は上記4点とも失われており、奨学生からの返還が計算できなくなった。
3 以上の理由により、奨学の理念を堅持するなら奨学金は給付システムなど採算性のないシステムにならざるを得ない。貸与システムで採算を求めるなら単なる教育ローンとして奨学の理念は捨てざるを得ない。
以上


{ローンが難しい人に、ローンの理屈ということ?}




資料6
  
「 努力しなければ成功しない、という命題が真であるとしても、成功した人間がすべて努力のおかげで成功したとは限りません。どうも成功者は非成功者に対して冷酷です。でもそういう人間がビジネスで成功し続けるとは思えません。だって顧客は成功者だけじゃないのですから、こういう人間は顧客を尊重しないはずです。 」
顧客を尊重しない企業はいつか、某化粧品や、中国の某企業みたいに問題起こすでしょう。


 {某市長さんとか努力で這いあがったかたとかこの例かも?
無理やり単純に(かなり無理やり)すると、
「自分が努力してやれただからできないのは甘えだけしからん。」
と「自分は大変だった。だから他の人はここまで大変にならないように変えましょうよ。」  }




奨学金といえばshiraさんです。
的確に問題指摘されています。
もっと知りたい方は直接どうぞ。この日記もこれらからいろいろ拝借して書いていますので。


ssh378 善意で奨学生を追いつめるな〜ssh375の余白
http://sshshouron.blog.so-net.ne.jp/2010-09-17

ssh375 貸した奨学金は、ホントに返らない〜ssh321&371の余白
http://sshshouron.blog.so-net.ne.jp/2010-09-11

ssh374 堂々の最下位
http://sshshouron.blog.so-net.ne.jp/2010-09-07

ssh371 貸与奨学金も持家政策も終身雇用が前提~ssh321の余白 
http://sshshouron.blog.so-net.ne.jp/2010-07-31

ssh321 貸した奨学金は返らない 
http://sshshouron.blog.so-net.ne.jp/2010-04-19










追記
2014年10月に記事が出ました。
現在、所得に応じた返済に制度を変える検討がなされているようです。
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コメント 2

shira

 記事をご紹介いただきありがとうございます。
 奨学のためという理念を守るなら奨学金は給付制にせざるを得ないという私の意見は今でも変わりありません。
by shira (2014-09-17 21:30) 

ayu15

shiraさんナイスとコメントありがとうございます。

xml_xslさんいつもナイスありがとうございます。


「奨学ローンという名前に変えてください!!!」というのは嫌味というかなんというか。もちろんうちも給付制にしないと理念に合わないと思います。
自己努力求めるアメリカより日本の方がひどいらしいですよね。

by ayu15 (2014-09-17 22:26) 

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