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シベリア抑留 看護婦の証言

life---生まれてきて良かったと感じられる社会に  
 
みんなが自分らしく生きれますように♪
個々の人格・アイデンティティなどが尊重されますように♪
一人一人を大切にして見捨てない社会に。

日記リスト http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/archive/c35386510-1




 戦争て誰もがいけないと思うでしょうね。
でも漠然としていますよね。 うちは戦闘行為そのものでない部分を問題にして取り上げてきました。


今回はシベリア抑留です。といっても兵士ではありません。従軍看護婦や電話交換手です。



ソ連が侵攻してきて、患者移送後の逃避行の悲劇です。




記事より

 ある看護婦の体験です。
上司に渡されたのは100名分あまりの青酸カリです。髪を短くいきり青酸カリを胸に忍ばせました。

ソ連軍は全員捕虜にし「女性をさしだすように」と強要してきました。
司令部が懇願して難は逃れました。


 女性部隊で夜道を移動中ソ連兵が近づいてきて1人の隊員を拉致しました。
この方が草むらでなくなったことがわかったのが50年後です。

「班長殿助けて!」という悲鳴が今も当時班長だった人の耳に残っています。


 部隊は収容所送りとなり過酷な強制労働を課せられています。亡くなられた方も多いでしょう。
悲劇は戦勝国の人にもあります。戦火に追われ親兄弟もいない家もないというソ連の婦長。


 
 1年10カ月でようやく帰国となり舞鶴港に到着です。
{原発が目前の舞鶴は引揚者にとって特別な所なんでしょうね}

その後、原爆で惨状の広島で医療にたずさわっています。
以上


記事によると
民間人含む57万5000人が収容所に送られています。
抑留は最長11年にも及び5万5000人が飢えと寒さで死亡しています。


 全国抑留者補償協議会会長だった方の本では女性は200数名で30名が受刑者とあります。はっきりせず1000人以上という説もあります。
タイピスト・通訳らはスパイ容疑かけられ戦犯にされています。


ジュネーブ条約は49年まで女性捕虜への詳細な配慮規定がありません。

以上
読売新聞2014年7月26日14面より





 条約やぶり戦争してきたソ連に怒りを感じます。でも中国では日本軍にいじめられた中国の人たちがいます。慰安婦にされた人もいます。いずれもあってはならないひどいことです。
やり場のない怒りと大きな悲しむを感じます。





 以前書いていますが、人類は進化したのでしょうか??
戦争という部分だけでみたら、あやしいものです。

昔、源平のころは「やあやあわれこそは!」と名乗り戦う意思のある者同士戦ったそうです。
戦うのは力があり権力求める集団です。

それが、愛国心・民族心?が行きとどき憎み合うようになります。権力者どうし勝手に戦う風にならないのです。


 見えるのは「全体」で、個々の尊重はどこえやらです。

今、個々の尊重をわがままととらえ制限したがる人達が増えて個々の尊重うすめる憲法に変えようとしています。
空気に押しつぶされ、個々の尊重奪われ、地獄を見てきた人たちはどう思うのでしょう?
おじいさんやおばあさんに聞いてみませんか?














記録映画
「帰還証言 ラーゲリからかえったオールドボーイたち その2 前篇」に班長だった高亀さんが出演されています。
いしとびたまさんが依頼されたものです。



望郷の鐘-満蒙開拓団の落日  http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2014-10-24
天使の赤紙    http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2007-08-20
空の防人      http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2012-04-06
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蟻の兵隊  http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2008-01-24  


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aya

明けまして おめでとうございます♪
今年もよろしくお願いします!(^^)!
by aya (2015-01-04 19:31) 

ayu15

皆さまあけましておめでとうございます。
ayaさんこちらこそよろしくお願いします。
by ayu15 (2015-01-05 20:33) 

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