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欧州の宗教事情 [学問]

 欧州というとキリスト教世界という印象があります。多くの町に立派な教会があります。天井は高くてレンガ作りの重厚な感じをうけるんです。文化も人々の暮らしにも影響をあたえているでしょう。教会で聞くパイプオルガンの音色は素敵です!
今日は神学研究のお話です。

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明治政府のお話 [学問]

今では1日あれば多くの国にいけます。大臣が外国いっても数日で帰ってきます。地球はある面せまくなりました。
明治だとどうだったんでしょう?

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セロトニン [学問]

近年進んだ脳研究で「気持ちの持ちようだ!」とかではすまされないものがいろいろわかってきました。
アメリカ国立衛生研究所でセロトニンについてありました。

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オラトリオ [学問]

今までの日記リストです。 http://blog.so-net.ne.jp/life-ayu/2007-08-16-7
オラトリオてなぁ~に?三人組の芸人?て感じかもしれませんけど、これは宗教音楽です。

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7つの大罪 [学問]

 政治学のお話です。
アメリカの政治学者ツルミさんのお話です。あやふやな記憶ですが、その要旨です。

ガンジーさんが資本主義7つの大罪というのを指摘しました。
哲学なき政治  道徳なきビジネス  労働なき富   人格なき教育  倫理なき快楽   人間性なき科学  犠牲なき宗教  

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感情、こころ、からだ 2 [学問]

 心理学のお話です。心理学の専門家のお話きいて記憶の片隅から発掘しました(笑い) 

 19世紀アメリカでウイリアムジェームスさんが、感情末梢起源説をだしました。この人は解剖学、心理学、哲学で名をあげたマルチな人です。                                     『これについての説明がありましたが、むずくて・・・。』                                 簡単にゆうと、「悲しいからなくのではなく泣くから悲しいのだ」です。常識にはんする主張ですが、その根拠は示されていません。                                              『うちはお話がむずいと泣きます(笑い)』  

 デカルトさんの二元論に対して、スピノザさんが一原論を主張しました。二元論は精神活動こそがアイデンティティの源泉だというものです。 スピノザさんは、「エチカ」のなかで、「精神は身体の活動能力を増大しあるいは促進するものをできるだけ表象しようと努める」と述べています。 教会から異端にされかかったそうです。                                                    『何のこっちゃ?』 『体の状態をあらわすのが感情てこと?』

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感情、こころ、からだ 1 [学問]

   今日は心理学のお話です。心理学の専門家の方のお話きいてのものです。

 よく論争?のとき感情論といわれますよね。特に政治問題だと御互い感情論だと主張しらりもあります。でも感情て悪者?感情なければ人間らしくないのでは?感情に焦点あてて心理学者の人の今先端をいく研究成果のお話です。

 1 今うつ病がふえていると言われています。名前だけは非常に有名です。うつ病は自己否定的です。それなのに「あなたは間違ってる」「努力足りない」「甘えるな!」なんていえば余計悪くなります。       うつ病は環境や社会の問題でなく本人の問題なのでしょうか?気の持ちようでしょうか?

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覇権国アメリカと日本 [学問]

  政治学のお話です。国際政治学者大嶽さんの研究発表聞いてのものです。

大嶽さんによると、 戦後から30年たった1975年は転換期だったそうです。うちの記憶では世界大恐慌引き起こした、古典的市場原理政策が修正されて、国家による保護もある程度おこなうニューディル的政策がおおかったと思います。  75年ごろベトナムで敗戦、ヘルシンキ条約、イスラム原理主義の登場などがあるそうです。 圧倒的な軍事力、経済力ほこったアメリカの世紀は終わったように見えたそうです。日本はGNP1%枠の防衛力となりました。

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サプリメント [学問]

 

サプリメント(supplement)は補足、追加という意味があるそうです。なんか補足というより頼ってる人が多いような気がうちはするんですけど・・・。

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ポスト三位一体改革と自治体財政2 [学問]

 今までの日記リストです。     http://blog.so-net.ne.jp/life-ayu/2007-08-16-7

 

政治学のお話です。夕張研究発表です。夕張行政関係者などにも話きいて調査されたものらしいです。

夕張の歴史

明治~戦前は富国強兵を支えてきました。戦後復興支えてきました。

高度成長期   エネルギー政策転換で閉山始まります。

70年代 炭鉱から観光に転換

90年代 バブル崩壊財政破綻の危機

2006年  財政破綻

 

国策による炭鉱の町だったようです。病院・住宅など社会資本が整備されました。国策が転換されて企業が出て行きました。後に残った社会資本は自治体が買い取りました。買い取らないと町を維持するのが難しくなるようです。

夕張市の破綻は国はわかっていたそうです。財政は国にコントロールされている今の仕組みでは国の目をごまかすのは、容易でないそうです。本来10億で再建団体になるそうです。でも10憶越えているのに再建団体になりませんでした。

カリスマ市長がなくなり小泉改革がはじまり、破綻になったそうです。

本来10憶で破綻なのになんで353億で破綻なんでしょう?住民が10憶で破綻させないでと要望だしたんでしょうか?国が破綻だ!と公式にいってるのに、みとめなかったんでしょうか?

夕張では先送りの赤字隠しがおこなわれていたそうです。会計年度独立の原則に反しているそうです。市長・議員・監査員・幹部職員・道・国が関与していたそうです。

夕張が決めたと言われていますが、夕張では誰もが総務省だというそうです。道や国が見抜けないとしたら、それを住民がみぬけるなんてまず考えられません。

住民がこんな問題起きていて、自己責任で追求できるぐらいなら、とっくに国はさらに詳細を把握しているはずです。  知らなかったはどうも筋がとおらないようです。またよくあるように突然記録でてきたり、。突然詳しくおもいだすんでしょうかねえ?

 

夕張市は赤字隠しして、観光事業を推進したようです。行政内部の財政統制機関がマヒしていたようです。道は90年代夕張市の極めて悪化した財政を把握していたそうです。特別交付税増額など、財源不足うめる支援していたそうです。

 

再建団体

最高の負担最低のサービスです。

各データで全国の最低レベルにあわせるようです。さらに小さい町のデータを大きな夕張市にあてはめるので、さらにひどくなります。

 

政府の役割

1中央政府による所得再分配機能の再構築、自治体による対人サービス充実

2所得税累進課税強化など税制改革と社会保障制度の再構築と強化

3自治体対人サービスの財源のために分権と税制改革

こういう感じのものでした。

 

世の中自己責任ばんざい!なので、夕張市の責任だ!住民の責任だ!移住しないで、高い税はらって責任取れ!という声が一部にあるようです。

ある部分は確かにそうかもしれませんが、そういってしまうのは問題だなあとおもいました。

夕張市はまさしく国策による町でした。国策転換が重大な影響あたえています。市の腐敗もあります。選挙で選んだのは住民ですけど・・。情報公開は保安上充分できないでしょう。情報が充分周知されてないのに責任取れ!といわれても・・・。  例えると、会社幹部が内密に不正働き、責任とらされる末端社員やバイトの人て感じ?幹部をえらんでないから例えまずぃわぁ・・・。

うちはこれも「滅私奉公」もある程度は関与しているようにおもえるんです。いい加「自己責任ばんざい」やめて、自己責任以外にも問題がかさなり、結果ひどい状態になる社会問題ととらえていきませんか?

 

 

  • ポスト三位一体改革と自治体財政1もどうぞ。

  • 忠臣蔵 [学問]

    忠臣蔵は時代を超えて日本人の心に残るお話ですよね。さまざまな芸能・芸術にとりあげられているようです。多くはこれらの作品とかと通してしっているんでしょうが、いったいどうだったのでしょう?


    いくつかの研究?を紹介します。当然誰も直接聞いてないし見てません。資料など元にした仮説なのでそれちがうなんてかみつかないでくださいね(笑い)

    浅野匠の守は美化されているようです。お話になるのにそうでないと、魅力が減ってしまうんですね。 資料見るのに、事件前にかかれたものを参考にするそうです。いくつかののこされた資料からみえるものは普通(普通てなに?)の大名のようです。別にかっこいいわけではなさそうです。

    吉良のほうは名君ぽい記録もあるとか?まあ実際、名君は視点でかわるのですけど、そうみている人が当時いたということはいえそうです。

    事件で浅野のほうは切腹・吉良はおとがめなしになったらしいですが、これについての研究はうちは見ていません。

     討ち入りはいろんな興味深い見方があります。

    1なんといっても武士の鑑・主君の無念を努力の末協力してはたしたという理想像です。

    2お膝元で、武将集団が徒党くんで、襲撃して大名を暗殺してというもの。一種のテロ行為。

     

    なぜ切腹?

    1幕府の認可なしに軍事行為おこなった。

    2幕府の裁きにクレームつけたことになるから。

    3戦国はもう終わっている宣言。

    4法治国家の秩序確立

    5美談として残すため

    6武士のけじめ

    いろんな学説があるようですね。


    現代日本政治の分析 [学問]

     

     

     

    政治学のお話です。

    大嶽さんの記事がありました。大嶽さんは悪名高きデイリー市長のころ留学されました。比較政治の分野の最先端だそうです。70末ごろ転機で、日本で、アメリカ留学した若手学者が理論モデル研究手法に修正くわえつつ日本政治に適応する作業開始したそうです。このグループはレバイアサングループといわれているそうです。

    日本は特殊だから外国の概念で日本政治理解できないというのが主流だったようです。ドイツでは社会党年頭に社民党・吉田茂念頭にアデナウアーの政治を研究したそうです。日本が特殊でないことを見るためだそうです。アデナウアーさんはキリスト教民主同盟を創立49年西ドイツ発足時より63年まで首相に就任し西側の一員のして奇跡の復興を成し遂げた人といわれてるそうです。

     

    新自由主義・ポピュリズムの登場・挫折

    第一臨調が惨めな結末なので、中曽根行革の第二臨調がおおきくうねりあげるのはよそうできなかったそうです。細川内閣、小泉旋風などのスローガンかかげて大衆の人気得て、短期間で消滅するポピュリズムと、新自由主義のサイクルの絡み合いこそが、現在の日本政治を理解する鍵ではないかとみているそうです。

    日本では体系的理念もった改革として認知されることは稀だそうです。官僚への反発から行政改革さけび、政治家への嫌悪から政治改革がさけばれるというのがパターンだそうです。改革はスキャンダルの処方箋で、小さい政府は腐敗の対処ととられてきたそうです。支援調達のもので、真の改革が定着しない理由の一つだそうです。

     

     

    支持率表で、ローキード新自由クラブ・リクルートとマドンナ旋風・佐川急便と細川ブーム・エイズと管ブーム・外務省と小泉ブームが顕著にでていました。ただ小泉ブームも1~2年に他同様急速に収縮しながらも、途中で収縮とまり一定の高い支持があります。この謎にとりくんでいるそうです。俗にいえば改革勢力と抵抗勢力の綱引きとして表現された政治ドラマを政治学的にどう解釈するのかという研究に従事しているそうです。同じ市場経済戦略のなかでポピュリスト改革試みている韓国・台湾・ロシアの指導者を比較対象として選んだそうです。新自由主義と社会民主主義との理念対立・ポピュリズムと利益民主主義の理念的対立をみていくそうです。政治哲学復権はネオリベラリズムが理念による改革だからだだそうです。政治哲学的成果を日本政治に当てはめて議論を再検討するのが課題だそうです。理念対立だけでなく、グローバリゼーション・情報化・ソフト化などと表現される世界再編が背後にあるそうです。政治経済学的分析はマクロ視点を提供してくれるので、それをミクロ政策過程分析とつなぐことが課題だそうです。

    小泉政権の世論操作は従来をくらべて一段とパワーアップしたそうです。テレビをたくみに操ります。イラク人質・拉致問題などの対処は顕著にあらわれているそうです。これが支持率上昇に貢献しているそうです。 テレビによる政治家のイメージ化善玉・悪玉・清潔・不潔イメージと政治がドラマ化が世界的にみられる現代政治のおおきな特徴だそうです。メディア研究ではアメリカの政治学・社会学が研究蓄積があるので、これをとりいれて日本政治分析するのも課題だそうです。

    こういう感じの内容でした。

    「平成コロシアム」  http://blog.so-net.ne.jp/life-ayu/2007-10-27-1   で社会がコロシアム化しているというの取り上げました。今までとりあげたものもみると、小泉さんはうまく社会風潮にのり、助長させてしまったというところでしょうか?光事件・警察官暴行事件・とか報道にあおられるのが問題とも言われています。キャッチフレーズ・ワンワード・対抗勢力作る・悪のレッテル貼る・悪を袋叩き・勝ち馬現象などが結びつくようです。小泉政権は他にくらべて光と影が大きい格差政権だったともいえるかもしれません。


    教育改革1 [学問]

    今までの日記リストです。     http://blog.so-net.ne.jp/life-ayu/2007-08-16-7

     

    教育シンポジュウムからです。

     

    現在中国でに教育改革にとりくんでいるそうです。

    義務教育は99パーセント以上・ほとんどみんないっているそうです。高校は統計ではかなり格差がおおきいそうです。大部分が行く地域・数十パーセントしか行かない地域もあるそうです。

     

    今回のカリキュラム改革の特徴

    1進みが速い・規模がおおきい・基準が高い・範囲が広い

    2開放式・行進式の探求プロセス

    3影響が広い・反響強い・改善が著しい

    4論争が多い

    この4つだそうです。でも2てどういう意味なんでしょうねえ?論争おおいのは中国らしそうです。

     

    変化

    1これらが強化・完備されたそうです。(国のカリキュラム検定・地方と学校のカリキュラム経営・評価と試験)

    2教育課程・教材の豊富化と多様化(地方と学校の工夫したプログラム)

    3あらたな理論研究分野の開拓

    4民主的な学術ムードの形成

     

     

    一斉授業教え込み知識だけから、活発的授業へ・形式主義授業から、有効的授業にかわったそうです。

     

     

    当面の課題

    1地域格差

    2開発資源に乏しい。経費不足

    3教師に対する専門的指導少ない。

    4授業における形式主義の氾濫(形式だけで、中身おかしい)

    注目される問題として、教師の資質だそうです。高卒で小学校の教師できるそうです。小学校教師の中で、短大卒か専修学校以上の学歴の人は2005年は56.35パーセントです。実際の専攻と違う科目を教えています。

    例えばある小学校の数学教師は半分以上高校以上の数学を系統的に学んでいないそうです。

    小中学校の生徒の85パーセントは農村。代用教員は50万人だそうです。

    教師の負担が大きいそうです。多くの勉強が必要・長時間労働・膨大な仕事量・学級が多きすぎるなどです。

     

     

     

    過ごし方の調査した、データです。

    朝起きる時間

    3学年は5時30分~6時が37.9パーセント  6時~6時30分が34パーセントです。

    8学年は、5時30分~が45・1パーセントです。なんと5時30分より前が29・1パーセントもいます。

    夜寝る時間

    3学年は8時~9時が69.4パーセントです。

    8学年は、9~10時が40.4パーセントです。

    平日活動時間

    スポーツが1時間以下が

    3学年は38パーセント・なしが12パーセント

    8学年は38と55です。

    3時間以上宿題は3年は18です。8年は39です。なんと5時間以上が12もいます。

     

    別データです。過ごし方です。

    3年は、友達や親と遊ぶ・家事・テレビは1時間以下がおおいと出ています。ゲームは時間無しがおおいです。

    8年は、同傾向ですが、さらに大きくでています。

     

    学習にたいする興味

    3年の62.3がとても興味があるそうです。8年は28.4です。

    3年は勉強おもしろいが一番おおいです。8年は競争はげしい・プレッシャーだというのが一番おおいです。

     

    試験制度改革の問題

    1感情、態度、価値観にたいする評価は避けられないが、実行しがたいです。方法は見つかりません。

    2内申書ほんとうに役立つ?

    3入試ペーパーテストで一生決めるのか?

     

    大型学級

    1いつ僕の番になるの?

    2宿題は今度も赤ペンされない

    3先生はまだ私の名前をしらない

    4うちの子をぜひ前に座らせてね!

     

    課程基準の改訂

    1国家意思の表現、改革方向の堅持。発展の教育方針徹底。

    2国際競争

     

     

     足し算ばかりで引き算ないそうです。授業時間かえないようにというのがいるそうです。

    ある中国の専門家が近年の日本みて「中国だ」と言いました。中国のかかえているものから日本がなにかみえてくるかもしれません。

     

     以上、うちの乏しい記憶力と資料から掘り起こしてみました。


    権力の館 [学問]

     

     

    戦後の首相経験者を自宅・別邸など建築からみていくという御厨さん(ミクリヤ)のお話です。

     

    大磯に吉田元首相邸があるそうです。どのお部屋からも富士山がみえるそうです。二階は全部和室で、二階では和服でくつろぐそうです。彼はワンマンだったらしいです。気に入らないとすぐ首にするそうです。唯一そんな吉田さんとうまくやれた建築家がいました。その建築家が、エレベータつける・平屋にするとかしないと老後は大変ですよと進言したそうですが、彼は一蹴して「いやこれでいい。這ってでもいく」と言ったそうです。晩年、本当に這って二階にあがったそうです。

    館には講和の門があります。かならずここを通らないと中にはいれないようになっています。吉田さんの戦後講和した自分へのこだわりがあるのでは?ともいわれてます。一階はサンルームのような空間があり、そこはばらで埋められていたそうです。広大な立派な庭もあります。このお手入れに年3000万もかかるそうです。これは西武が管理していたそうですが、もう西武は維持できないそうです。そのうち取り壊されるそうです。

    {3000万!これだけあればどれだけの人がすくわれるかなあ。でもこのおかね無駄でしょうか?よくも悪くも戦後日本史ではずせない大物の館です。日本の歴史の一ページなんです。でも3000万・・・}

     

     

    鳩山一郎御殿

    鳩山さんの館は吉田さんのと、対照的で開放的なものです。一階はホールとなり、庭と一体になっています。まさしく映画にでてくる、西欧セレブ貴族のイメージです。ここでパーティができます。高台にあり、昔は富士山がみえたそうです。 現在は友愛大学が管理していて貸し出しているそうです。

     

    御殿場岸信介別邸

    なぜ御殿場に館?と考えると、このあたりは経済界の有力者の別邸があったそうです。岸さんがこのんだゴルフ場もあります。不思議な事にでもこの館は総理やめた後1969年に建てたそうです。隠居?いや、そうでなさそうです。建築家の方はその政治家の意図を反映させようとしたそうです。だからこの御殿場別邸を見ていくのは興味深いものだそうです。どうやら岸さんは返り咲きを狙ったようです。戦犯の岸さんは憲法改正狙ってたそうです。 結局返り咲くことはありませんでしたが、岸さんの意思は安部さんが引き継いでいるそうです。

    御殿場インターできるのみこしていたそうです。東京から高速でこれるようになります。岸さんはあらゆることに合理主義だったそうです。立派な庭もあるんですが、庭には興味なかったようです。庭でゴルフの打ちっぱなししていて、あちこち穴あいたりしているそうです。あくまで何かをするためのものなんです。東京御殿場の距離が打つ手を考える時間だったようです。

     

    小泉家

    館でなくただの家なので、研究してもしょうがないそうです。つまらないものです。小泉さんの政治はテレビだそうです。かれには館は不要なのかもしれません。

     

    中曽根別荘

    旧日の出村にある日の出山荘です。レーガンさんがきたことで有名だそうです。昭和30年代にとりかかったそうです。ビジュアル的だそうです。政治ノートとかここで作ったそうです。バックは自然竹林で、建て増しする前のもともとのは古い江戸時代の家だそうです。中曽根さんはここで酒くみかわし側近と打ち解けたと言ったそうですが、側近はとても寒くて(囲炉裏しかない)酒飲まないとたまらなかったと言ったそうです。中曽根さんは時々ここに帰ってきたそうです。そうしないと権力の魔性にとりつかれると思ったそうです。 今は地元に払い下げられて公開されているそうです。

     

    宮沢邸

    宮沢さんは権力に懐疑的だったようです。「総理は山手線の運転手」とかつて言いやじられたそうです。時期・出番きたらやって、終わると降りるんです。軽井沢にありますが、他の政治家と離れたところに建てました。戦犯である岸内閣を嫌い、ここで吉田内閣の記録つくりをしていたそうです。友人は呼びたいが政治家は呼びたくないという所だったようです。

    宮沢さんはワシントンポストとか海外の英語新聞をよんでいたそうです。政治記事が御用メディアの日本の新聞は読売も朝日もどこもみなかったそうです。英語の書物とか新聞がそろっていたそうです。たずねると、英語紙とかかたてに持っていて、いやみなやつとおもわれたこともよくあるとか。

    小渕内閣で前代未聞の首相経験者の大蔵大臣就任の依頼の電話はここにかかってきたそうです。

     

    北海道庁

    明治の庁舎の横に今の庁舎があり見事に対比されています。明治庁舎は威厳にみちていました。

     

    沖縄

    復帰前高等弁務官がいて国王なみの強い力があったそうですが、写真でみる限り外観はアパートです。(今米軍宿舎だそうです)沖縄が帰ったとき、知事は黒川さんに依頼してできた庁舎は「共生」をおもいたてられたものだそうです。

     

    余談

    明治天皇は、生涯望郷の念を押し殺して耐えていたそうです。あるとき侍従が「陛下なぜ、京都通るなら、少しでも立ち寄ろうとされないんですか?」と聞いたことがあるそうです。「君はわかってないね。おりてしまえばもう東京には戻れないよ」 明治天皇にとっての家・館はあくまで京都だったようです。御所だったようです。明治天皇は東京に拉致されたと感情では思っていたようです。東京は江戸で、皇居はただのお城なんです。我慢しなくてはいけないと言い聞かせていたようです。

    昭和天皇は終戦の時、皇居でる話になったとき、「でてもよい」と発言されたそうです。でも行き先は東京の他のところで、京都は嫌だったそうです。

     

     

    いままで空間・距離には意味があったようです。どこにどういうものを作るのかは大切だったようです。岸さんは距離をあけました。東京から人が自分のところにくるあいだ、どうするか思案したそうです。相手も岸さんにどう話を切り出すかかんがえてたようです。今IT化で空間・場所の意味が薄らいだりかわってしまったようです。それに乗っかった・拍車かけたのが小泉さんかもしれません。ホリエモン同様時代の申し子なのかも?

    政治家が別荘・豪邸なんていうと反感もつ人もいるでしょうが、考えようによっては政治家には館が必要なのかも?  格差ばんざい!競争ばんざい!と唱える人がすくなくないようです。作用があれば副作用があります。競争ばんざい!で壊れてしまった社会・それを立て直そうと、人権制限して国権大事なんていう戦犯ものの考えが出てくるのが、今そういう側面があります。今多くの人がゆとり失い、大変らしいです。今必要なのは、一部でみられる道徳おしつけ、人権制限でなく、ゆとりなのかもしれません。効率でなく、無駄・贅沢・権力の象徴ともいわれる館が政治家には必要なんでしょうか。


    作るから育てるに [学問]

     

      医学者の方が「人にやさしい技術の育ち方」というお話をしてくれました。今まで医学関連でもいろんなものを作ってきました。でもそれはやさしかったのだろうか?とかんがえるようになったそうです。

     

     

     1 物と生き物のちがいてなんでしょう?

    多くの学者が考えてきましたけど、ずばり一言ではいえないそうです。学会で一般的に認められている言葉はありません。各自がそれぞれ定義して行きます。

    生き物とは記憶する物質だそうです。  常に自己を改変しながら機能と形態を維持している。自己を非自己を区別するというもののようです。 生き物は失敗をしてきました。そして、より良い形・動きを憶えてきたんです。生き物はいろいろいて(多様性)今も失敗しながら良い形や動きを憶えていく記憶する物質だそうです。

    生き物は機能・形はかわらないように見えても、成分はいれかわっているんです。

    生き物は自己と非自己を区別して攻撃します。臓器移植が難しいのはそのためもあるそうです。

     

     

    2 育てる

    工学では作る・農学では育てるだったのが最近工学は育てるに注目し始めたそうです。「作る」は作る人が考えて憶えます。「育てる」は作られた人が考えて憶えます。

    育てる研究に再生医学があるそうです。研究では日本が最先端とも言われています。実用化では欧米のどこからしいです。再生医学では体の外で育てるのか?なかで育てるのか?というものがあります。日本では中で育てる研究が主流だそうです。

     骨折して、治療でプレートと使ったとします。骨にプレートをあててプレートで体重支えるんです。短期間であるけるようになります。でも骨はそれを記憶します。体重のあまりかからない状態を記憶するんです。そのためにプレートとると、直後に骨折しやすい骨になるそうです。作られた機能が生体機能を破壊したのかも。

     間接が広範囲で壊れた場合(変形関節症とか)、穴あけて細胞入れる再生医療的な軟骨再生ではとても時間がかかります。そのために弊害が大きいそうです。現在主流らしい、作る医療の人工関節は寿命があります。間接再生で歩きながら治すことができないかと考えられているそうです。不可能ではないけど、責任考えると実用化はいつの事やらという感じみたいです。

     細胞増やして再生したもの作って、くっつけてもつかえないそうです。例えば指を再生して作って、つけてもその指はちゃんと機能しません。ただついているだけです。なかなか大変な研究なんでしょうか?

     

     3  ぬるぬるとつるつるの違いてなんでしょう?

    速さと摩擦係数が関係あるそうです。遅いほど摩擦係数は高くなるんですが、(確かに勢いくけて動かしたほうが動いたりしやすいかも?)、でもるぬるは低速度でも低摩擦だそうです。ぬるぬる構造をどう創るかとういのもあるそうです。

     

    4  報道で夢の治療が紹介されたりします。でも大抵は「夢」だそうです。例えばお薬の場合5000~1万が考えられます。でもそのなかで試験に通るのはたった250です。さらにその後の臨床試験は5です。パスして実用化を検討するのは1です。そしてどこかでかならず人体実験が必要になるんです。人でしかわからない作用があるんです。(動物愛護家は動物実験反対する人もいますが、実験ちゃんとしないものを実用化していきなり人が使い問題おきたらどうするんでしょう?)  もちろんやたら実験でなく、それなりのところまで、進んでから実験するそうです。

    新薬ですが、海外で多いのが認定で現時点では安全と考えるという考え方だそうです。日本は認可でおかみのお墨付きで、安全だ!ときめつけてしまうんです。(日本のお上は一度きめてしまうと融通利きにくいみたい)

     

    やさしさのつもりで開発された技術が逆に人を苦しめてしまうことも希ではありません。医療技術の発展が多くの人の犠牲の上に成り立っているのも事実だそうです。(薬害・公害とか)

     

     

    5 多様性てなんでしょう?

    地球レベル・人レベル・分子レベルでみると、2:8の法則(パレートの法則)があるそうです。全体の仕事の8割は2割の構成員によってなされているというものです。じゃあその効率いい2割だけ集めたら?そうするとまた2:8の法則ができるんです。

    経済学でもこれがあるそうです。a.b.c.d.e.f。gと商品があります。abだけで売上の8割占めています。c以降の商品きりすててabに集中したほうが効率いいです。売上あがるでしょう。成績が上がります。

    効率悪いcdefgは何で存在するんでしょう?これは価値が変動した時の適応性を担っているとも考えられています。abは機能的に働いています。cとかは働いているようにみえません。自然科学ではなぜあbが適しているのかを考えます。

     

    6 ものは機能的要素と非機能的要素を見つける(体に悪い要素をみつけるんです)・非機能を除去します。(排除します)

    生き物は多様に変化し、良い形機能を記憶します。非機能を除去しません。表にでなくてもどこかに残っています。多様に変化してよい形をとっていきます。

    体によい・悪い物質・刺激が存在するのではないそうです。生理的な容量の範囲が存在するそうです。動物によっても使用部位によっても容量の範囲は違うそうです。健康食品もばあいにより体に悪くなるんです。よい悪いでなく、ハーモニーを作るそうです。

     

     

     

     

     

    うまくまとめて書けませんでした。政治でも学問でも一般論とかで考えて語ります。でも個人個人の多様性はとても重要です。臨床医療ではこの多様性をちゃんとみていかないといい医療ができません。

    人間らしさ・人間として生きる(life)には多様性をちゃんとみていく必要があります。全体だらけで個人軽視はまずぃです。心の通った医療はそういうところにあるのかも。これは医療だけでなく、教育や他にも通じる部分もありそうです。

    パレートの法則も生き物の特徴です。効率さけんで、特定の価値観で、それにあわないものを切り捨てて排除していくのは生き物ではないんです。うちの「共生」理念では誰もがなにか存在価値をもてる・あるとかです。今の社会情勢ではお荷物扱いのことも、きっとなにか存在価値があるのでは?とおもうんです。だって生き物なんだから。生き物は切り捨てしません。片隅のどこかに残します。

    無駄なものて本当はないのかも?


    お水 [学問]

     環境かんがえたら、水・土・空気の保全が非常に大切らしいです。近年お水をボトルでよく買いますよね。主力商品の一つだとか。当たり前なことでも、これは20年前は考えられない事だったそうです。       水道資料によると、平成16年の改定から水質基準項目は46から50になっています。水道法・厚生労働省令の規定などで決められています。

     

    1 病原生物

    一般細菌・大腸菌

    2  金属類

    カドミュウム及びその化合物0.01・水銀およびその化合物0.0005・鉛およびその化合物0.01・砒素およびその化合物0.01など

    3  無機物質

    シアン化物イオンおよび塩化シアン0.01・フッ素0.8他

    4 一般有機化学物質

    ジクロロメタン0.02・ベンゼン0.01他

    5 消毒副生成物

    クロロホルム0.06・クロロ酢酸0.02・臭素酸0.01・総トリハロメタン0.1・ブロモホルム0.09他

    6 金属類

    亜鉛およびその化合物1.0・アルミニュウムおよびその化合物0.2・鉄およびその化合物0.3・他

    7 無機物質

    塩化物イオン200・蒸発残留物500・他

    8 有機物質

    陰イオン界面活性剤0.2

    9 におい

    ジェオスミン0.00001他

    10 有機物質

    非イオン界面活性剤0.02他

    11 基礎的性状

    ph・味・臭気他

     

     

    水道1立方メートルあたりの原価(平成17年度)福岡市が240.28で高い値でした。あと札幌229.75・仙台・さいたまが高いです。低いのは静岡の112.05です。ダントツです。さいたまは札幌たかに比べて資本費が低く、維持管理費が高いのが特徴です。東京・川崎・横浜なども資本費が低く、維持管理費の割合がたかいです。京都・神戸は資本費が高くほぼ50%です。    建設資金は」企業債でまかなわれるそうです。自治体で差はありますが、おおむね水道収入の半分ほどが企業債の償還・利息などになるそうです。 

    市販されているお水は国の基準があるそうです。その基準よりあきらかに水道のほうが多いのです。おおくの検査しているんです。検査数では明らかに水道水のほうがよさそうです。でも各項目の数値が水道と市販のお水とどちらがいいのかはわかりません。有名?な総トリハロメタン・鉛も浄水器なくても、ある基準までは水道は保障しています。浄水器つけてさらにいい数値になるなら価値はあるかも?浄水器の基準値と比較してもいいかも?

    あ~大事なことですが、この基準は水道局管轄の中でのみです。水道局の方に念押して確認してもらいました。蛇口からでるお水の基準ではありません。水道管から蛇口近い水道使いたいです^_^

     


    平家 [学問]

     

     

    西欧では,何人もの人がすばらしいレクイエムを作曲していますが、日本ではどうなんでしょう?

    日本では鎮魂歌があります。それが平家です。

     「平家」は一般的に誤解情報が流れています。一族をあらわすのは源氏に対して平氏です。有名な文学は平家でなく平家物語です。 平家はあくまで平家琵琶で平家物語を語る音楽と定義されるそうです。  この歴史は平氏への鎮魂歌・仏教の布教の意味があり鎌倉時代に作られたそうです。社会不安対策の意味があったようです。宗教音楽として成立して、声明(仏教のお祈りの歌)の影響うけているそうです。能と並ぶ貴重な中世から残る文化遺産のようです。

     特徴の一つに、拍子(とんとんというリズム)でなく間がありこれは微妙な違いがでるようです。画一的にルールで決められないのです。平家に用いる琵琶は近世の筑前・薩摩琵琶とちがいます。例えば、フレッド(弦持ち上げる柱のようなもの)の高さも違うし、重いそうです。

      室町時代は全盛期だそうです。寺院・公家屋敷・武士の館などで盛んにかたられたそうです。平家は近世の音楽に繋がって行きます。みんな自分の言葉で語っていたようです。リアルタイムでわくわくしたものがあったのではとも言われています。

     江戸時代に、琴三味線・鍼灸などに移っていったそうです。平家は当道座を組織して儀礼や、知識人の趣味とされたそうです。江戸時代整理されて波多野流・前田流が京都にあったそうです。前田流は江戸後期に名古屋に移ります。波多野流は大正~昭和にかけて断絶したそうです。

     明治には各地の伝承は途絶えましたが名古屋は残ったそうです。また津軽藩士が国許の武士の教化として平家を導入したそうです。古典芸能になっているので、伝統保存でゆっくり丁寧なものではとも言われています。でも現在は一人しかいないそうです。後は晴眼者の津軽系前田流が数人いるそうです。

    伝統の継承には後継者だけでなく、需要もいりそうです。誰も聞かなくなると発表の場がなくなるそうです。

     


    財政再建  --江戸時代-- [学問]

    今までの日記リストです。     
     

    江戸時代半ばの徳川吉宗といえば時代劇にもでてくる有名な人ですよね。

    彼は幕府の財政再建したそうです。質素倹約で緊縮財政だったそうです。贅沢は敵で、娯楽産業・芸術にも影響があったらしいです。

    同じ時代に一人幕府に逆らった大名がいました。それが今の愛知県の大名、徳川宗春だそうです。彼は逆に遊郭つくるとか遊興にも予算使い消費を良しとしたらしいです。「行き過ぎた倹約はかえって庶民を苦しめる結果になる」「規制を増やしても違反者を増やすのみ」と言ったそうです。

    徳川宗春は家臣に非協力的な者が増えた事もあり、行き詰まって反乱にあい失脚したそうです。皮肉なことに将軍吉宗の改革の方もかげりがでてきます。徳川宗春は蟄居となり罪人扱いで、長く評価はあまりされなかったらしいです。将軍のほうは、幕府中興の祖として、名君として歴史に名を残しましたよね。

    今日愛知県・名古屋がこれほどまでに繁栄した始まりは彼だそうです。この時期、一気に大都市になっていってとても賑わい繁栄したそうです。彼がいなければ今日の繁栄はこれほどまでにならなかったとも一説では言われてるそうです。単なる放漫財政とみるか、今日の繁栄を礎となる長期的展望とみるのか評価は分かれるでしょう。


    よろしくね♪ [学問]

    ある学者の方が言ってたんですが

    「発信者責任文化
    受信者責任文化
    という見方があるそうです。
    アメリカは前者の代表です。 日本は後者です。

    世界的に従来は曖昧はなに考えているかわからない!とかでいやがられ、自己主張あまりしないので、不利になったりしてきました。
    でも近年知日の人達から曖昧文化を評価する声が上がってきているらしいです。 」

    なるほど~と思いました。欧米でも以前の日本式を取り入れる動きもあるらしいです。従来の日本が見直されてる物があるようです。いろいろ今までの日本社会の研究しているらしいです。
    日本は自己責任社会になりつつあるようですが・・。


    公て? [学問]

    公」てなんでしょう?
    日露戦争で勝った日本は成功青年(明治生まれで教育うけてる)
    の拝金・利己的風潮がひろまったそうです。要領よくうまく立ち回り、勝ち馬にこびます。研究者の方々に言わすと、その風潮は現在と通じるものがあるそうです。
    そのころいくつかの思想がでています。

    幸田露伴さん
    短期的視点で公益と信じていても、長期的視点でそうでない場合があります。ある場合公益でも別の角度からは害を及ぼす。
    公益を志向しても自らの立場を絶対化せずに絶えず異なる意見と出会い自己の正当性を疑いながら公益を追求すべきでは?
    各人が自分の仕事に忠実であるのが私益であり公益である。
     徳においても公・私の区別は意味がない。

    三宅雪嶺さん
    公益・私益の一致。独立心・独創力を備えた愉した。
    財閥・政商に媚び諂い成功でなく、独立心・気概もつ。

    雪嶺さん・如是関さん
    社会が画一化すると活力失いその社会は進歩が滞る。多様な個性が能力伸張させる。
    イデオロギーに凝り固まり弾力性失った教条主義的思考に批判的。

    「滅私奉公」という言葉があります。日本的な価値観らしいです。自己犠牲で公に尽くすもの、表面上そうです。
    でも上記の方にありますが、目の前の公益と将来の私益は一致しないことも多いです。
    昭和初期の要人研究されてる方のお話です。
    「公は自己の所属する組織です。つまり組織温存のために自分殺してがんばるものです。」「例えば海軍・陸軍対立で所属する陸軍のことだけ考える・軍と内閣なら軍のことだけ考える」
    とういものです。
    この場合の公は行き過ぎた変な個人主義?

    「財閥・政商に媚び諂い成功でなく、独立心・気概もつ。」=個人主義はこういうものかも???


    加ト吉・JR・明石警察・雪印・ミドリ十字・世の中に滅私奉公は多そうです。

    おかね 2 [学問]

     今度は経済学的からです。 ある経済学者の方のお話からです。

    貨幣・法・言語と「人間」

    1実体
     a  何か考え事でもしていて石に躓いたとします。
    石・身体・地面とかは物理・化学の法則に従います。
    これは物理的実体です。
     b   つまづいた後、地面にぶつかり「痛い!」
    (血液・痛みの感覚・ニューロンとかは遺伝子情報など、)
    生命科学・生物学です。
    これは生物的実体です。
     c   歩いていて、石でなく、仮に1万円なら拾うかも。
    もし拾い損ねて風にあおられ隣の家の庭に入ったら?
    柵を越えて入るのを躊躇します。
    柵こえて入っても、「ドロボー」と言われると、あわてて逃げたりします。
    物理的に1万円はただの紙切れです。
    「どろぼー」という言語は空気の振動です。

    これは物理的実体・生命的実体でない、社会的実体です。 物理的実体は物の数に入りません。
    社会的実体は行動・性格とかを左右します。
    紙切れが社会的実体では1万円の価値を持ちます。
    どんな素敵なラブレターも物理的にはインクのしみがある紙切れです。

    2生命科学(生物的実体)
    脳科学による研究で環境説と遺伝説の論争が起きました。攻撃性・性的オリエンテーション・アルコール依存度とか、遺伝によって大きく左右されるのがあきらかになってきました。
    社会生物学プログラム
    社会的生物としての人間は長い進化歴史の中で、共同生活に役立つ多数の遺伝子を蓄積しています。
    その遺伝子によって脳に予め書き込まれた性格・行動パターンとかの総体が「人間の本性」です。
    言語・法・貨幣使う能力は遺伝子が関与します。
    言語・法・貨幣それ自体は遺伝子には必ずしも書き込まれていません。 貨幣遺伝子はありません。

    3社会的実体
    言語・法・貨幣それ自体は生まれたときは存在しない外部から持ち込まれたものです。
    人から人に継承されて社会の中に蓄積されたものです。
    では何によってささえられているのでしょうか?

    4価値
    1万円自体は ただの紙切れ。
    1万円は  諭吉さんの写真。
    1万円は早稲田に人には価値がない。
    価値があるのは、その紙切れが他人が価値があると思っているから。欲しがっているから。
    もらうとうれしい。でもそれはまた別の人がそれを欲しがっているから。

    5自己循環論法

    a貨幣
    単なる紙切れが1万円の価値をもつのは同じ経済内のすべての人間がその紙切れの価値をもつと思っているから。
    貨幣論 -貨幣が貨幣であるのはそれ自体が貨幣であるから。
    b法
    単なる柵の示す所有権が侵害されないのは同じ共同体のすべての人間が所有権は侵害できないと思っているから。
    c言語
    単なる音声(空気振動)が泥棒を意味するのはその音声は泥棒という意味だと思っているから。
     言語・法・貨幣の実体性は社会的
    それぞれの社会の中でのみ存在できます。

    6人間と他の社会的動物の違い
    言語・法・貨幣を媒体として社会的になる。
     言語を媒体とした意味の伝達がなければ集団は分裂
    法を媒体とした権利の確定がなければ共同体は争乱
    貨幣を媒介とした価値の交換がなければ経済は崩壊
     物理的構造・生物としての遺伝的本能でない自己循環法
    「自由」な存在としての人間で、dnaは人間に還元できません。
    自由=人間の本性です。

    7信頼
    貨幣はもっている人自体の信用はしなくていいです。
    物々は相手の信用も要ります。
    個々の人を超越したもので、使っている社会全体の信頼です。

    8人間とは?
    長い進化の歴史の中で継承されてきた「言語」「法」「貨幣」を媒介とする社会のなかで真の意味での「人間」となる「社会的な生物」
    以上です。

    かなりむずくて消化不良です・・。
    うちの、めざすのはみんなが「生きる」こと、それは生物的だけだはありません。  まだ整理できてません。
    ここにはそれのカギがあるかも?


    おかね 1 [学問]

    ある研究者による、元禄文学からお金・こころ・いのち
    の考察からです。

    元禄文化
    日本初の民の文化で、文学の転換期です。

    当時の情勢
    二度の大火で世界有数の江戸は壊滅的打撃を受けました。
    江戸の再建の必要な資金は佐渡金山・戦国が終了していて社会の生産能力は向上していて、供給能力はありました。
     需要・生産・街道・流通・金山(資金)=かねの自立=人の行動の目的となりました。
    多くの物資が江戸に、多くの資金が地方に行きました。日本史上初の高度成長期がおとずれました。
    市民は始めて自由なお金(生活費でなく余裕のおかね)を手にしたそうです。
    お金を使うと、使った対象が育ちます。文学他です。

    井原西鶴
    俳諧からドラマに変化しました。
    「一昼夜独吟二万三千五百句」
    これは物理的限界の数字だそうです。一晩中ひたすら読み続けるという驚異的なことです。
    ここからドラマに発展したとか。
     国文学史上初めて、数字で怒り・悲しみとか人の心を表現したそうです。
    「世間胸算用」にも出てきます。
    買い物はつけで年五回の払いで、大晦日はすごい攻防だったようです。

     10年後の近松門左衛門は必然性もったドラマだそうです。
    「曽根崎心中」はしょうゆやですが、当時の先端新興産業です。
    遊女は、24時間おかねに縛られた存在だそうです。
     恋の成就かなわないで死ぬのはわずかの先例しかありません。
    おかねがなくて死ぬは日本初だそうです。
    「冥途の飛脚」
    は小判まかれる見せ場です。
    故郷は大和の二の口村ですが、この隣が今井村で、流通拠点で、おかねが山積みされてたそうです。

    高度成長で以前と人々のありかたは大きくかわったようです。
    二度目の高度成長は戦後なので、生活・社会の変化を体験した方がいるので、いろいろ聞いてみたいですね。

    「元禄は現代の始まり」「こころといのちのデジタル化」だそうです。
    おかねのあり方が変わり、社会構造かわり、ある意味人の心がかわったのかもしれません。


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