桃太郎 [おはなし]
昭和20年 ラジオ民族オペラ桃太郎が完成しました。
稽古の初日が12月8日のはずでした。
そう、だからこれは埋もれてしまったオペラです。
誰もがしるようにどんどん右翼化して、ことごとく検閲がおこなわれて国の都合悪いもの排除していた時に作られました。
やたら愛国心が叫ばれ・民族の危機・国家の危機が叫ばれ、自己を犠牲にして国体を守るような思想にすすんでる社会情勢です。
そのなかで、検閲通そうと苦心してたようです。
「歌は自然に心にのこるもの」「毎日きかされて押し込まれるものでない」軍歌や、国の誇りとかの歌をやたら耳にしてこの「桃太郎」造った人がいっています。
人間致命的な心の傷は心のそこにこびりついてるのかも。おじいさん・おばあさんとか特に、愛国心・国の・民族の・国のため!国のための義務とか叫ばれると、その当時とかさなり怖くなるそうです。
余談ですが、アメリカも程度はましかもしれませんが右翼化かも?
反戦を主張していたアメリカ社会党の人達に冷淡だったそうです。
戦場におくられた・シベリアに抑留されたとか地獄をみたかた達に「わかります」なんてうちは言えません。
戦争知らないうちの理解を超えたものすごいものがあるでしょう。
あったなかった・誇張されてる・歪曲されてるとか論争だらけより、当時の人の生き様・社会の流れとか同じ道をたどる事がないように願いたいです。
2007-08-20 12:37
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0