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 “前人未踏”の48期連続増収増益 [経済]

 以前、バブル期にまけない利益をあげる会社がつぎつぎ現れる中、「国際競争のため賃上げは抑制したい」とか言った某経済団体のえらいさんがいましたねえ~。彼は弱肉強食がいいと考える人で、従業員は使い捨て消耗品と考えているという噂も。自分達がもうかればいいという自己中の見本でしょうかねえ??

 
 儲けても競争力言いだして非正規雇用で正規移行希望者に冷たいし、賃上げも否定的でしたねえ~。
景気悪くなり儲けを吐き出すかと思えば「リストラします」とかというし・・・。

 でも会社の経営者はこういう人ばかりじゃありません。きっと目標(理想)がありそれはお客さんに喜ばれたいという思いがあるんでしょうね。
日経ビジネスの上半期の記事の1位はこの自己中なえらいさんと正反対の会社のお話でした。
 “前人未踏”の48期連続増収増益を達成した会社です。これものすごいことだそうです。 この会社が重視しているのは従業員の幸せと企業の永続だそうです。

 社是は「いい会社をつくりましょう」だそうです。

以下記事より
「従業員、取引先、顧客、地域社会など会社を取り巻くすべての人々にとって「いい会社」であることを目指している。人事制度は終身雇用の年功賃金。下請けを叩くことはなく、地域社会への継続的な投資も惜しまない」
以上
 『弱肉強食・従業員消耗品の新自由主義(自己中主義?)の考え方とまるで逆ですねえ。』
子供の教育費や住宅ローンなどの出費がかさむ40~50代にお給料が高くなるように設定されています。従業員に気配りしているんです!


 経営理念は「社員の幸せを通して社会に貢献すること」だそうです。
この会社の会長はこう述べています。


以下記事より
 「会社は何のために存在するのか。皆難しく考えるけど、オレにすれば難しいことなど何もない。人間すべての営みは人が幸せになるためにある。企業や組織、あらゆる団体は人間が幸せになるために作ったものじゃないのか

 「どんなに儲けている会社があったって、従業員が貧しくて、社会に失業者が溢れていれば、それには何の意味もない。世界一売る小売りが米国にあるけど、従業員の10%近くが生活保護を受けているという。それで『エブリデイロープライス』。いったい何なのって思わないかい」

会社の目的は売上高や利益を伸ばすことではなく、社員を幸せにしたり、世の中をよくしたりすること。売上高や利益はそのための手段でしかない。商品やサービスを通して社会に貢献していくのはもちろん重要だよ。でも、それは企業の役割の1つであって、すべてではない。会社はもっと露骨に人の幸せを考えなきゃいけない
以上

 彼は会社は人を幸せにするためにあるという思いがあるようです。
以前とりあげたガンジーさんのお話ですが、彼がいう資本主義7つの大罪はまさしく、ブッシュ政権路線そのものかもしれません。偏狭な資本主義といっても過言ではないでしょう。
 じゃあ7つの大罪があるから資本主義やめてみんな国営企業にしましょうというのもこれまたおかしなことに・・・。
 以前とりあげた、国家統制好きな岸信介さん(あの戦前回帰の安部さんの身内)と対決した自由主義の小林さんも理念がありました。
小林さんは自由主義だそうで新自由主義ではなさそうです。




 
 ☆成果主義の問題が以前記事にありうちもとりあげています。会社の人間関係や信頼関係はおとろえたようです。数値目標で評価され低いと首がとんだりします。これでは事故起きて当たり前という見解もいくつかみかけます。
 じゃあこの会社は?
一人の手柄でなくチームプレイのようです。同僚や取引先の力を借りて成果だしていくんです。
従業員同士がお互いにカバーし合うため、余分な人員を抱える必要がないそうです。



 ☆近年秩序云々で監視強化方向ですがここは?
例えば社用車は普通の会社であれば、使った後にキロ数やガソリン残量などを日報に書き残すそうですが、ここでは不要です。その分事務仕事が減ります。
『こんないい会社ならずるして儲けようなんて思わないですよね~。会社の利益は自分の利益・地域の利益なんだもの』




 ☆以前とりあげたデパート理論です。今はデパートのお客さんからエレベーター使用料とりましょうという発想(たとえです)は増えているようです。ここに採算ノルマで達成要求されます。

じゃあここは?
 文化施設とか地域社会の基盤整備に投資しています。
以下記事より
 「はっきり言って大赤字。ひどい店は人件費と売上高が同じくらいだよ。かんてんぱぱショップの物販でカバーして何とかペイさせている」。塚越会長がこう語るように、一つひとつの施設に損得勘定はない。それを証拠に、レストランは夕方6時までしか営業していない。夜まで営業すれば、飲食の売り上げは伸びるが、伊那市内の飲食店の客を奪うことになる。「それはするべきではない」と判断している。
以上

 この地域商店への配慮は小林さんも同様のようです。(小林一三 対 岸信介 http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2007-08-20-4どうぞ)

「そんなこと儲けてるからできるんだ!」という反論があります。でもまだ儲けれない時からこれをやってきたそうです。





ある国益で考える人いわく、国際競争力優先だ!   
{国際競争力で賃下げ競争にかてる勝算は?}

ある労働環境考える人曰く、凡庸な人は低賃金で!    
{低賃金で奴隷労働する覚悟は?}
ある税制強調する人曰く、もっと下げましょう!   
{でも法人税引き下げ競争に勝ち残れるの?!}

あるセレブ曰く、「僕達お金もちから税とらないですよ。もっと減税してくれなきゃ外国に行っちゃうからね」
{だから逃げられない人からとりましょうということね}

ある財源云々言う人曰く、財源は消費税です。もっとあげましょう。
{他の財源の議論は?}

ある従業員曰く、昔は会社は家族で仕事は誇りだった。今は・・・。
ある自己保身の方曰く、自己保身のどこが悪い!自己責任だから自分の身は自分で守らなきゃ。 
  

 会社は人を幸せにするもの・人の役に立つ物のはずだとうちは思っています。でも現実はあまりにもかけはなれていて生存競争・仁義なき戦いのようです。監視しあってます。ついていけないと見殺し?ぽぃです。みなさん激しい競争にさらされて必死なのかも?
 目標と現実のギャップがあり解決すべきことがらでしょう。

 あゆが漠然と思っていた会社の姿があります。理想論ともいわれて誰も実行してないのかなあと思っていました。でもこの記事でみるかぎりそういう会社がちゃんとあったんです。

  地域に根ざした、日本に根ざした、お客さんにも愛されて、取引先や従業員も大事にする、でも黒字をだすという夢の会社て実現できるんですね。




原文どうぞ。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090409/191444/?P=6



関連日記
会社の活力  http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2008-03-17
小林一三 対 岸信介 http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2007-08-20-4
会社のだらだら会議 http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2008-05-21-1
叩かれたくない3 責任社会 http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2008-05-18
誰が作ったの? http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2008-03-14-1
人材活用 http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2008-02-28
7つの大罪 http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2008-02-10-1
報酬 http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2009-04-02 




関連記事

不況期こそ経営者は「先義後利」を胸に刻め
http://president.jp.reuters.com/article/2010/11/26/170364C8-EE39-11DF-A097-35B03E99CD51-1.php
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ayu15

「愛し合える」のが夢です。
by ayu15 (2009-06-24 09:52) 

ayu15

無料カフェ http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2009-06-02もどうぞ。
by ayu15 (2009-06-24 14:06) 

ayu15

ユキさん・yumiさん・小父蔵さんありがとうございます。
おもいやれるっていいですよ~。
by ayu15 (2009-06-25 08:20) 

ayu15

報酬 http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2009-04-02 労働報酬の価値もどうぞ。
by ayu15 (2009-06-29 12:40) 

ayu15

http://president.jp.reuters.com/article/2009/01/16/AFC213AC-E202-11DD-9F4A-D0293F99CD51.php
ロイター(電子版)にもでました。
by ayu15 (2010-10-13 21:43) 

村野瀬玲奈

私の記事へのコメントありがとうございました。

あゆさんの記事のおかげで良い会社を知ることができました。このような経営者のいる会社もあることを世の中に広く知らせることが、経済活動の目的を一般の人に思い出させることができるかもしれませんね。強欲な儲け一本槍主義では意味がないのだということを。
by 村野瀬玲奈 (2010-10-16 22:43) 

ayu15

うちの理念?の一つが「強制でなく共生」です。
おかねもちも貧乏な人も縁あって同じ日本で共に生きる仲間です。

どんなものでも問題はあるでしょう。人がかんがえた会社という仕組みも経済構造も。

でも人を幸せにするためにある!という気持ちをどこまでできるかは別にして、持ち続けるのはだいじかなあと思うんです。


 新自由主義とネット社会などで「社会はバラバラだ!」を不安になりそれを画一的で個性をわがままととらえ、特定の愛国心で一体感なんてなんかおかしいです。

 この会社は経済を守りながら失った??コミュニティをもっていると感じます。バラバラじゃなさそうです。


by ayu15 (2010-10-17 08:28) 

村野瀬玲奈

強制でなく共生、うまいですね。^^

同じ日本っていうだけじゃなくて、同じ世界で、って言えればなおいいかもしれません。でも、あまり範囲を広げすぎると話が拡散してしまうので、まずは手の届く範囲の全員と共生を。
by 村野瀬玲奈 (2010-10-17 22:07) 

ayu15

どっかの右翼の他律でなく自律
権利より義務だでなく権利守る義務
他者攻撃でなく他者容認
許さず排除でなく許せる寛容さ
by ayu15 (2010-10-18 09:07) 

ayu15

参考にどうぞ。

不況期こそ経営者は「先義後利」を胸に刻め
http://president.jp.reuters.com/article/2010/11/26/170364C8-EE39-11DF-A097-35B03E99CD51-1.php
by ayu15 (2010-12-09 21:35) 

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