国債 [経済]
2008年財政(http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2009-07-24 )でも政府財政がもつのは格付け下がっても国債買い支える人がいるからという説明がありました。
暴走 (http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2008-12-15-1)では投機マネーが市場原理(商品の需要供給)からはなれて物の値段うごかして暴走したというのをとりあげました。
今日の日経8月28日のトップは「銀行の国債保有最高水準」でした。
記事によると資金需要低迷で銀行資金が国債にまわっているようです。
6月末の残高は111兆円です。
効果は長期金利上昇おさえる。
問題は民間の経済活動にまわらない
とありました。
欧米の銀行はヘッジとかに手を出しすぎたらしく巨額の損失で金融危機引き起こしているそうです。
うちならヘッジ投資でなく国債社債などに限定した金融商品を買いたいですねえ(そんなおかねはないです。)
財政2008ででたように国債買い支える人達(銀行に預金する人も)が充分いないと日本の財政はやばくなるかも??
でも市場に資金がまわらないと経済力がよわりそう・・・。
記事では企業の設備投資が大幅に減っているそうです。雇用者所得減少で消費も弱そうです。
「10年国債増発しない」だと国債は買いやすくなるそうです。
国際会計基準審議会の出方では銀行は国債買いにくくなるそうです。
今、預金超過額(預金から貸し出し引いたもの)は過去最高の142兆円だそうです。
なんとこの8割が国債にまわっているそうです。
政府は財政危機・庶民は低収入・長時間労働で気持ちのゆとりも失う状況・老後の資金不安なのになぜか資金はだぶついているんでしょうか???
某国ではこのだぶつき資金がヘッジに流れて現実の商品価格吊り上げたともいわれています。
需要供給はさほどかわらないのに投機マネーが入りこみ価格を派手に上げ下げしているそうです。それでさらにおかねをうんでいるらしいです。
じゃあ短期の投機て悪いの??
日経新聞28日の29面に興味深いのが載ってます。外国人投資家が突出した影響力でムードつくり、個人投資家がゲーム感覚で株式売買とありました。
まさしく顔のみえないところで巨額のおかねが右左にうごいているんですね。
記事では短期売買そのものは市場に流動性あたえていると指摘していました。問題はそれに対抗できる多様な投資家が不在なことだそうです。
市場のムードに惑わされず長期視点でという有力投資家が見当たらないそうです。
『なるほど~。でも言い方?かえたら短期はいいけどほどほどに!これがいいと極端なことしないで!多様性を保つでしょうか』
5面には年金が載っています。市場運用は98兆円だそうです。国内債券64%とありました。
運用環境はまだ厳しいようです。
なんか複雑なんですね。
金融市場にはおかねがだぶっているのに庶民や政府はおかねがない。貧富格差がひどくなり暴動起きる。これでどっかのこういう現象の国が紙幣増刷しすぎたら世界がこわれちゃうかも??
日経おもしろいのでよければどうぞ。今日のだからまだ駅にでも売っているかも?
2009-08-28 11:00
nice!(1)
コメント(2)
トラックバック(0)
金融関係のことはさっぱりわからないのですが・・・^^;
味をしめるとおもしろい分野なんでしょうかね?投資家がゲーム感覚でお金を動かす・・・なんて話は、ほんとにかけ離れた世界ではありますが、現実でもありますもんねぇ。。。。
by ラン (2009-08-28 22:34)
ランさん、ありがとうございます。うちもよくわかんないです。
「アイスクリーム」「花火」とかむずかしくないのもあるのでよければどうぞ。
by ayu15 (2009-08-29 08:20)