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国選弁護人 [社会問題]

 どうもレミングの群れ傾向?のような雰囲気もありそうな世の中です。
外野がうるさい学校の君が代。
某刑事事件。(被告には耳貸さない)
失言大臣

などなど

 先日も書いてますが裁判はあくまで起訴にたいしての有罪無罪です。同じ事件でも切り取り方などで「ネーミング」などで変わったりすることも。


 先日、田村正和さん主演の国選弁護人を放送してました。ヒット作古畑任三郎を連想しそうですが・・。
 ある街
母子家庭の親子
子どもはいじめにあっています。
母親もある意味町でいじめにあってます。(地域住民の反感かっている)
娘が大事に育てている木をクラスメートに壊されたりします。
娘は母親の目の前でなくなります。
これが事故か事件か??

その後クラスメートが殺害されます。
警察検察も社会も母親が犯人と決めてかかります。
鬼のような母親とかきたて非難の嵐です。
被害者遺族は「あの人が殺したんだ!死刑にしてください!」と訴えます。
被告は「火が見えた」「記憶がない」とか言い続けます。

そんなのウソだ!とだれも信じません。
世にいう荒唐無稽のお話?}

こういうお話です。



 あくまで「裁判は殺したのか?」で有罪無罪がきまりまるそうです。起訴が殺人なんですもの。
被告を追い詰めた孤独・いじめは情状酌量に多少は影響しても白黒に影響しません。
さばかれているのはいじめでなく殺人だからです。



 うちはひろい意味での「冤罪」が気になります。荒唐無稽とばかり非難があつまるのはなんか・・・。
外野が騒ぎすぎ?

結局やはり火は見ていたようです。過去が今回の事件の重要な背景でしょう。
叩いたマスコミは反省することなく別ネタで事件を報道しそうです。



 人が人を裁く限界が見えてきます。「だから裁判やめよう」なんていう話じゃないですよ。
殺されたクラスメートはとてもかわいそうです。この子がしたいじめはひどいです。でもそれが死でつぐないなんて・・・。
やはり生きて「ごめんなさい」としてちゃんと仲間はずれなんかしない寛容な人になってくれる方がずっといいと思うんですが・・。

結局本当に火はみたけど、クラスメート殺害した被告はしたことは許せないひどいことでしょう。
でもそこまで追い詰めたのは??

 発端は彼女自身の誤解によるものでした。でも不運な人生送ってきて愛求めて彼女も懸命に生きてきたようです。人に裏切られ冷たくされてきたんです。地域からもいやがらせうけたりしてます。

 これらの「社会の罪」は裁判では裁けません。そのつけがきた個人が裁かれるんです。

「道徳」をかかげて温もり必要とする人を仲間はずれにしたりいやがらせしたり、みんなで悪口言う社会が問題かも? 

これでは悲劇の再生産、悲劇の連鎖かも。このドラマでは被告含めて本当の悪人はでてきません。でも結果的に大きな不幸がおきています。弱っている人にたいする温かさが欠けているようです。諸悪の根源なくても悲劇の再生産がつもって大きな悲劇が起きたりします。
自分も他者も「生きれる」ように心がけないとすくいがないような・・・。


特定「道徳」強要やめて他者に寛容になりお互い認め合える、存在できる社会にむかえないんでしょうか?







共同体主義が先日のマイケルさんのにでましたが、他者の存在を受け入れない「右翼思考」全体主義的なものになるのか、お互い存在できる共生できるものになるのか天国と地獄ほどの差がありそうです。



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コメント 1

ayu15

shiraさん
takemoviesさん

ナイスありがとうございます。

悲劇の連鎖から温もりの連鎖に変わるのは夢物語なんでしょうか・・。

by ayu15 (2011-02-17 20:10) 

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