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被害者指数と加害者指数の乖離 スポーツ界のハラスメント事件 [社会問題]

個々の人格・アイデンティティなどが尊重されますように♪
一人一人を大切にして見捨てない社会に。
みんなが自分らしく生きれますように♪


日記リスト
http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/archive/c35386510-1



 レスリング・アメフト事件などはまだ多くの方の記憶に残っているかと思います。
なんかもやもやしたままだと感じる方もいるかも。

2013年にこんな日記を書いていました。
以下、それをもとに再編集したものです。
追記部分に元の日記載せています。





『逆らえない空気』 
 バスケ部で顧問の体罰で生徒が自殺したと言われる事件です。報道では、逆らえない空気・規律重視などが出ていました。
 ネット上のコメントをみると一刀両断が目立ちます。結果的に個人を悪にして誹謗中傷が溢れます。
感化され嫌がらせ・暴力行為に及ぶ人が出たりします。(これは内容によっては犯罪になるかも。)
出てくる言葉は 「道徳」 「正義」 「規律秩序」 などです。




以下はフクションです。 
とある社会。
強い競争社会です。近年の自己責任論もあり負けた人には冷たい社会です。もちろん教育現場も競争原理です。
 顧問は実績があります。規律重視で「命令には従え!」という考え方です。
「いやなら出ていけ」「落ちこぼれはいらん!」ということもあります。
口で言ってもわからんやつ(できない奴)場合によっては体罰の可能性も排除しません。
また体罰での成功経験もあり体罰の有効性を信じています。
自分に自信があり実績あるので自分の正義を信じています。「正義」に反対することに嫌悪感を感じるようです。(こういうやり方に反対の声を上げる人も完全ではありません。)

 顧問は「滅私奉公」で部活指導してきました。
規律重視で上下関係意識が強く、「正義」のあまり画一的で上から目線が人より強いようです。

 ある日、空気に逆らえず耐えていた生徒がある日とうとう壊れてしまいました。
自分ならこのくらいと思うものが人は違うのがこの顧問にはわからなかったようです。なにせ画一的に人を見てますから。個々の尊重に欠けてますから。
だから顧問にはなぜ壊れて自殺するのか理解できていないようです。

こういうフィクションです。


なんか某政治家・某世論など、この体罰顧問を連想します。
なんか社会の縮図を見るように感じます。


 先生とかも教育委員会や政治家に「管理」され窮屈なのに忙しく大変らしいです。
なかなか一人ひとりをみる余裕なく、ついつい「一般論」「常識」などで動くようです。
 規律云々で束縛の中で「規律だ!わがままいうな」「従え!」で生きてきた人は今度は他者にそうすることに抵抗感が少なくなりやすいらしいですよ。
生徒も先生も「束縛」のなかで生きて相手を思う余裕がないというのは悲しいです。
悲劇の連鎖になるかも?

 被害者は確実にいて深刻な被害を受けていることも少なくないでしょう。
でも被害者指数と加害者指数がいつものように合わない感じです。



 やりすぎると相手は追いつめられ取り返しが利きません。 ネット情報で判断し一刀両断は危険です。私刑はだめですよ。
 一常に修正できる柔軟性も大事だと思います。後のフォローも大事です。周囲の協力もあったらいいかも。また個性をわがままとらえるのは危険だと思います。



 自己犠牲でなくできることを少しずつしてあげられたらと思います。
さりげない一言が「辛い」と泣いている人のささやかな救いになることもあるんですよね。
強制でなく共生を!
否定でなく認め合いを!



2013年1月の日記


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