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ジャーナリスト精神 [法律・制度]

なにかと情報隠蔽・開示が話題にでてます。それに関しての記事をみてたら、ちょっと興味惹くものが書かれていました。

 

ジャーナリストは、埋もれている事実と調べて、質問して、事実の背景にあった真相を究明してくそうです。ジャーナリストは、生き方と捉える事もできるかもしれません。

具体的やり方は、新聞・関係資料をあらいざらい読む。ワープロで要点を打ってメモを作ってゆく。それが基礎知識で、そこからあとは現場の、一番先端にいる人に取材をして「直接」話を聞く。これをやると、メモした話と全然逆のことを聞かされたりしてびっくりする(笑)そうです。

取材してみえてくるのは、ビジネス界と政界の人材のようです。ルールを作れる人って自分にすごく甘くなります。何か問題が発生したらルールを変えちゃえばいいという考え方で働いてしまうようです。でも市場によるビジネスは倒産がありそこで歯止めがかかったりするそうです。

(普通は与党がルールを作れます。ルールを変える事ができます。その与党にルール課すのは憲法しかありません)

1993年に「日本経済の時限爆弾」と題した特集で不良債権問題の取材をしたことがあるそうです。でもなんと閣僚でさえ不良債権を知らない人がいたとか。

(その時内閣あげてマジで取り組めてなかったの?)

なんと大蔵官僚に「君たち、そんなに不安を煽るな。そのうちに金利ゼロにするから、その時に銀行に担保に取った土地を売り抜けさせる。それで不良債権はなくなるんだから、まあ見ていろ」と。国民が分からないうちに不良債権問題なんか解決してやるから、お前らはそんなに騒がなくてもいいんだ、という趣旨の話を聞かされたんです。

(結果的にある種の隠蔽?・問題でてるならちゃんと伝えなきゃ)

 

議員の場合は国政調査権があるんですが、議員の数がものをいうようです。一応説明にはきますが資料を出そうとしないそうです。(野党に情報不充分な理由の一つでしょう)(議員にはちゃんとみんな資料提示して欲しいんですけど)

政府の隠蔽・ないはずのものがあとから出てくるとかよくあるのはこういう官僚の体質がありそうですね。与党議員でさえ知らない事があるんだから野党ならなおさらかも。

そういえばアメリカでは秘密文書も一定期間で開示されてますよね。情報開示は健全な運営に必要なものかもしれません。

なにかと問題のある官僚ですが、全体では問題でも一人一人はマジメにがんばって働いている人もおおいそうです。官僚に使われずにいかに使いこなすのかで政治家の力量がでるのでしょうか?国には公開できない情報もいろいろあるでしょう。でも国会議員には、官僚つかいこなす、正しく政策立案・修正するためにも・国政チェックのためにも、調査に必要な情報は開示してもらえたらどうかなあて思いました。

 

http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20071017/137704/?P=4


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