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南アフリカの制度 [法律・制度]

 南アフリカにおける法制度のお話です。
某事件で裁判や弁護士が世間から高い注目されるようになったようになんとなく思えます。司法には大きく二つの流れがあるそうです。英米法と大陸法です。
大陸法は欧州大陸で一般的なもので、特にフランス、ドイツなどだそうです。 あるかたのコメントでは日本は大陸法の影響が強いそうです。特にフランスの影響が強いそうです。ただ戦後アメリカの影響を強くうけたので、その流れもあるらしいです。

 日本から特に遠いところに南アフリカがあります。この地域にはこれといった有力な政治勢力(まとまった行政単位)がなかったらしいです。それで最初に仕組み作ったのはオランダからきた人々らしいです。この地は欧州からアジアに行く時の重要な寄航地とさらたそうです。
 ある研究者の方によると、もともとのそこにいた人の民族的慣習とオランダ法制度による社会ができたらしいです。

 ニューヨークが戦争でイギリスにとられたようにこの地もイギリスにとられてしまいます。そこでコモンローとかいわれるイギリス法が導入されたそうです。イギリスから5000人がおくられたそうですが、以前オランダ人口が比率がたかかったそうです。(6割はオランダ系)委員会で決められ改正されるまでオランダ法で秩序たもったそうです。大陸法とコモンローの混在する仕組みがはじまったそうです。
司法管理、行政法、手続き法などはイギリス法になったそうです。
民法、契約法、所有権などはオランダ法だそうです。
イギリス法に不満な人々は移動してオレンジ自由国を建てたそうです。

 今、人種差別撤廃で南アフリカは生まれ変わったそうです。基本権、憲法にドイツやカナダのを取り入れていいものができたらしいです。ただ現状は大変らしいです。うわさでは、「世界一治安の悪い都市が南アフリカの首都だ」という声も一部にあります。
「群集心理」で以前南アフリカ取り上げているのでどうぞ(群集心理http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2007-09-24-5

南アフリカてあまりなじみがなさそうですが、こういう歴史があったようですねえ。勉強になりました。



で、イギリス(UK)なんですが、イングランド主導で、スコットランドの人はあまりイングランドが好きじゃないそうです。もともと大陸の大学で学んだ人も少なくなさそうです。離婚、所有権、相続、契約などが大陸法だそうです。
余談ですが、この地はもともと英語(イングランド語)でなくゲール語やスコットランド語だったそうです。

大陸法英米法のどちらがいいなんてお話じゃないです。
法律は多数派の人の影響がおおきいです。法律は人を守るもののはずです。法律が人を否定したり、社会から排除したり、人の尊厳をうばう武器にならないこと願います。

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ayu15

ユキさん、krauseさんありがとうございます。
by ayu15 (2008-07-09 09:36) 

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