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裁きの朝 [社会問題]

裁判員制度が始まっています。いい点問題点とかあるらしいですが、いずれ裁判員に選ばれる可能性も。

制度導入で説明不足のところがあるのに早急な印象もありますが。

1なぜ陪審員制度(休止中)再開でなかったの??
2なぜ死刑もある凶悪犯罪?公害・汚職とか他では??
3 憲法解釈
4その他

これらの公式見解が不十分でした。




まあかたぐるしいことのけても凶悪事件の報道が増えて話題になったりします。
世の中正義の味方がいっぱいいるのに正義の味方に迫害?される人苦しめられる人がいます。

そんななかあるドラマがありました。


作:冨川元文
裁きの朝です。 ドラマですが実話をもとにしています。
http://www.nhk.or.jp/audio/prog_fm_former.html

おもな登場人物
刑務官(犯罪被害者遺族)
死刑囚


刑務官はささいなことで大切な親を殺害されています。命からがらやっとのことで満洲からかえってきた父をわずかの米をうばうために強盗にころされたんです。

当然ながら派がし怒りと憎しみをかかえて苦しんでいます。


死刑囚は冤罪でなく本当に殺人犯です。わずかの金を盗むために殺人を犯しています。


刑務所内でのこの二人の苦悩を中心にお話がすすむようです。

うちのへたな説明よりぜひどうぞ。




 このドラマでは刑務官は父を殺した人と担当している死刑囚が重なっているようです。そんなことで人を殺す奴がどうしても許せないんでしょう。救いなんて許せない。一生もがき苦しみ死刑になれ!と強く思っているようです。


死刑囚はひどく父を恨んでいます。自分が父を許せないんだから、自分が許されないのは無理ないともいってます。



  被害者遺族という当事者でもある刑務官は死刑囚と関わるうち人を裁くことについて深く踏み込んでいきます。
たったわずかの・・・そのわずかのために加害者も追い詰められていたのでは??長年のすごい苦痛にたえている刑務官がそういうふうなことも思えるようになっています。

彼は言いました。「自分自身も裁かれている」と。
苦悩の向こうには彼にもささやかな救いがあったようです。


追い詰められていく人がもう出ませんように。追い詰められた人に救いがありますように。
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shira

 昨今の厳罰化の主張がどうしても同意できないのは、こういう「痛み」がまったく感じられないからでしょう。人が人を裁くと、罰しても赦しても痛みが伴うもののはずですから。
by shira (2010-09-07 22:37) 

ayu15

shiraさんありがとうございます。
近日中に関連のを書きたいです。

そうですね。この痛みは人それぞれで言葉にしにくいものかもしれません。「世間」がわ~わ~とどちらかを非難というのはどうかなあと・・・。
苦悩の答えはその方が見つけるのかも?

叩きでなく、救いの手助けできる社会目指したいです。
by ayu15 (2010-09-08 11:09) 

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