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「プレゼンする力」をプレゼンする [学問]

 なんか就活中の学生の人いますよね。
なんか急に地味になり黒スーツで学校に来られると多少違和感感じたり。
きっと大変なんでしょうね。


shiraさんがプレゼンについて取り上げられました。http://sshshouron.blog.so-net.ne.jp/2012-07-10
これ面白いです。


で後出しジャンケンみたいですがうちもチャレンジ。  プレゼンと聞いてどんなこと連想するでしょう?
私は就活で面接の時に自分を売り込むというものです。
後連想するのは
企業でなにかを企画するとか提案すると気におこなうものです。
大学で研究発表の時いい評価してもらうためいかに成果出しているか、役立つかのものです。


本来のプレゼンの意味はなんでしょう?
そしてあなたや一般的に多いイメージは?



鷲田清一さんは
1プレゼンは売り込むもので「リポート」でいい。
いいことも悪いことも率直に口にし、言葉をざらざらとこすり合わせる。そうしているうちに、新しい言葉が立ち上がる。
2 「プレゼン」にいい思い出はない。
と述べられています。


山田ズーニーさんは
プレゼンは、思いを形にして外に通じさせる行為と述べられています。



柳井正さんは
1人種、文化、宗教を問わずコミュニケーションができる能力と述べられています。
「競争して売り込む企業人育成のための学校にしよう!」と受け取れる内容です。



鷲田さんと山田さん柳井さんとではプレゼンの概念がちがうようですね。

柳井さんは有名な成功者でビジネス界や就職目指す人には一目置かれる存在かと思います。それだけに説得力があります。

プレゼン力が高いと有利(企業活動上)といえるかもしれませんね。





 ここで一つの疑問が生まれます。
学校は就活の予備校??教育は企業のため?
学生が社会に出て役立つ技術や知識を得るのはいいと思います。でもプレゼン力重視でいいのでしょうか?

例えばユニクロとかで企画開発に携わるなら英語力とプレゼン力が必要でしょう。でもそれは全ての企業?全ての部署?
 プレゼンは勝ち残る競争の武器になっているようです。

 某職場では上司は絶対です。下手すると意見言う時は辞表忍ばせるか解雇覚悟だそうです。
そこでは従順でいわれたことを必ずやり言われてないことはやらないというのがいるかも?
プレゼン力は大きな意味はなさそうです。



 近年いじめが問題になっています。ネットでのバッシングもいじめと似た思考といっていいかもしれません。
また孤立からくる様々な悲劇が「自己責任」で片付けられたりします。



教育現場にプレゼンは本当に必要なんでしょうか?
大学では必要になる場面もあるかもしれません。でも就活目的でいいんでしょうか?
ここで山田さんの「プレゼンは、思いを形にして外に通じさせる行為だと考えます。」
というのを考えてみます。

これは売り込むという意味と違っていう概念ですね。
思いを形にするのはいいかと思いますがこれでいいんでしょうか?

一方通行でしょ?
それにやはり売り込むという概念もプレゼンという言葉に持つ人もいるでしょう。






  教育現場にはプレゼン力よりコミュニケーション力を提案します。
これは上記の「思いを形にして外に通じさせる行為」をも含めたおおきなものです。

コミュニケーション力には説得の意味はありません。
特徴を述べます。

言語・非言語両方
他者との空間の共有
他者があってこそ
自分が伝えるだけでなく相手からのものを受け取る能力


注意するのは
相手を否定しない(某世論某政治家みたいなのは失格ですよ)
相手を無視しない(シカトはしないように)
相手の存在認める
(誹謗中傷は論外)

あなたはそこに存在しています。言語以外でも何らかのものがあり他者と空間が共有されて言えるんです。誰もあなたを否定しません。
いていいんです。

あなたが抜けるとその空気はもう成立せず別のものになるんです。

こういうものです。



 え?難しそうですって?

あなたにも好きになれない人はいるでしょうか?
その嫌な人にもいて「いいんですよ。」という気持ちをあなたが持てばいいんです。
データ(情報)でなく相手と関わるんです。
みんなで考えてなにかしましょうよ。先生はファシリテーターのように交通整理しながら見守ってあげてくださいね。

人間自分に攻撃的でない人に悪い印象もちませんよ。
さらにいうと自分に好感持ってくれる人にはいい印象持ちそうですよ。

言葉がでないって??
いいんですよ。あかちゃんは言葉なしでコミュニケーションしてますよ。[黒ハート]


コミュニケーション力は単に双方の情報伝達ではありません。そこには相手への思いがあり存在を認めるというのがあるんです。

きっと生徒も教員も生きやすくなると思います。社会に出ても人としていい評価をえられるでしょう。多くの職場にも有効な能力でしょう。



以上


プレゼン力をプレゼンするのチャレンジしました。どうかしら???








おまけ

このプレゼン文を分析にかけました。
するとこんな結果が・・・http://logoon.org/


診断1.JPG
診断 2.JPG
診断  3.JPG

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shira

 ん〜、面白い視点ですけど、プレゼンとしてはちょっと迫力不足ですかね。
 添削するとすれば、「聞き手のことを無視せず否定せずに、聞き手がどんな人間なのかを認めることが、自分の話を聞いてもらうのに最善だ」という切り口で行ってはどうでしょうか。そうすればプレゼンを否定せずに、プレゼンも所詮はコミュニケーションの一種だという話に持って行けるんじゃないでしょうか。
 私が山田のプレゼンを高く評価したのは、教育現場にプレゼン指導を求めた人間がまったく気付いていないプレゼン教育の可能性を提示してみせたからです。
 あゆさんの視点も「コミュニケーションの力を磨けばプレゼン力にもプラスになる」という方向に持って行けば、山田と似たような面白さがありますよ。
by shira (2012-09-06 20:23) 

ayu15

shiraさん親切なご指導ありがとうございます。
「聞き手のことを無視せず否定せずに、聞き手がどんな人間なのかを認めることが、自分の話を聞いてもらうのに最善だ」ですか。
う~~~ん難しそうですねえ。

プレゼンも所詮はコミュニケーションの一種とある意味言えるんですがうちのいうコミュニケーショントレーニングは説得はなしなんです。意見の一致もしないんですよ。
なので違う部分もあるんです。


なので鷲田さんに近いのかも??
プレゼン力より「コミュニケーショントレーニング」を!というのを
コミュニケーション力というよりプレゼン力でプレゼンするとういうハメに・・(~_~;)


表向き目標は柳井さんを上回ることでしたが
裏目標があって

これは読んでくれた方がプレゼン力もいいけど「コミュニケーショントレーニングをとりいれることを検討してみようかな」と思ってもらえたらうちのプレゼン力は合格ということだったんです。


今のところどうするか考えつきませんが
助言くださったこと生かせてもっといい文がかけたらと思います。
うまくかんがえついたら改訂版を載せますね。
その時は御手数ですがよろしくお願いします。m(_ _)m
by ayu15 (2012-09-09 10:47) 

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