大転換 [社会問題]
私たちが生活する上でエネルギーは欠かせないですよね。
暖房もエネルギーがいるし、冷蔵庫や洗濯機だって。
自動車だってエネルギーがないと動きません。
原子力はとても大きい力だそうです。でも事故が起きた時の危険はとんでもないものですよね。
今のエネルギー確保や今の経済守るのか?
将来世代の環境守るのか?
など
いろいろ意見が分かれるようです。
そんななかかつてすごい人気だった小泉さんが発言しました。すでに引退しているのにあちこちで報道されています。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201311/2013111200485 賛否はどこかにやって。
これは小泉さんらしいかも。
昔、演説聞いたことがあります。
引退したとはいえ、当時はまだすごい人気でした。(再登場望む声も大きく)
よく聞くと具体的中身がないんですが・・・。
人々は拍手です。
{そのあたりは以前に日記に書いてます。。なんか「え~~!」という感じでした}
読売に、同新聞の批判にたいする小泉さんの反論が出ていました。
その印象です。(小泉さんの言葉そのまま書いたんじゃないですよ)
かつて鬼畜米英だった日本。
{当時誰が「アメリカと同盟結び、国内に米軍基地いっぱい作ろう」なんて考えたでしょうか?}
{アメリカよりの意見は「非国民・反日」と強く批判されたでしょう。}
{今ではネットでは安保に水差す意見には「反日」と批判が集まりますねえ}
{かつて先祖が命投げ出して戦った相手にねえ・・・。}
もうひとつの事例に自動車をあげています。
環境意識のたかまりで日本は厳しい自動車規制を導入したそうです。当時業界は「不可能だ!現実的じゃない」と反対したらしいです。
でもその結果、日本車は世界一優秀な自動車となりトップクラスになったそうです。
利益考え現実的にしたアメリカの自動車の没落と対照的なんでしょうね。
小泉さんが言いたいのは
あり得ないこの大転換をする潜在的強い力を日本は持っているということだと思います。
「小さい政府」の小泉さんです。トップは覚悟して転換の方針出せばいいんです。 あとは民間が頑張ってくれる!という感じです。
今はできてなくても環境与えれば「日本は力を発揮できる!」という考えからきていると思います。
順次廃炉でなく、「即時ゼロ」という大胆な意見も、最初にがつんとインパクトあたえたほうが大転換の道が開けると考えているのでしょうね。
原発も 、安全保障や自動車のようなとんでもない大きな大転換して成功するのかどうかうちにはわかりません。
不安な声は当然出ますよね。ある意味「かけ」だし・・。
でも原発ゴミは処理できないという事実??もあるし・・・。(長い年月ゴミを保管し続ける)
日本を信じて
安保や自動車のように大転換するか??
現状の経済など事情考えて現実的にいくのか??
どちらももっともだなあと思えます。
☆ 廃止も存続もどちらにもいいとこと問題点がありわかんないです。
でも「脱原発」 への「たたき」(批判でなく)や監視は嫌だと思います。
こういう記事がありました。
以下記事より
原発から3キロほど離れた集落で、自動車修理業を営む自治会長の加藤拓郎は、住民のために原発事故対策を再確認したいと考えた。
福島では、地下の非常用ディーゼル発電機が津波で水没して大事故を招いた。「ここではどこにあるのだろう」。電力会社に問い合わせたが「セキュリティー上の理由」で教えてもらえず、県や市の担当者も「電力会社に聞いてほしい」と言うばかりだった。
剣道部の後輩で、地元警察署長に着任したばかりの佐川の携帯電話を鳴らした。
「原発の非常用発電機は津波にやられない場所にあるのかな」
「……それね、言えないんですよ」
「どうして?」
「ほら、新しくできた法律がありますよね。特定秘密の。警備の関係で微妙なところもありまして……」
支援する市議や面識のあった地元紙の鈴木幸恵記者(38)に問い合わせ、市民団体の勉強会にも参加して情報収集に努めた。しかし、非常用発電機の位置については分からないまま。
旧知の市幹部は「それはほら、これになったから」と、口にチャックする仕草をしてみせた。
加藤は佐川署長を居酒屋に呼び出し、再び切り込んだ。
「どうして住民が知らされないんだ。真っ先に危なくなるのは俺たちだ。おかしいだろう。教えろ」
「おっしゃる通りです。でも、私の立場も分かってください」。佐川はしばらく沈黙した後、こう付け加えた。「加藤さん、反原発の集会に出たりしてませんか。気をつけたほうがいいですよ」
加藤がテロ防止に関する特定秘密の漏えいを「そそのかした」として、特定秘密保護法違反(教唆)容疑で逮捕されたのは、その数日後だった。
県警本部の公安部門が加藤の行動を監視していたのだった。
検察官 「被告人は特定秘密に指定されたテロリズムの防止に関する事項の入手を企図し、特定秘密取扱者に対し、先輩・後輩の関係を利用して威圧するなど、個人の人格を著しくじゅうりんする態様によってその漏えいを教唆したものである」
弁護人 「被告人が入手しようとした事項とは何ですか」
検察官 「特定秘密に指定されており、明らかにできません」
弁護人 「中身が何か分からなければ、被告人の行為を罰すべきかどうか裁判所が判断できませんよ」
検察官 「特定秘密に指定された情報であるから違法です」
判決は懲役1年6月、執行猶予3年の有罪。
裁判長は「当該情報は、外形立証により実質的な秘密であると推認できる」と述べた。
「外形立証」とは、情報の内容を明かさず、それが秘密として保護に値することを証明する手法。
よければ省略していない原文どうぞ。
http://mainichi.jp/shimen/news/20131110ddm010010003000c3.html
☆ 福島民報
2013/10/14
東京電力福島第一原発事故の取材では、放射線被ばくの危険に加え、保安対策などを理由に制限が加えられてきた。
安倍晋三首相が先日、第一原発を視察した際には「特殊な場所のため、大勢での取材が不可能」を理由に県内報道機関に公開しなかった。
秘密保護法で制限に拍車が掛かることはないのか。安倍首相が「制御されている」とした汚染水の実態はどうだろう。
県民が知るべき真実はまだ山ほどある。
以上
法案考えた人はこれを意図していないと思います(思いたいです)。
でも 他の同様、独り歩きすることがあります。制定時のいきさつやその思いは時がたつと薄れていきます。
その時の政治の都合で解釈はかわるでしょう。
将来、どんな政権になってもこういうことは起きないと本当に言えるのでしょうか?
もし、あなたが「信じられない」という政党や官僚が国の中枢になった時、それでも信じますか??これで大丈夫でしょうか??
不安はないですか?
☆ フクシマ被災者とサムライ
http://jp.reuters.com/article/jp_blog/idJPTYE99601D20131007
記事の一部
放射線の危険は今でも残っており、私を含めて全員がガイガーカウンターを首からぶら下げている。至る所にバリケードが作られ、放射線量が局地的に高い「ホットスポット」の可能性がある地点では、警告サインが出されている。
チェルノブイリの立ち入り禁止区域では、途方に暮れたゾンビのような生き物が茂みから飛び出してくることがあったかもしれない。しかし、ここ福島はほぼ完璧な状態だ。信号は作動しており、車の往来は珍しいものの、赤信号で止まる。ゴーストタウンとなった浪江町の駅近くには、配達されなかった2011年3月12日の新聞が積み重ねられた店があった。
☆
6月15日(金)に衆議院に上程された法案(「原子力規制委員会設置法案」)
(現行)
第1条 この法律は、原子力基本法 (昭和三十年法律第百八十六号)の精神にのつとり、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の利用が平和の目的に限られ、かつ、これらの利用が計画的に行われることを確保するとともに、これらによる災害を防止し、及び核燃料物質を防護して、公共の安全を図るために、製錬、加工、貯蔵、再処理及び廃棄の事業並びに原子炉の設置及び運転等に関する必要な規制を行うほか、原子力の研究、開発及び利用に関する条約その他の国際約束を実施するために、国際規制物資の使用等に関する必要な規制を行うことを目的とする。
↓
(改定案)
第1条 この法律は、原子力基本法 (昭和三十年法律第百八十六号)の精神にのつとり、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の利用が平和の目的に限られることを確保するとともに、これらによる災害を防止し、及び核燃料物質を防護して、公共の安全を図るために、製錬、加工、貯蔵、再処理及び廃棄の事業並びに原子炉の設置及び運転等に関し、大規模な自然災害及びテロリズムその他の犯罪行為の発生も想定した必要な規制を行うほか、原子力の研究、開発及び利用に関する条約その他の国際約束を実施するために、国際規制物資の使用等に関する必要な規制を行い、もつて国民の生命、健康及び財産の保護、環境の保全並びに我が国の安全保障に資することを目的とする。
これどうなったんでしょう??
☆
こういうのがありました。
1次検査受診者 238785人に対して、
1次検査結果確定数は225537人。(受診数に対して約94%の確定率)
検査責任者である福島医大の鈴木教授が迅速性を優先した『手抜き検査』である事実を認めている簡易検査(一時検査)で、受診者と確定数とのあいだに13248人もの誤差がある不思議。
そもそも福島県の子供の数は36万人であり、二年半かけて6割しか検査していないなど、福島医大の職務怠慢、不真面目にもほどがある。
福島県当局は全数検査に5年以上かける心算なのか。
これでは組織(検討委)ぐるみのサボタージュ(意識的な遅延工作)が疑われるでしょう。
簡易1次検査で結節や嚢胞の大きさから小児甲状腺がんが疑われた、
2次検査対象者1559人に対して、
2次検査結果確定者は897人。(率にして57.5%)
分母である1次検査結果確定数の225537人に検査の終了率の57.5%をかけると、検査が終わった人数は129683人にすぎない。福島県の子供達の3分の1なのです。
検討委の犯罪的なサボタージュの結果、2年半も経っているのに福島県の子供達の36%(13万人弱)しか調べていないのである。
ところが現在の段階でも59人が甲状腺の善摘出手術を受けたか、摘出手術を待っている。
単純計算なら福島全県(36万人)では、小児甲状腺がんの発症数は2年半の時点でも(全数検査なら)164人にもなる計算なのです。
同時期のチェルノブイリ原発事故でのベラルーシと比較して、百数十倍以上の凄まじい小児甲状腺がんの発症数になっている。(人口が福島の5倍のベラルーシでは2年後に5人、3年後に6人が発症)
今の日本ですが、もう駄目です。
すでに終わっている。
福島県検討委は3ヶ月前の8月20日発表では、20万人以上の甲状腺検査で43人(朝日は44人)が小児甲状腺がんの全摘出対象者だったかのように装っていたのである。
なるほど。安倍晋三首相が日本に『特定秘密保護法』が緊急に必要であると言っていた通りなのです。
これ以上、到底小児甲状腺がんの検査は続けられないし、悪すぎてマスコミに公表できないのです。
以上
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/6059926a96fb8ed3fddd137a89f1485e
『特定秘密保護法』
自衛隊法・公務員法ですでに取り締まっているのにあえて必要なのは原発が本音なのね?
大切な家族にあんな思いはさせたくない 新聞読み比べhttp://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2013-11-11
歴史は繰り返す http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2013-11-17
パンツがスケスケ丸見えどころじゃないわ http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2013-06-28
もう二度とあんな思いは・・・ 沖縄の危惧http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2013-11-15
今日の資料http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2013-11-26
これは重要です。 お勧めです。
かなり手間かけて書いたので読んでいただけると嬉しいです。
2013-11-16 20:21
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制定時のいきさつやその思いは時がたつと薄れていきます。
不安です。
個々の人が尊重されますように。
by ayu15 (2013-11-27 09:27)