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オリンピックや災害から考えるボランティアと労働 [社会問題]

個々の人格・アイデンティティなどが尊重されますように♪
一人一人を大切にして見捨てない社会に。
みんなが自分らしく生きれますように♪


日記リスト
http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/archive/c35386510-1



関西の地震
西日本豪雨
台風21号
北海道地震
相次ぐ災害 で各地はそれぞれ大変のようです。



今回はボランティアです。
以前ネットでボランティア批判が目立ったことを思いだします。
個別にみれば配慮が足りず問題があった場合もあるようです。
ですがボランティアそのものを悪く言うコメントみれました。
他方、自衛隊など公務員は称賛が目立ちます。(もちろんねぎらいたいです)



一般論はともかく
まず以下のことを考えてみてください。
Q もし大きい被害があれば助けが欲しいですか?

もし仮にほしい場合
Q助けに行く人は?
公務員・企業などのサービスボランティア・一般ボランティア・その他


災害だけでなくオリンピックで大量のボランティアを必要としているそうです。
ボランティアは自主性なので、期間中授業やめて学生を動員しようというのは疑問がなくもないです。


仮定で考えてみてください。
ボランティアでなく、ちゃんとアルバイトとして雇用すると?
賃金として換算すると?
(まあ雇用する予算はないのかもしれませんけど。)
賃金が発生し雇用となると労働者となります。 学生や非正規で働く人には働き先の選択肢になるかもしれません。
労働(賃金もらえる)から引退した方だと再び労働力となりそうです。





次の問いはサービスと対価です。
一部ネット世論では「安い賃金で働いているのだから受け手はそんなに求めないように」という風な意見があります。(意見でなく罵倒は論外)
極端な言い方をするとお店などで「対応に不満があっても文句言わないでください。店員は安い給料で大変なのだから」という感じです。
 
ボランティア扱いだと労働者にならず対価はありません。 安い賃金どころかただ働きです。逆に支出していたりもします。
その感覚でいくとただ働きのボランティアには何も言えないことに。



次の問い
Qもしあなたがボランティア活動するとしたらハードルは?
まず時間が考えられます。
以下は条件でなくそれぞれ異なります。
交通費(出してもらえる場合も?)
研修費(出してもらえる場合も?)
体力
対人関係

そしてネットにある一部のボランティア叩き
(注意・・・批判とたたきは違います)
業務だとねぎらわれても、ボランティアでいくと叩かれるかなしさ




考えること

オリンピックや災害の時の人的資源の活用
個別により違うのでひとくくりにしない
第三者の叩き問題(問題部分の批判でなく)
助けに行く人達の被害を受けた人への配慮
第三者の双方への配慮



多分真剣にこれに取り組むとこれだけで終わってしまうので無理です。
答えは出せません。


お給料が出て活動に行く人
「助け」を受ける人
お給料なしで行く人
みんなそれぞれの思いがあるでしょう。

制度や運用を改善してはという問題は考えても
誹謗中傷罵倒は好ましくないと思えます。



がれきから救助してくれるのは、基本は専門技術のあるプロの公務員でしょう。
(状況によって変わるでしょう)

ですがその先は?

行政も企業もボランティア団体などそれぞれ特性があるでしょう

私たちはそれぞれ能力も環境も違います。

困窮し助けが欲しいとき助けてもらえるにはどれも必要に思えます。


「サービス」を受ける人・提供する人の両方を考えて配慮できるとよさそうです。
不十分な点を改善していくのに、声は必要かもしれません。

「文句言うな」「迷惑なやつらだ」「自己満足だ!」とか罵倒を助長しかねない言動はそぐわないように思えます。



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