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HOLOCAUST [政治]

 

人類史上最悪の政権はなにかと聞かれたら、ナチス政権だと答える人はおおいでしょう。このナチスによる虐殺の象徴といわれるのがホロコーストです。ホロコーストについて勉強する機会がありましたので取り上げます。

人権てなんでしょう?こういう捉え方はどうでしょう。もらった資料にありました。「生きたい!ただいきをしているというだけでなく、人間らしく幸福に生きたい。---人間の尊厳を保って。」           このブログは「生きる」が理念です。LIFEはただ息をしているだけではありません。社会参加を伴います。お仕事する権利があります。家族・友人つくり、社会の一員として社会生活おくれるんです。 それぞれ自分の所属する性で尊重され、同じ人間として尊重されるんです。人間としての尊厳がとても重要です。 人はさまざまな個性(身体特徴・性格など)もって生まれてますが、これらが保障されなくてはいけないんです。誰も完全な政治はできませんが、少なくとも主義主張・道徳などでこれらを奪うことは許されないでしょう。

 

約70年前ドイツでは世論の支持のもとヒトラー総統を指導者とするナチス政権が登場しました。ユダヤジン虐殺で有名ですが、虐殺された人達は他にもいっぱいいるそうです。ユダヤ人・ロマ(ジプシー)・同性愛者・障害者とみなされた人は生物学的劣勢とみなされ社会から排除・隔離されて、やがて虐殺されていきました。犠牲者は1100万人と推定されています。

収容所では政治犯 赤・ユダヤ人は黄・刑事犯は緑・エホバの証人は紫・移民は青・同性愛者は桃・反社会分子は黒で三角の色分けされたマークがつけられたそうです。複数とみなされると二つ付けられたそうです。名前をうばわれ番号で呼ばれました。

このナチスはある程度してから宗教弾圧もはじめましたが、エホバの証人だけは専用の色がつけられました。ほとんどの人はハイルヒトラーと言えずに、ただ普通の挨拶だけをしました。そうして、ほとんどの人は収容所で虐殺されたそうです。奇跡的に生き延びた10人ほどの人の中から数人の証言がビデオに収められています。

 

参考までにドイツ史の一部です。ドイツ政府の冊子などからです。

1848年 国家統一・人権保障・政治参加要求の民衆蜂起

19世紀半ば、急速な工業化
わずかの賃金・劣悪な労働環境・長時間労働
安全対策ほとんどなく、労働災害は日常茶飯事
事業主の過失証明されなければ、救済なし。

1845年 労働契約
「事業主と労働者の間の自由な取り決めである」スト禁止
低賃金による貧困・劣悪な環境・衛生状態・児童労働・非人間的生活による健康被害

1848年 全ドイツ労働者親睦会結成
議会制民主主義国家・職安・保険基金とかを要求

1854年 国家により労働者親睦会禁止

1871年 ドイツ帝国成立
プロイセン国の指揮下に25の国
ビスマルクがプロイセン首相兼ドイツ帝国宰相

内政はカトリック教徒・社会民主主義者・左派自由主義者に帝国のレッテル貼る。民主化阻む。

労働者党・労働組合を取り締まり対象。

1881年 左派自由主義・社会民主主義の勢力拡大
ビスマルク、労働者組織弾圧・社会保険制度に取り組む。
1883年医療保険
1884年労災保険
1889年年金保険

1890年新皇帝ビルヘルム2世との意見不一致で、ビスマルク辞職

帝国内の労働者は以前社会的・法的に不利な立場

1890年 社会主義者鎮圧法失効
依然社会民主主義と国家のへだたり
(社会民主主義は警察の監視下)

1912年社会民主党最大会派になる。
社会保険・労働者保護の法律
衛生状態改善
上下水道整備

帝国法制定
予防接種・食品・伝染病など集約されたもの。
保健教育は公的機関の使命と考えるようになる。

1911年 帝国保健条例
受給額アップ
農業従事・行商人とかにも拡大

事務系職員のための年金制度設立

1917年アメリカ参戦
1918年 降伏し、皇帝は退位して、ドイツ共和国成立
医療保険の規模拡大
1919年 国民議会選出・民主的憲法可決・人権・自由・平等・普通選挙が保証されました。労働法改革
 戦争帰還兵の就職難・賠償金の支払い負担の発生
1923年 通貨暴落(高額の賠償が原因との見方)
破産とか窮地に陥る市民

20年代後半 上流階級に黄金の時代・大多数の国民に失業・貧困とかの困難な時代
1927年 失業保険・職業紹介
1929年 世界大恐慌
 失業者の増大・政府が倒れる。
就労1200万・失業600万
壊滅的影響で破産宣告しようとする。

共産主義・国家主義が急速に勢力
1933年 ヒトラー首相登場
1933年 基本権無効
社会民主党の反対押し切り全権委任法可決
(すでに共産党員は逮捕)

女性は家庭に。女性の労働禁止思想
1935年 ニュルンベルグ法他
 ユダヤ人市民権剥奪
1942年 ユダヤ人絶滅決議
同性愛・障害者とか殺害

抵抗運動
初期・ 社会民主主義・共産主義・教会関係・少数軍人の抵抗
中期  保守派・軍人に抵抗勢力

ことごとく捕らえられました。

ナチスの理念の一つ「民族共同体」
社会的同質性・連帯を強調しました。

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マルティン・ニーメラー牧師の言葉です。

ナチスが共産主義者を弾圧した時、私は不安に駆られた
が、自分は共産主義者でなかったので何の行動も起こさなかった。
その次、ナチスは社会主義者を弾圧した。私はさらに不安を感じたが自分は社会主義者ではないので何の抗議もしなかった。
それからナチスは学生・新聞人・ユダヤ人と、順次弾圧の輪を広げていき、そのたびに私の不安は増大した。が、それでも私は行動に出なかった。
ある日ついにナチスは教会を弾圧してきた。そして私は牧師だった。
だから行動に立ち上がった。
が、その時はすべてがあまりにも遅かった。

現在ドイツではナチスのような政権がでないように気を使っているようです。軽軽しく憲法改正なんて声はでません。憲法精神に反する改正は無効となります。そういう改憲かかげる政党は解散要請がでます。キリスト教民主同盟と社会民主党が広い支持をえていて、自由民主党は高額所得者が支持基盤で少数です。

 

後、ナチス以外に、スターリン・ムッソリーニ・東条元首相らの名前があがっていました。スターリンもナチスほどじゃないにしても歴史にのこる残忍政治だと言われているようですね。ユダヤ人虐待で、ソ連から逃れたユダヤ人も少なくないそうです。

 

個人より国家・社会秩序・愛国心煽り・共産党弾圧・女は家庭に!政権に都合悪いのは、反社会的のレッテルはリ犯罪者に仕立て上げ・政権に都合いい報道は良くて都合悪い報道には規制・都合悪い情報には○○の手先だから信用するな!自分達との違いさがして排除・白黒論理で、協力しないのは敵・世論形成して袋叩きなど、これらが特徴のようでした。

いろんな考え方があり、主義にはそれぞれ視点によっては評価できる部分もあるでしょう。うちは特定の主義だけ賛同したくないです。でも社会秩序・愛国心叫んだりして、少なくとも生きることを奪うようなものはいかなる主義でもやめて欲しいと思います。

 


ポスト三位一体改革と自治体財政1 [政治]

今までの日記リストです。     http://blog.so-net.ne.jp/life-ayu/2007-08-16-7

 

ポスト三位一体改革と自治体財政というお題でお話がありました。

 

 地方財政の役割は、

1住民生活の安全を保障

2地域社会の共同条件を整備 

だそうです。

 

地方財源の基本的機能 

1地方税・・地方自治の経済的基盤で自らの意思で使途決定  

2地方交付税・・地方税を補完・財源保障と自治体間の財政的連携・財政調整だそうです。

3国庫補助負担金・・基礎的画一的サービスの保障で使途限定です。

 

国と地方の財政関係

集権的分散システムで、決定は中央・執行は地方だそうです。後地方税・地方債への国家統制・財政調整制度(地方交付税)特定補助金があるそうです。

 

三位一体の改革

東京発のマスコミ・議論うのみにしないようにとのことです。東京が一人勝ちしています。             {別件で財務省の方もデータで突出した東京を指摘しています。財政的に自立可能は東京と愛知だけかも}

「東京はグローバル化で国際競争力つけるためもっとお金がいる」という考えのようです。また、マスコミにより都市対農村の対立構図が作られたそうです。           

      {悪意なくても、対立構図はよく作られるようですね}

地方団体・地方分権論からみた理念は、税源移譲と国庫補助廃止で歳入の自治を確立。自治体格差調整で地方交付税機能強化です。財務省・財政再建論は、地方経費削減、地方自立促進だそうです。三位一体改革の実体は、財務省の希望になったようです。移譲財源3兆円・国庫補助負担金▲4・4兆円・地方交付税▲3・4兆円で合計で、なんとマイナス4.8兆円だそうです。    

   {上記の2案みたら、国の財政はともかく、地方分権論のほうが正論でまともな気がします。かって言うな!権利権利というな!と権利抑制して、片方で自己責任・自己努力だといい国権強化人権侵害方向の社会がここにも反映?財務省方式では財政危機の自治体増えそうですね。国の財政はよくなるかもしれませんけど。}

税だけでは自治体はやっていけないそうです。山村では予算の数パーセントしか税収がない自治体もあるそうです。予算の二分の一が交付税という自治体も少なくないようです。   いらないのは東京と豊田市ぐらいだそうです。            

 {これは財務省からもでています。ほとんどの自治体は交付税ないと、財務省が定めた計算式による必要額の予算が組めません。それがわかっていて、なお地方削って、一人がちの東京に集中させてグローバル化に対応しようというのが改革のある部分かもしれません。どうも地域格差ひろがるのわかっていたのではという疑念がでてきます。}

 

 

小泉政権の3つの削減は

1社会保障費・・・かなり削ったそうです。

2公共事業・・・GDPの6パーセントから3パーセントに。欧州は公共事業少ないそうです。

3地方経費

財務省はデータ並べて、理論ならべてまだまだ削減できると考えているそうです。一方現場みている学者はもう限界にきていると言うそうです。うちが最近取り上げてる医療ですが、医療費(予算)は日本は高くないそうです。高いのは薬価だそうです。              

 {特許?の新薬がむちゃ高いです}   

 全体知って一部の議論しなければいけないそうです。 H15年度に5600億円削減されたそうです。    

 

 

国庫補助負担金も削減されましたが、廃止ではありません。それぞれの項目ごとの省庁の部署が関与しています。削減したという実績をだしながら、システム・制度は残ります。部署の仕事は残ります。部署は維持され部署に経費はかかり続けそうです。それに結局自己責任押し付けられながら国のひも付きだそうです。

義務教育は負担金へらしてもひも付きはかわりません。廃止しても、国が画一的に法で決めて、自治体の独自は容易でなさそうです。国のひも付き・監督下だそうです。国の負担減らして、地方に押し付け省庁の仕事・利益まもるものらしいです。

{国のデータ上の財政改革は効果でたとしても・・・。自己利益保全の新自由主義改革?}

 

 

平成大合併がありました。この合併は夜逃げ合併が多いそうです。統合で経費削減させて交付税うかせる考え方だそうです。こういうのでなく、自治本来の姿再認識し、農山村本来の共同性、自然と調和した生活様式への見直しが必要で、住民の共同力を引き出すものがいるそうです。町村連合・県による補完も重要だそうです。西尾試案で強制的に合併させようとしたそうです。自治体の猛反対でとりさげられたそうですが、報復で財務省による財政締め付けがされたそうです。前記のように財政を多く国に抑えられているので、財務省には可能でしょう。限界集落というのがあるそうです。維持困難になった集落です。限界自治体もでそうらしいです。地域社会守るには合併したらいけないそうです。政治家では、田中前長野県知事が気がついたそうです。国からでなく、地域からだそうです。自己決定だそうです。地域に力つけるのは欧州では多いそうです。  竹中さんが総務大臣の時自治体保護やめたそうです。委員会にはいままで考えられなかった人達が次々よばれたそうです。 「競争的分権」唱えたそうです。 財務省にとっては財政が目的のようです。地方六団体の方は「協調的分権」で財政は目的でなく、手段だそうです。

{うちは、結果きまった委員会なら費用の無駄じゃないの?財政が目的てなんかおかしぃわ。手段よね。でも財務省の立場では目的になるのねえ。財務省のためにやるんじゃないから、目的でなく手段とみるほうがいいかもと思いました}

 

 

公共では市場でまかなえないものをやるそうです。人権保護・外部経済(採算あわないもの・森林整備とか) 下からやっていくもので、都市と農村の協力でやるものだそうです。

 自民党は低所得控除減らそうとしてます。「低所得者も税払え」というものです。欧州でもこういう控除はほとんどありません。そのかわり社会保障はよく、生活は保障されています。             {日本のような自己責任さけんでる国・社会で低所得世帯に税とり、消費税も上げて、なんだかんだで間接税的なものとったら、ますます死人だそうです。刑務所行く人増えそうです。}

この方は住民税の累進性の復活を提案しています。

 

事業費補正

「がんばる地方を応援する!」と安部さんが唱えたそうです。その結果格差が広がったそうです。増田プランでさえ誘導策だそうです。ひも付き誘導策はますます悪化させるそうです。

 

 

東京は三位一体改革でも大丈夫ですが、例えば震災の兵庫県は1000億たりないそうです。滋賀県は400億不足だそうです。財政が危機的になると県事業はきらないといけなくなります。無駄なものもありますが、必要なものまで削られます。地方財政計画で地方交付税がきまるそうです。総額は決まっています。この総額は小泉政権でどんどん減らされました。地方削り東京の競争力強化です。東京が猛反発ですが、財務省は東京削って地方にまわそうと言い出したそうです。東京対地方の構図つくられて、国の支出は増えません。財務省の既得権・面目はまもれます。  地方交付税総額ふやさないといけないようです。

 

 

誘致

グローバル化で競争的分権論にあおられているそうです。地方にもまだ開発志向があるところもあるそうです。札束誘致がされているそうです。企業から値踏みされています。必要なのは、札束誘致でなく、都市と農村の共生・地域に溶け込んだ企業だそうです。

 

 

地方分権21世紀ビジョン懇談会

1分権五原則・・・・・自由と責任・小さい政府・個性の競争・住民の責任・情報開示の徹底

2報告書案による提言・・・・・新分権一括法・地方債の完全自由化・再生型破綻法則・財源配分見直し・交付税改革・補助金改革・地方の歳出削減・地方行革・道州制・市町村合併・都道府県と市町村の関係の見なおし。  国は面倒見れないから自己責任で!

 

 

地方六団体提言

1地方行政会議の設置(いままで、意見言い難かった。要望レベルだった)

2地方税充実強化。不交付税団体人口の大幅増

3地方交付税を地方共有税に(財務省のおかねじゃない!地方のだ!)

4国庫補助負担金の総件数を半減

5国と地方の関係の総点検による財政再建

6財政再建基準の透明化等

7新地方分権一括法の制定

  この提言は最後の以外、国に無視されたそうです。         

 {本当なら当事者(地方自治体)無視ですすめられてるんですねえ。地方は改革に権利ないけど責任はとれですか?}{比較したら地方の提案のほうが地方の自立・地方活性にはよさそうです。ひも付き財源は自立さまたげそうです。うちの現在の知識情報では自治体提案のほうがよさそうな気がしますけど。}

 

 

財政健全化法の問題点

1早期是正による中央統制の強化と自治体のリストラ誘導

2制度の複雑化と官僚統制の問題

3指標の妥当性

4実質公債比率を財政再建基準になじむか?

5連結実質赤字比率の算出方法と基準値は?将来負担比率の義務付けは必要か?

6早期是正における国などの勧告をどうみるのか?

7中山間地域の小規模自治体への影響は?

8議会・監査委員は指標妥当性をチェックできるか?

 

 

政府の役割

1今求められているのは、中央政府による所得再分配機能の再構築。自治体による対人サービス充実

2中央政府による所得再分配機能を強めるために、所得税の累進課税強化・社会保障制度の再構築と強化

3自治体の対人サービスを拡充するための財源の充実が必要。そのために分権と税財制改革

 

地方六団体提言手がかりに

1国と地方代表者等が協議するものを法律に基づき設置

2大幅に税源移譲国庫補助金半減。ただし自治体の一般財源を拡充するもの。

3国や市場による規律以前に住民主導による財政再建

4地方共有税・・マクロの財政保障・地方と国の協議の法律に基づく場とセット

こういう内容でした。

 

 

今、自治体はかなり大変だそうです。拠点病院の内科が閉鎖に追い込まれたりしています。自治体行政は生活に密着したものです。国がくしゃみしたら自治体は風邪をひくのが現状らしいです。政権のご機嫌うかがいぴりぴりして、過剰反応しやすい構造のようです。悪意の不在で、犠牲者がつぎつぎでています。政権の叫ぶ新自由主義は現場に到達した時は大変なものになっているのかも。生き残るために誰もが大変で、そのため悲劇の連鎖・再生産がされていく場合もありそうです。

さまざまな現場で、どこも悲鳴あげているそうです。終わりのみえないグローバル競争で、個人棄てて国全体の繁栄維持競争に耐えられますか? 奴隷状態の労働・物価の安い国に競争して勝てますか?広大な国土・資源・資本の国と競争して勝てますか?企業生かすために奴隷労働の覚悟ありますか?  やがて共倒れにはなりませんか?

 

うちは弱い人間です。まったく覚悟はありません。できません。

 


歴史の英知 [政治]

ベアテさんが来日し京都・東京他数箇所で講演されています。

 ベアテさんはウィーンで生まれて、5歳の時日本にきて15歳でカリフォルニアの大学進学まで日本にいました。日本社会で育ったともいえるでしょう。ベアテさんはその間リアルに日本の女性を見てきました。夫の後ろ下がって歩く・家に人がまねかれても会話に参加しない・給仕をする・夫の給料コントロールするなどです。家庭では存在感がありましたが社会的権利はありませんでした。

 

 大学の学長の「女性は結婚・家事だけでなく、教育うけて社会に還元しなければいけない」という言葉が心に残ったそうです。留学中に国交断絶により孤立してしまいます。両親は日本なんです。収入得るために報道機関の職を得ますが、当時は女性は記事を書かせてもらえませんでした。リサーチのお仕事です。19歳で大学卒業してのことでした。世界をまわり軍国主義とかいろいろみてきたそうです。数ヶ国語が自由にはなせたそうです。

 

 戦後、日本に戻るために、軍のお仕事を得ました。さっそく家に行きましたが、石の柱が一本立っているだけでした。お隣さんや近所のお家もみんな焼けていたそうです。ベアテさんは両親を探して無事再会を果たせました。

(よかったですね)

 

 ベアテさんのお仕事は民生局でした。ここで日本政府の代表の人達と政策を作っていったそうです。ある日20人ぐらいが極秘に呼ばれました。憲法制定会議が極秘のうちにできたそうです。人権担当が3人でそのうちの一人がベアテさんでした。その時若干22歳でした。図書館まわり世界各国の憲法集めたそうです。草案作成命令ではわずか一週間なのでもうものすごくいそがしかったようです。ベアテさんは「何が日本にあうのか」「何が日本の女性に必要なのか?」を考えたそうです。そうして、いろんな権利をいれようと考えました。具体的に詳しく入れました。

(いままでは国のためのなので、権利なんてなかったもの)

 

 運営委員会に条項推薦したら、男性委員達が社会福祉条項に反対しました。理由は「これは民法だ」というものです。でもベアテさんは民法改正まっていたらとても時間かかりいつの事になるのかわからないといい激しくくいさがったそうです。ベアテさんの草案は削られて短くなりましたが、こうして「婚姻は両性の合意に・・・」という24条   「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利・・」という25条などがつくられていったそうです。かなり縮められて不満でしたが、受け入れるしかなかったそうです。

 

 草案が日本政府にわたり、1ヵ月後3月4日民生局運営委員会と日本政府代表との秘密会議がありました。ベアテさんは草案作成者でなく、通訳として呼ばれました。会議はもめにもめました。とても長引き大変なものだったそうです。天皇制はかなり時間とったそうです。どの文字つかうとか、細かい細部まで議論されたようです。日本政府はベアテさんの通訳には好印象もったそうです。日本政府の依頼した通訳もいたそうです。最初はみんな男女平等に反対したんですが、午前2時、日本側は24条を通過させました。

  当時、政府はあまり喜びませんでしたが国民は喜んだそうです。 ただマッカーサーによりかかれた事を知らない人が多かったそうです。占領軍が返ったとたん、保守学者・保守政治家から改正主張し始めました。ベアテさんは「押し付け憲法といいますが、自分達のより良いものを押し付けといいますか?」と言いました。

(当時の生き証人の証言を是非記録に)(確かにアメリカ憲法より1歩進んだ当時最先端の憲法だったかもしれません。)

 

 1885年から女性投票の主張あったそうです。日本は歴史的に輸入してそれを自分のものにしてきました。憲法の作者はGHQ?市民グループ?政党?ベアテさんは「憲法の本当の作者は歴史の英知では?」と。

(とんでもない人権無視の政治・社会・戦争など悲惨な歴史を繰り返してきた過去の世界中の教訓がそこには生かせようとした努力があるのかもしれませんね。)

 

 占領がおわりアメリカで職探しをしましたが、当時アメリカでさえ女性はお仕事得にくかったそうです。数ヶ国語ができる人材なのに・・。仕方なくバレエ・モダンなどのダンス教室にしたそうです。市川房枝さんがきたときは通訳となりました。市川さんとアイゼンハワー大統領の面談がありました。

戦後、はじめての女性の投票できる選挙をみたそうです。さまざまなおおくの女性達が投票に訪れました。すごかったそうです。女性代議士が39人当選したらしいです。

 「権利もらっても、それを毎日の生活にとりいれるのは大変です。歴史的に60年は長くないです。草案権利が毎日の生活に生きること願っています」ということでした。

 

「政府案は拒否されたから・占領下だから押し付けだ!」

「市民から・政党から草案がだされて生かされているから押し付けでない!」

議論はつきることなさそうです。でも戦前のは国民のためでなく、国家のための憲法です。国が国民に科すものでした。たとえ押し付けだったとしても、今のほうがはるかにいいです。参政権すらないし道徳・愛国心・富国叫ばれて、良妻賢母強制されるのもねえ・・。


改造内閣 [政治]

今までの日記リストです。     http://blog.so-net.ne.jp/life-ayu/2007-08-16-7

 安倍改造内閣の与謝野馨さんのコメントが文藝春秋に載っていました。与謝野さんは政界では指折りの政策通と言われるそうです。

 A  与謝野さんによると安倍改造内閣の直面する問題は
1政治姿勢・・・・・一人一人けじめのついた閣僚としての本来あるべき姿
2政策・・・・・地方経済をどうするか?ばら撒きの時代でないので各地域の将来を考えた地方政策
この二つをあげてました。   

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影を語る [政治]

今までの日記リストです。     http://blog.so-net.ne.jp/life-ayu/2007-08-16-7

 

加藤さんといえば要職を歴任した政治の中心にいた人の一人です。この加藤さんのインタビューが載っていました。加藤さんはどう考えているのか興味もち読んでみました。

 

A   加藤さんによると、安倍政権の課題は

1アジアの国々に対する外交はどうあるべきか

2“構造改革”とか、“市場原理”とか、“できるだけ民間へ”というのは、いったい何に基づいて、どういう理念で行うべきなのかを再検証すること

この二つをあげていました。

安部さんは“再チャレンジ”ということを言い出したんですが、それについては再チャレンジというのは、基本が利潤原理に基づく競争社会が前提です。改革の「光と影」が論じられ始めた時だから、限界にぶつかりました。改革の善し悪し、光と影を真正面から論じなければいけなかった。という感じのものでした。

 

  B   福田さんがやるべき事は

 パフォーマンスでなく、信頼回復だそうです。厳しいグローバル競争での疲れで帰った時の落ち着く場所「落ち着き・癒し」が必要だそうです。政治が家庭に口出しするのでなく、小中学校区などの地域コミュが重要だそうです。

公理というのがあり、市場原理主義やグローバライゼーションといえども、人命や人権を損なうようなことをしてはならないそうです。加藤さんはこれだけでなく、第2の公理として主張したい日本においては地域を根底から壊すような競争原理は許さないということを主張しています。小さい政府・大きい政府でなく、増やす所は増やす。減らす所は減らすのがよいそうです。

 必要なのはサービス合戦でなく問題提起だそうです。医療、介護、教育、防衛、道路などについても大ざっぱでもいいから数字を交えながら問題提起をしていくのが福田さんの務めだそうです。

 

 

同じ自民党でもいろいろな人がいるんですね。競争しながらも人命・人権を大切にしなくてはならないというのは必要な事だと思いました。一人一人の人命・人権守るのは国の必要なお仕事ですもの。加藤さんの意思を正しく伝えるためによければ原文どうぞ。

「改革の影」を語る勇気を

http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20070921/135676/?P=2

 


集団安心保障 [政治]

 

http://blog.so-net.ne.jp/life-ayu/2007-08-16-7

安部さん残念ながらうまくいかなかったようですが、その要因分析に「え~~!」ていうのがありました。 

 渡辺さんへのインタビューが載っていました。 それによると、「新自由主義」と「新保守主義」の狭間で、立ち尽くしてしまったことが安倍首相の失敗の本質だとコメントしていました。

 ( 「新自由主義」と「新保守主義」て時々みかけるけど、別だったの?!  )

 

渡辺さんのお話だと、なんでも、本来、安部さんは新保守主義で、小泉さんが新自由主義だそうです。

 新自由主義というのは、 世界的には1970年代に登場したそうです。。大企業の競争力を阻害する規制や制度を撤廃・緩和し、競争力を回復させることで経済発展を促がす考え方です。法人税を減税したり、社会保障の総額を抑制して財政規模を削減します。規制緩和を進めて、労使関係の規制や地場産業、農業の保護策も撤廃するそうです。 

(競うあうことで、能力・効率が高まると捉えてるのでしょう。 そうかもしれませんね?その反面で弱肉強食という影もでることも?)

 それ以前は、世界では、企業と高額所得者から多額の税金を集めて、教育や福祉、医療制度を通じて中流階層に所得を再分配することで、安定した「国民統合」を実現してきたそうです。
 でも日本は、福祉国家型の所得再分配ではなく、地方の公共事業投資で結果的に所得格差を是正するものだったそうです。福祉政策としては不十分でも、経済発展で雇用をつくったみたいです。

(今では積極的公共事業はばら撒きで、赤字の温床と見られることもあるそうです。)

 新自由主義では中間層が解体されていき、社会が分裂していくそうです。でもグローバル化のためにそうならざるを得ないそうです。公共事業が財政を肥大化させ、税負担が重い・競争力のない企業は淘汰されないという二つの非効率があうそうです。これをなんとかしないと競争力が落ちて生き残れないようです。 いくら日本企業が優秀でも、賃金水準が32分の1という中国にはかなわないので、新自由主義は必要に迫られたものだそうです。


 小泉さんは新自由主義者だそうです。
利益誘導型・開発型の経済発展を主導してきた自民1党独裁と官僚支配に対する国民の不満に、小泉改革が答えたからあれだけの人気があったそうです。
(そういえば、小泉さんは道徳の押し付け、愛国心叫んだり、社会秩序で国民監視や、教育への介入もほとんどしてませんでしたね? )

 安部さんは本来は新自由主義でなく、新保守主義者だそうです。
壊れていく社会を防ぐには新自由主義辞めるか、新保守主義唱えるかしかなかったそうです。
安部さんは教育再生・国民投票とか新保守主義始めました。
新保守主義だと復古主義になります。行き過ぎた競争・自由に反対なのです。
新自由主義派との対立が生ずるそうです。教育バウチャー制度とかは新自由主義派へのものらしいです。

(愛国心・道徳・社会秩序叫んでました)

 敗因の一つは民主党の大転換だそうです。民主党が構造改革路線やめたことによるそうです。
(え!それまで構造改革路線だったの?!)
民主党の3つの約束「年金」「子ども手当て」「農業の戸別所得補償制度」は、新自由主義ではなく福祉国家型だそうです。
 自民党の支持基盤は、大企業や高額所得者から集めた税金を公共事業投資という形で再分配されてきた地方の有権者だったそうです。このために自民党王国だった県から、新自由主義で見放された支持者が、続々と民主党支持にまわったのかもしれませんね。

(民主党の方が保守?)


 日本と欧州の新保守の違いは、農村や地域社会や伝統を壊してしまった日本と、これらを重視する欧州だそうです。
 日本の保守は伝統重視しないで、農村から都市にに送り出し高度成長させてきたそうです。
むしろ革新系の方が建築物の高さ制限などを主張して、伝統を守ろうとしてきたそうです。
  企業が共同体を形成してきました。世界の中で、日本ほど従業員が団結した企業はなかったそうです。そういえば労使協調でストも少ないし、自分達の会社という思いがあったそうですよね。
それを新自由主義は壊してしまったそうです。

 (「会社は誰のもの」も参考にどうぞ。http://blog.so-net.ne.jp/life-ayu/2007-09-01


選択肢は4つだそうです。
1つは構造改革をさらに推進する急進的な新自由主義
2つめは構造改革をマイルドに進める漸進的な新自由主義
3つめは構造改革の痛みの手当てとして新保守主義を持ち込む考え方
最後は福祉国家型の政策に転換する考え方です

(どれも大変そう・・)

 日本で新保守主義すすめるなら、競争や成長をある程度は抑止し、所得の再分配によって、地域の共同性を再建するために、労働者や市民を戻さないとできないそうです。 新保守主義の代表の安部さんが降りて、急進的な小泉さんの再登場ないなら、自民党は漸進的な構造改革派内の争いになるようです。漸進派と急進派を行ったり来たりする状況は、危機的だそうです。


 渡辺さんの提案では、例えば自国の農業の保護も認めるのがよいそうです。でもこれは日本だけでは実現しないそうです。欧州連合がなぜ福祉政策や環境規制を維持できるのかといえば、EU共通の経済圏の中で税制や労働条件の統合を行ったからで、まともに米国と競争しないで済むからだそうです。

(非常におおきな克服してく課題を抱えた方法のようですね。)

 「東アジア自由経済圏」構想など、ある種の共通経済圏によって新自由主義を止めて、共通の労働条件規制や環境規制を導入も、大きな政治的問題かかえていても考えていかないといけないようです。
もはや日本一国で守る事はできないようです。


新政権、本当の課題http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20070913/134917/

 

この渡辺さんのインタビューみて、思い出したのが、お手本?のアメリカです。

 自由放任主義(新自由主義?)のグループの一部は道徳叫ぶグループと対立しています。本来自由放任主義は国に介入されるのを嫌います。だから個人の生活・信条とかに介入する道徳叫ぶ勢力に不満だそうです。権力への不信感があるそうです。

新自由主義と新保守主義をやるのは、やはりアクセルとブレーキを同時に使う負担の大きなものなんでしょうか?

ほんと政治て大変なんですね。もはや日本だけでは解決できないんですねえ。
世界各国が新自由主義競争を激しく始めたら大変かも? すさまじい生き残り競争で、やがては破綻して、また悲惨な過去の歴史がくりかえされるかも?

でも世界みんなで、こういう競争やめたら怖くない(笑い)でもそれができないから苦労してるんでしょうね。
かつて新自由主義のモデル?ともいわれる自由放任主義・古典的資本主義が世界大恐慌引き起こした要因の一つと言われています。それは戦争の要因にもなったそうです。くれぐれもそうなりませんように。

 参考に・・・反小泉さんの安倍政権?


社民的な保守 [政治]

 

南ドイツ新聞に 「社民的な保守」は可能か 、という記事が目にとまりました。現在ドイツは好調らしいです。

要点ですが、
 キリスト教民主同盟(CDU)が、社会民主党(SPD)も顔負けの社会民主主義的なスローガンを前面に掲げたそうです。メルケル首相率いるCDUは主要国首脳会議での地球温暖化対策のとりまとめで主導権を握ったことなどで、国内外で政治的求心力を高めていて、12月初めの党大会で、政策転換したいようです。

 メルケル首相の持論は「すべての者の関与」だそうです。例えば、社会的格差の解消・高齢者就労のハンディキャップ是正・教育改革など・社会政策的色彩の濃いもので、従来のCDU体質の社会政策的視点の欠如というの反省によるもののようです。

  党基本政策会議の演説で
 「国民すべてに平等なチャンスを」
「すべての人が繁栄の恩恵に浴さねばならない」
「すべての国民に教育の機会平等を」
「創造力とやる気を青少年に与える教育を考えよう」
「寿命の伸びは結構だが、50歳半ばで職を失うような事態に甘んじるべきではない」と訴えたそうです。
メルケル首相の考えの根底には戦後ドイツの礎となった「社会市場経済」があるそうです。

参考までに主な政党です。 
キリスト教民主同盟(CDU) 幅広い層の有権者の支持獲得に成功しており、国民政党とみなされている。原則的に、高齢者、疾病者、障害者、失業者に収入を保障する社会福祉国家を肯定する立場をとる。どちらかといえば自営業者、経営者、企業家といった層を吸収しています。

ドイツ社会民主党(SPD)   幅広い層の有権者の支持獲得に成功しており、国民政党とみなされている。原則的に、高齢者、疾病者、障害者、失業者に収入を保障する社会福祉国家を肯定する立場をとる。どちらかといえば労働組合寄りである。

自由民主党(FDP)  信条とするのは、市場への国家の介入を可能な限り抑えることだ。FDPは国民政党ではない。特に高所得層、高学歴層から支持されている。
ドイツ大使館資料より要約


今日は9月11日です。  亡くなられた方のご冥福をお祈りします。テロがなくなることを願っています。


一筋のあかり  ---イラクーーー [政治]

連日のテロで悲惨なイラクですが、希望がみえる記事をみつけました。
 
 
以下タイムズ・オブ・インディア(インド) 2007年7月31日 です。
イラク・チームの得点
 http://www.worldtimes.co.jp/wtop/paper/html_fr07/sr070731.html

テロが連日おきている、激しい武力対立で悲惨な状況。そんなイラクの一筋の希望を与えてくれたのかもしれませんね。

反小泉さんの安倍政権? [政治]

民主党の圧勝・自民党の大敗の選挙でした。

原因は政治とかね・閣僚の失言・年金問題とか言われています。そんななかこんな記事をみつけました。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20070806/131744/

自民大敗、本当の理由

小泉改革路線に逆行する安倍自民を国民が拒絶



このお話だと安倍さんと小泉さんは違う事してるみたいですねえ・・。

もうひとつ小泉さんの記事です。
日経ビジネスです。
「小泉さん、もう1回総理やって」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20070801/131466/
 
やはり小泉さんは強いです。逆風選挙でも小泉さんの演説は満員・支援候補も他より当選率高かったそうです。なんで、こんなに人気なんでしょう?


負の遺産? [政治]

小学校に不発弾、陸自が回収
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=268914&media_id=4


 山梨県富士河口湖町の西浜小学校の校舎内倉庫で、不発弾がみつかったそうです。明治時代のものだそうです。
まだ不発弾が国内に残ってるらしいです。
最初からなければ、危険もないし、費用もかからないのに・・。この費用でおにぎりあげられるのに。
まあその当時はそういう時代だったのでしょうけど。
今世界中に不発弾どころか地雷がうじゃうじゃしてます。これは非人道的なものです。 取り除くのはとても危険で、多くの手間・犠牲・費用が付きまといます。
どんな主義・政治姿勢だろうが、人々を死なせたり、障がい負わせたりして、解決しようというのは早くなくなってほしいです。
誰一人政治の都合で殺されない世界に!

みなさまどうかお願いします。 [政治]

当選された方おめでとうございます。                   ブログ読者募集中^_^
みなさんいい政治しようという今の気持ちを忘れず、励んでくださいね。

フランスのサルコジ大統領が当選した時

「私(サルコジ)はロワイヤル氏と彼女に投票した人びとにも敬意を表する。私は全てのフランス国民の大統領である。 」

「フランスは一つしかない。フランス国民も一つしかない。社会の片隅に取り残される者を生み出してはならない。」
と言いました。おごることなく、敗者への配慮も忘れずお願いします。

自民党のみなさま。
今回は厳しい結果になってしまいましたが、引き続き改革を進められるでしょう。残念なのはその影で、おかねが理由で亡くなる方らえの事があまり触れられないことです。「責任政党」だから光だけでなく、影の部分で福祉縮小で生きられなくなる人が出ないように、改革進められるようにお願いします。
財界・お金持ちとの人脈のある方もおおいでしょう。この強み生かしてぜひ協力して福祉を守りながらの改革をお願いします。

民主党のみなさま。
今回勝利でしたが、おごることなくはげんでください。
参議院にもちゃんと存在の必要性があるはずです。
第一党ですから、参議院の価値も考えていい政治お願いします。
出された法案を充分に国会や委員会で審議してくださいね。

公明党のみなさま
自民党のみなさんを外から見てどこが不安があるのか指摘してあげてください。与党同士なら考慮してもらえるかも。

共産党のみなさま
議席少なく、声あげてもなかなか届かないでしょうが、それでも叫び続けください。団体献金受け取らない。相手がどこでもチェックする「たしかな野党」でこれからもがんばってくださいね。
自民党の方は弱者の視点があまり得意でないので、その部分をカバーしてあげてくださいね。

社民党のみなさま
小さい政党で議案提出も党首会談も困難でしょう。情報も集まらず案も充分にできないかもしれませんが、だされた法案を十分吟味してどこに不充分なところがあるのか、どうすればもっとよくなるのかおしえてあげてくださいね。 少数の立場の弱い人の声も取り上げてくださいね。

その他の政党・諸派・無所属・全議員のみなさま。

お仕事山ほどあるでしょうが、うちのお願いは2つに絞ります。
1貧困で生きられない人を救済してください。
2まじめに働いているのに貧困に落ちていく人がでないようにしてください。

誰もが、将来路頭に迷う不安のない国になることを心から願います。
財政厳しく容易でないでしょうが、主義や党派こえてみんなで知恵だしあって一人も見捨てられることのない政治を心からお願いします。


引渡し [政治]

                       
2007.07.24 のCNNにこんな記事が

「リビアで終身刑の看護師ら6人、ブルガリアに帰国し恩赦 」
この記事によると
リビアで400人以上の子どもをエイズウイルス(HIV)に感染させたとして死刑判決を受け、先週終身刑に減刑されたブルガリア人看護師5人とパレスチナ人医師1人が釈放され帰国したそうです。欧州委員会のフェレロワルトナー委員(対外関係・欧州近隣国政策)とフランスのセシリア・サルコジ大統領夫人は、釈放に向けた外交努力としてリビアを訪問していたそうです。
海外ではニュースになっているようです。USA TODAY のニュースでもありました。
情報がこれしかないのでよくわかりませんが・・。なにがエイズウイルスに感染させたのでしょう?
エイズは遅らせることはできてもいずれ発病しますよね。400人上もの人が将来エイズで亡くなるかもしれないんですよね?
なんで身柄引渡し?
謎です・・。
どなたか詳しい方おられますか?

それにしても感染した人はほんとうにかわいそうです。この人達が最後の犠牲者となりますように。

良好な関係 [政治]

日経ビジネスに載っていました。
シリーズ:日米関係は大丈夫か?(1) 未来志向の価値観論争で“政冷民熱”を乗り越えよ 冷泉 彰彦
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20070718/130057/

慰安婦問題の謝罪要求決議では対処を誤って沈静化に失敗したし、北朝鮮問題への対応では「日本外し」とも受け取れるような展開になってきています。
その一方で、米軍の再編問題や牛肉輸入の拡大では日本側は一方的な譲歩を迫られているそうです。日米関係の不安が指摘されてるみたいです。

気になってたんですが、ブッシュ政権式で福祉削減・防衛重視・小さい政府・道徳とかの路線ですよねえ。なんか民主党の議員とも関係重視してない気がしてたんですけど、この記事にはそう書いてますね。
どれみても安部さんの訪米はやはり失敗なんでしょうかねえ? ブッシュ政権は近く終わるのでその次の政権と良好にいけるんでしょうか?


憲法改正推進力 [政治]

憲法問題は海外でも注目されてるようです。

BBCニュースです。                    
・・・英語です^_^; 恐ろしくながくて大変ですけど・・。

Revising Japan's 'ambiguous' constitution
By Chris Hogg
BBC News, Tokyo
http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/6283952.stm

 

冒頭部分です。

Later this month Japanese politicians will be fighting an election that will decide the make-up of the upper house of parliament.

It is a first important electoral test for Shinzo Abe as prime minister. He took on the job last autumn and his popularity has been in decline ever since.

One issue that is attracting a fair amount of attention is his plan to reform the country's pacifist constitution. 以上冒頭部分


目にとまった物は、
大きな問題は平和憲法を改革する彼(安倍さん)の計画です。
原文は英語でかかれました。それを再考できるように翻訳されました。これが重要であることがわかりました。 民主主義・女性の権利・日本が二度と出征しないと課しました。
保守的政治家吉田氏が日本は一人の兵士も認めないと議会でいいました。
とかです。

BBCの別ニュースです。冒頭部分です。

Profile: Shinzo Abe

Shinzo Abe comes from an impressive political dynasty
When Shinzo Abe took office in September 2006, he became Japan's youngest prime minister since World War II.
He was seen as a man in predecessor Junichiro Koizumi's image - telegenic, outspoken and with a similar popular appeal to voters.

In the early days of his premiership he scored a number of political hits, achieving a high-level rapprochement with China and winning local support with his tough line on North Korea.

But a series of scandals and gaffes - both by him and his ministers - have harmed the government, and his approval ratings have fallen dramatically.

Analysts believe a heavy loss for his ruling Liberal Democratic Party in upper house elections could force him from office. 以上冒頭部分


http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/4392480.stm 全文です。

安倍さんの紹介とかです。慰安婦・原爆とかもふれてるようです。どなたか英語得意な方読んでみては?


核兵器 [政治]

タイムズ・オブ・インディア の2006年の論説です。
「もう1つのならず者国家 」です。
 
 北朝鮮核保有について
以下記事より
{ 北朝鮮は9番目の核保有国となり、国際社会からさらに孤立する道を意図的に選択した。核実験を実施するに当たり、唯一の友好国である中国の助言も拒否した。このため中国は、北朝鮮に一定の制裁を科すことに同意した。 }以上
 
『北朝鮮をすでに核保有国と位置付けていますね。』
 
北朝鮮とパキスタン
以下記事より
 {北朝鮮の行動を理解するためには、パキスタンを研究する必要がある。北朝鮮とパキスタンは、核とミサイルの拡散で緊密な関係を築いてきた。この関係は、ベナジル・ブット首相(当時)が1994年にピョンヤンを訪問したときから始まった。
 その取引は、パキスタンが北朝鮮にウランの遠心分離技術を提供し、それと引き換えに北朝鮮がパキスタンに長距離ミサイル技術を提供するというものだった。 }以上
 
『北朝鮮訪問は知りませんでした。訪問の裏でこんな大きなことがあったんですねえ。
御互いほしいものを提供しあったということでしょうか? パキスタンはインドが仮想敵国ですよね?インドとの戦争を想定しての軍拡でしょうか?』
 
 
取引内容
以下記事より
{ パキスタンのムシャラフ大統領は、この取引はA・Q・カーンという1人の人物を中心に行われたもので、パキスタンは国家も軍も、そのことを知らなかったという立場をとっている。しかし、この説明には説得力がなく、ムシャラフ大統領自身が、その著書の中で、カーン博士がパキスタン空軍機で遠心分離器21台を北朝鮮に運んだことを認めている。
 パキスタンはその見返りに北朝鮮のノドン・ミサイルを入手、ガウリと命名した。北朝鮮の核実験についてムシャラフ大統領は、北朝鮮の実験はプルトニウム型であるのに対して、パキスタンの核兵器はウラン型であり、パキスタンと北朝鮮のやり取りが今回の実験とは無関係であることが証明されたと主張した。 }以上
 
『おそろしい取引ですね。かなりパキスタンとインドの相互不信が深刻なのでしょうか。』
 
 
取引の結果分析
以下記事より
 {大統領は正しいのかもしれない。でも実験から4日後に大統領はどのようにして、実験がプルトニウム型だったことを知ったのだろうか。
 北朝鮮がパキスタンから得たのは単に遠心分離技術だけではない。米国による政権を交代させる企てに対して、どのように核兵器や核物質を使うかという教訓もパキスタンから得た。 }以上
 
『技術だけでなく、おおきな政治的価値を北朝鮮が得たんですね。!これは東アジアやアメリカにおおきな影響あたえるのでしょうか?』
 
 
 
まとめ
以下記事より
 {北朝鮮はいま、政権の安定が外部からの援助によって十分支えられなければ、資金を得るために核技術および核物質の売却を検討せざるを得ないであろうと主張できる立場になった。北朝鮮の不安定化は、核兵器と核物質が国家ではない当事者の手に渡る危険性をもたらす。北朝鮮は、パキスタンの先例に従って、米国、中国、韓国を相手にその核兵器を、政権の安定を保証させる手段として使おうとしている。
 パキスタンは、遠心分離技術以上に価値のあるものを北朝鮮に提供したのだ。それは、核兵器とテロ支援を組み合わせれば、国際社会はその政権を支え資金も提供してくれるという概念だったのである。}以上

『つまり北朝鮮が世界中のテロリストに核を売りつけるぞ!と北朝鮮に有利な政策にしないと、脅すことができる力与えたという事ですか!?』
 
 
 以上タイムズ・オブ・インディアより

どんどん広がるのはほんとこわいです。 核兵器で空腹は満たされません。病気の治療はできません。
非核の先頭にたって国際貢献するのは日本の役割ではないでしょうか?
それが広島長崎で悲惨な死を遂げられた方への供養かと思います。

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